※本記事はプロモーション広告を含みます。
にわかに注目を集めるソラナ(SOL)
卓越した処理能力と取引手数料の安さから次世代のブロックチェーンと呼ばれ、イーサリアム(ETH)を脅かす「イーサリアムキラー」筆頭との呼び声も高いソラナ(SOL)。
その利便性からdApps(分散型アプリケーション)開発、NFT(非代替性トークン)やミームコインの発行など多様なプロジェクトが展開されるプラットフォームとして多くのユーザーや開発者などから支持されています。
全銘柄で時価総額5位と、名実ともにトップクラスのプロジェクトであるソラナが今、米国トランプ大統領の公式ミームコイン「TRUMP」発行をきっかけに再度注目を集めています。
本記事では、ソラナがどのように注目される存在となったのか、その背景と仕組み、そして将来性を解説します。
- ソラナ(SOL)とは
- 1-1 ソラナ(SOL)の価格動向
- ソラナ(SOL)の5つの特徴
- 2-1 高速な処理速度と安価な取引手数料
- 2-2 他のブロックチェーンと相互運用性がある
- 2-3 ステーキングで報酬が得られる
- 2-4 dAppsやミームコイン展開など幅広い経済圏を持つ
- 2-5 ネットワークの安定性や分散性が課題
- ソラナ(SOL)の将来性
- 3-1 トランプ大統領の公式ミームコイン「TRUMP」の動向
- 3-2 ソラナ(SOL)ETF承認の可能性
- 3-3 エコシステムの拡大
- 3-4 大企業や機関投資家の購入
- 3-5 ソラナモバイルのWeb特化型スマホの発売
- ソラナ(SOL)の買い方・増やし方
- ソラナ(SOL)のまとめ
目次
1.ソラナ(SOL)とは
ソラナ(SOL)は、高速で低コストな取引処理を実現する次世代ブロックチェーンです。
独自のアルゴリズム「Proof of History(PoH)」により1秒間に数千件の取引を処理可能で、手数料も極めて低いのが特徴です。この優れた性能により、多数のプロジェクトのプラットフォームとして好評を博しています。
ソラナのエコシステムは、「Serum」などのDEX(分散型取引所)、「Magic Eden」などのNFTマーケットプレイス、『STEPN』などのブロックチェーンゲームを含む多岐に渡る領域のプロジェクトで構成されています。
トレンドであるミームコイン発行のプラットフォームとしても活況を呈しています。犬系ミーム「BONK」、猫系ミーム「MEW」など動物を模したプロジェクトを中心に盛り上がりを見せ、2025年1月にはトランプ米大統領の公式ミームコイン「TRUMP」が発行された際にはSOLが急騰(その後、メラニア夫人の「MELANIA」も発行)。
My NEW Official Trump Meme is HERE! It’s time to celebrate everything we stand for: WINNING! Join my very special Trump Community. GET YOUR $TRUMP NOW. Go to https://t.co/GX3ZxT5xyq — Have Fun! pic.twitter.com/flIKYyfBrC
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) January 18, 2025
SOLは、ネットワークの取引手数料やステーキング報酬として利用され、長期的な成長が期待される銘柄の一つです。このように、高速性やエコシステムの拡大により、ソラナは仮想通貨市場での存在感を高めています。
1-1 ソラナ(SOL)の価格動向
2020年のローンチ時点では100円ほどだったが、2021年1月から11月にかけて急激な上昇を見せ、26000円台まで駆け上がりました。これは、ビットコインなど仮想通貨市場全体の強気相場の時期と重なります。
しかし、2022年になるとロシアのウクライナ進行、大手レンディング事業者や当時世界2位のグローバル取引所FTXの破綻など、仮想通貨市場に悪材料が相次ぎ、状況は一変。
FTXがSOLを多く保有していたことや元CEOのサム・バンクマン=フリード氏がプロジェクトに関与していたことも相まって、SOLは暴落し一時1300円台をつけます。他の銘柄と比較してもSOLの下落幅は顕著でした。
一時はプロジェクトの存続が危ぶまれましたが、2023年10月からの仮想通貨全体の急騰にあわせてSOLも驚異的な上昇を見せます。その後もビットコインETF承認など市場全体における好材料が続き、仮想通貨推進政策を掲げるトランプ氏の大統領就任直後の現在は、2021年当時の最高値を超える36000円台を付けています。
2.ソラナ(SOL)の5つの特徴
ここからは、ソラナの5つの特徴についてそれぞれ解説していきます。
2-1 高速な処理速度と安価な取引手数料
ソラナは執筆時点で毎秒4000件以上のトランザクション(取引)を処理でき、ガス代(ネットワーク手数料)の中央値は約0.1円と非常に安価です(下図参照)。
