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仮想通貨の取扱い国内最多のバイナンスジャパン
2023年に国内の暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン業界を揺るがす出来事がありました。それは、世界最大級の仮想通貨交換業者バイナンスによる日本上陸の発表です。
同年8月に国内でサービスを提供開始したバイナンスジャパンは、グローバル版バイナンスのサービスには劣るものの、ローンチ時点で取扱い銘柄数が国内最多を記録。
その後のサービス展開にも投資家や市場関係者の注目が集まっています。
本記事では、バイナンスジャパンの全取扱い銘柄など基本情報に加え、メリット・デメリットや関連サービス、今後の展望など情報を網羅しましたのでぜひ最後までお読みください。
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- バイナンスジャパンってどんな仮想通貨取引所?
- 1-1 グローバル版バイナンスとは
- 1-2 日本上陸までの経緯
- 1-3 取扱い銘柄など基本情報
- 1-4 アプリの画面
- バイナンスジャパンのメリット/デメリット
- 2-1 バイナンスジャパンの3つのメリット
- 2-2 バイナンスジャパンのデメリット
- バイナンスジャパンのセキュリティレベルは?
- バイナンスジャパンの仮想通貨関連サービス
- 4-1 積み立てサービス
- 4-2 レンディングサービス「Simple Earn」
- 4-3 NFTマーケットプレイス「Binance NFT」
- バイナンスジャパンが提供予定のサービスと展望
- バイナンスジャパンまとめ
目次
1.バイナンスジャパンってどんな仮想通貨取引所?
バイナンスジャパンは、世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスの日本支社であるBinance Japan株式会社が提供する仮想通貨取引所サービス。
Binance Japan社は、バイナンスが仮想通貨取次所を運営していたサクラエクスチェンジビットコイン株式会社(SEBC)を買収する形で設立。代表取締役には、過去にグローバル取引所クラーケンの日本法人の代表を務めた千野剛司氏が就任しました。
2023年8月にローンチされた同サービスは、提供開始時点で取扱い銘柄数最多を記録。その後も急ピッチで新規銘柄の上場を図っています。
その他、グローバル版と共有した板取引、流動性の高いNFT(非代替性トークン)マーケットプレイスを提供するなど業界の最前線にいるバイナンスの強みが継承されたサービスと言えます。
以下は、グローバル展開する仮想通貨取引所の日本向けサービスOKCoinJapanとBitTradeの解説記事です。併せてお読みください。
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1-1 グローバル版バイナンスとは
2017年に提供開始のグローバル版バイナンスは、世界最大手の呼び声高い仮想通貨取引所。
約1.5億人のユーザーを抱える他、1日の平均取引量は約10兆円に上ります。調査会社によれば、2022年末時点に世界中のビットコインの現物取引のうち90%以上がバイナンスにて行われました。また、取扱い銘柄数は350を超えます。
創設者の「CZ(シージー)」こと、チャンポン・ジャオ氏は、創業180日以内にバイナンスを取引量世界最大の取引所に成長させ、IEOサービス「バイナンスローンチパッド」など先進的なサービスを次々に生み出したことで、その経営手腕が高く評価されています。
一方、CZ氏は2023年11月、反マネーロンダリング法違反の容疑を認めCEOを辞任。米当局はバイナンスに対して43億ドル(約6370億円)の支払いを求めました。また、同年12月には別件で米当局より13.5億ドル(約2000億円)の罰金の支払いを求められています。
CEOの退任に加え、巨額の和解金の支払いなど苦境に立たされるグローバル版バイナンスの経営状況が、日本法人に影響を与える可能性が懸念されます。
1-2 日本上陸までの経緯
以前、グローバル版バイナンスは無許可で日本国内にてサービス提供していましたが、2018年に金融庁から警告を受け撤退。2020年に日本でサービス提供を再開していますが、翌年に金融庁から再度警告を受けています。
その後は規制に準拠した形でサービス提供するため、SEBCを買収し正式に日本の仮想通貨交換業のライセンスを取得しました。
日本のユーザーに対しては、それまで提供していたグローバル版から新たに開発した日本版のプラットフォームへの移行を経てサービス提供が行われています。
プラットフォーム移行に伴い、グローバル版では350銘柄以上取扱いがあるが日本版ではローンチ時点で34と大幅に縮小。また、現状、日本版ではグローバル版で提供されている各種デリバティブ取引サービス・ステーキングサービス・IEOプラットフォームなどはありません。
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1-3 取扱い銘柄など基本情報
バイナンスジャパンの取扱い銘柄や各種手数料など基本情報を以下の表にまとめました。
なお、サクラエクスチェンジビットコインがバイナンスに買収される前に取次業者として取り扱っていたシンボル(XYM)・モナコイン(MONA)・フレア(FLR)・コスプレトークン(COT)については「一時中止扱い」としており、取扱い方針が決定次第改めて発表すると述べていました。
基本情報 | 取引所(円建て) | 販売所 |
---|---|---|
取扱い銘柄(24年10月時点) |
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最小取引単位(BTC) |
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最大取引単位(BTC) |