処理能力に課題があるイーサリアムのメインネットの処理スピードは秒間15~20、ガス代は約600円(執筆時点)であることを考慮すれば、ソラナの利便性の高さがわかると思います。
この迅速で安価なトランザクション処理実現には、ソラナのアルゴリズムが深く関わっています。ソラナでは「Proof of Stake(PoS)」「Proof of History(PoH)」「Tower BFT」と、トランザクションの承認に関わるアルゴリズムが3つ存在します。
中でもPoHは、ネットワークに参画するノード(コンピュータ)同士の同期を必要としないことから、処理速度の向上に大きく貢献しています。
2-2 他のブロックチェーンと相互運用性がある
異なるブロックチェーン同士で資産を受け渡せる状態を「相互運用性がある」という言い方をします。
現状、相互運用性の実現に焦点を当てたポルカドット(DOT)やコスモス(ATOM)など一部のプロジェクトを除き、基本的にブロックチェーンには相互運用性がなく仮想通貨全体の課題とされています。
しかしソラナでは、「Wormhole」というブリッジ(接続)機能によりイーサリアムと互いに資産を受け渡しができます。これにより、イーサリアムのユーザーや資産をソラナのエコシステムに取り込むことが可能になります。
2-3 ステーキングで報酬が得られる
ソラナで採用される3つのアルゴリズムのうち「Proof of Stake(PoS)」では、SOLをネットワークに預け入れブロック生成に貢献する(ステーキングする)ことでSOLで報酬を受け取ることができます。
PoSやステーキングの仕組みについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
ちなみに、国内取引所のビットポイント・SBI VCトレード・GMOコインなどではSOLのステーキングサービスを提供しているため、口座にSOLを保有しているだけで毎月報酬を受け取ることができます。詳しくは「4.ソラナ(SOL)の買い方・増やし方」で解説します。
2-4 dAppsやミームコイン展開など幅広い経済圏を持つ
ソラナ上では、以下のような多岐に渡るアプリケーションやプロジェクトが展開されており、幅広いエコシステムが存在します。
- DEX(分散型取引所):Raydium、Serumなど
- NFTマーケットプレイス:Magic Eden、SolSeaなど
- NFTゲーム:STEPN、Star Atlasなど
- ウォレット:Phantom、SolFlareなど
- ミームコイン関連:Pump.fun、BONK、TRUMP、MELANIAなど
その高速・低コストな特性を活かし、多様な分野でのプロジェクト展開を可能にしています。DeFi、NFT、ゲーム、インフラ、ツールなどのエコシステムが広がり続けています。
2-5 ネットワークの安定性や分散性の課題
ソラナは過去に複数回、トランザクション過多による処理詰まりなどが原因でネットワーク全体が停止する事態が発生しています。復旧に20時間以上擁する大規模障害も含まれ、価格の下落を招いたこともありました。
また、ソラナのネットワークに参加するには高スペックなノード(コンピュータ)が必要とされ運営コストが嵩むことから、参加者が限定されています。一般的にネットワークの運用を行うノードが少ないとセキュリティ、およびガバナンスリスクがあるとされます。
3.ソラナ(SOL)の将来性
ここからは、ソラナの価格に影響を及ぼし得る材料についてそれぞれ解説します。
3-1 トランプ大統領の公式ミームコイン「TRUMP」の動向
ソラナ上では数多くのミームコインが発行されていますが、2025年1月に米大統領のトランプ氏による「TRUMP」が発行された際にはSOLが急騰しました。
その後メラニア夫人の「MELANIA」がソラナ上で発行されましたが、今後TRUMPやMELANIAの取引の活性化によりSOLの価格に上昇圧力がかかる可能性が考えられます。
さらには、そのほかの政治家を含めた著名人のミームコイン発行も考えられるため、ミームコインのトレンドが続く限りはSOLの価格にポジティブに働く可能性があります。
3-2 ソラナ(SOL)ETF承認の可能性
米国では2024年にビットコインとイーサリアムの現物型ETF(上場投資信託)が初承認され、各社が申請したETFが証券会社に上場。大企業や機関投資家の買いを招き多額の資金が流入しました。
同国で次にETFが承認される銘柄として、時価総額上位のSOLやXRPが有力視されており、すでにVanEckやBitwiseなど多数の企業がソラナETFを米SEC(証券取引委員会)に申請しています。
ソラナETFが承認され機関投資家の買いが集まれば、SOLの価格が上昇する可能性が高いでしょう。
3-3 エコシステムの拡大
ソラナ上ではエコシステムが形成されていると説明しましたが、今後それが拡大すればSOLの取引が活発化し価格上昇の要因になり得ます。
イーサリアムの有力なdAppsの移植や注目されるミームコインプロジェクトの台頭などが注目ポイントと言えるでしょう。
3-4 大企業や機関投資家の購入
大企業や機関投資家の購入事例が増えればSOLの価格上昇が期待できます。
すでに事例が蓄積しつつあり、例えばカナダの仮想通貨投資企業Sol StrategiesはSOLの戦略的備蓄を掲げ複数回SOLの購入を実施。また、資産運用会社Pantera Capitalは367億円相当のSOLを購入するため大口投資家から資金調達をしているとの報道もありました。
日本の上場企業では、かつて仮想通貨交換業者ビットポイントジャパンの親会社であったリミックスポイントや、GFAの子会社でミームコイン投資に力を入れるGFA CapitalもSOLの将来性を評価し投資しています。
3-5 ソラナモバイルのWeb特化型スマホの発売
ソラナの開発元であるソラナラボ傘下のソラナモバイルが開発し2023年6月に一般販売を開始したWeb3特化型スマートフォン「Saga」は、秘密鍵を安全に保管できるほか、dApps利用に最適化されています。
2023年12月にはSaga購入者へのミームコイン「BONK」のエアドロップ(無料配布)実施が決定したことで、Sagaの購入者が続出し完売しました。配布されたBONKの価格がSagaの価格を上回っていたことでも話題を呼びました。
2025年5月には同社による新たなスマホ「Seeker」が発売予定。Sagaの機能に加え、仮想通貨に特化した改良が行われることもわかっています。ソラナモバイルによる次世代スマホの発売が投資家の関心を集め、SOLへの資金流入を促す可能性が考えられます。
4.ソラナ(SOL)の買い方・増やし方
ここでは、SOLを国内暗号資産取引所で購入し、その後に運用して増やす方法を解説します。手順は以下の通りです。
ビットポイントやSBI VCトレードなどSOLのステーキングサービスを提供する取引所であれば、SOLを保有しているだけで増やすことができます(詳しくは後述)。
- 暗号資産取引所で口座開設
- 日本円を入金
- 暗号資産取引所でSOLを購入
4-1 暗号資産取引所で口座開設
SOLを取扱う主な取引所は以下の通りです。
- ビットポイント
- SBI VCトレード
- GMOコイン
- bitbank
- バイナンスジャパン
このうち、ビットポイント・SBI VCトレード・GMOコインは、SOLを口座に保有しているだけで毎月SOLを報酬として受け取れるステーキングサービスを提供していますので、これらの取引所で口座開設するとよいでしょう。
なかでもビットポイントは、現在SOLステーキングサービスを提供中の国内取引所の中で、最高の報酬率です。
口座開設の手順はどの取引所でも概ね同様で、以下の通りです。審査にかかる時間は、1~3営業日程度ですが、最大で1週間程度かかる場合があります。
- 取引所の公式サイトで「口座開設」をタップ
- メールアドレスを入力
- 届いた確認メールを開き、本登録のURLをタップ
- 氏名、住所、取引目的などの必要項目を入力
- 本人確認書類をアップロード
4-2 日本円を入金
口座開設の審査が完了したら、メールアドレスとパスワードを入力してログイン。「入金」ボタンから指定された口座に日本円を入金します。
4-3 暗号資産取引所でSOLを購入
日本円の入金が完了したら、SOLを購入します。
暗号資産の売買では、販売所サービスと取引所サービス(板取引)がありますが、coindogでは手数料を大幅に抑えられる取引所サービスの利用を推奨しています。やり方や両者の違いについての詳細は以下の記事で解説しています。
ちなみにビットポイント・SBI VCトレード・コインチェックなどの仮想通貨取引所ではアプリで板取引はできないため、ブラウザでログインして活用しましょう。
先述のSOLステーキングサービスを提供する仮想通貨取引所であれば、保有しているだけで毎月口座にSOLが付与されます。報酬率は取引所によって異なりますが、年率換算で3%前後のケースが多いです(国内取引所ではビットポイントが最高水準)。
5.ソラナ(SOL)のまとめ
今注目されるソラナの仕組みや特徴、価格を左右する今後の材料、国内取引所でのSOLの買い方や増やし方を解説しました。
本記事の要点は以下の通りです。
- ソラナは優れた処理性能と手数料の安さを武器とするブロックチェーン
- 幅広いエコシステムを有するほか、イーサリアムと資産の受け渡しができる
- PoSによりステーキングで報酬としてSOLを受け取れる
- 過去に何度かネットワーク障害で取引が停止される事態も
- ソラナ上でトランプ大統領の公式ミームコインが発行されSOLの価格が急騰
- 今後ソラナETFが承認されたり大企業の買いが入ったりすれば価格上昇が見込める
参考:ソラナ公式サイト
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り