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取引手数料/スプレッド |
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入出金手数料 |
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レバレッジ取引 | × | |
スマホアプリ | 〇 | |
関連サービス | 積み立て/レンディング/NFTマーケット |
1-4 アプリの画面
以下は、バイナンスジャパンのアプリの騰落率と取引所サービス(板取引)の画面です。
1-4-1 騰落率
1-4-2 取引所サービス
2.バイナンスジャパンのメリット/デメリット
ここからは、バイナンスジャパンのメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。
2-1 バイナンスジャパンの3つのメリット
バイナンスジャパンのメリットは以下の3点です。
2-1-1 取扱い銘柄数国内最多
バイナンスジャパンの取扱い銘柄数は55種類で国内最多です。国内で最も仮想通貨投資における銘柄の選択肢が多い取引所として優位性を確立しています。
同取引所は早期の100銘柄の取扱いに意欲を示していることから、今後も新規上場の勢い継続が見込まれます。
また、取扱い銘柄の中には、ビルドアンドビルド(BNB)・アルゴランド(ALGO)など国内で初めて取扱い開始した銘柄も含まれ、国内未上場銘柄のリストにも積極的です。
- バイナンスの独自トークン「ビルドアンドビルド(BNB)」とは
バイナンスの独自トークン「ビルドアンドビルド(BNB)」は、いわゆる仮想通貨交換業者が発行する「取引所トークン」の一つ。
かつては「バイナンスコイン(BNB)」という名称でしたが、バイナンスの枠組みを超えたエコシステムを形成していることから、2022年にリブランディングし現在の名称となりました。
BNBは、同社が開発する安価なガス代(ネットワーク手数料)と高速なトランザクションを特徴とする独自ブロックチェーン「BNBチェーン」上で発行されます。
BNBの保有者は、バイナンスのプラットフォーム内で各種手数料の割引きが適用される他、BNBチェーン上でのステーキングやガバナンス投票などの用途もあります。
時価総額ランキングは4位、価格は執筆時点で95000円に迫っています。2023年後半から2024年にかけた強気相場の恩恵を受け、大幅な上昇を遂げた銘柄の一つに数えられます。
なお、BNBは取扱い銘柄が国内最多水準のbitbankにも上場しています。
2-1-2 グローバル版と板を共有で流動性が高い
バイナンスジャパンの取引所サービス(板取引)は、グローバル版と板を共有しているため流動性が高いです。
流動性が高いほど自身が希望する価格とタイミングで約定しやすくなるため、取引機会の損失を避けて快適にトレードができます。
ただし、円建ての板取引の対応銘柄は10種類のみである点に注意しましょう。
2-1-3 日本円の出金手数料が安い
他の取引所では日本円の出金手数料は500円前後のサービスが多いですが、バイナンスジャパンは150円と低く設定されています。
数百円の差とはいえ、頻繁に出金する場合は塵も積もれば山となるため侮れません。
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2-2 バイナンスジャパンのデメリット
一方で、バイナンスジャパンのデメリットとしては以下の点が挙げられます。
2-2-1 サービスが分かりにくい
バイナンスジャパンのホームページおよびアプリのインターフェイスでは、グローバル版でしか利用できないサービスが混在しており、どれがバイナンスジャパンのサービスかわかりにくく混乱を招く仕様になっています。
また、サービスに関するサポート体制は、チャットサポートの活用やFAQによる情報提供といったサポートがありますが電話やメールによるサポートは実施しないため不十分と言えます。
2-2-2 板取引で円建ての通貨ペアが少ない
板取引はグローバル版と板を共有しているものの、円建ての取引ができる銘柄は現状、10種類に限定されています。
仮想通貨建ての取引ペアの種類は多いものの、仮想通貨同士を交換した場合、当該銘柄で含み益があれば利益確定とみなされ課税対象となります。
このようなデメリットを含め、仮想通貨建ての取引きは税金の計算が煩雑になる傾向があるため推奨しません。
円建ての取引ペアの拡充が待たれますが、幸い、同取引所は以下のように早期の実現に取り組む姿勢を示しています。
大切なご意見ありがとうございます🙏
一刻早くJPY建ての取引ペアを増やせるよう頑張ります— Binance Japan🇯🇵 (@_BinanceJapan) April 9, 2024
2-2-3 仮想通貨関連サービスが少ない
仮想通貨の取引サービスを除く関連サービスの提供は、積み立てサービス、レンディングサービス「Simple Earn」、NFTマーケットプレイスのみ。
他の取引所がステーキングサービスの拡充やその他独自サービスでプレゼンスを増す中、ローンチされてから日が浅いバイナンスジャパンはその点、あまり差別化を図ることができていません。
ただし、同取引所は今後、グローバル版が提供するステーキングやIEOを含めた各種サービスを展開予定としていることから利便性の向上が期待できます。
2-2-4 他の国内仮想通貨取引所との間で仮想通貨の入出金ができない
2023年に制定された仮想通貨取引所間の送金規則などを定める「トラベルルール」により、同じ送金プロトコルを採用する取引所同士でしか送金ができないこととなりました。
バイナンスジャパンが採用する送金プロトコルは「グローバル・トラベル・ルール(GTR)」と呼ばれるもので、他の国内取引所でこのプロトコルを採用する業者はありません。
したがって、バイナンスジャパンからは他のどの国内取引所との間でも仮想通貨の入出金ができません。
3.バイナンスジャパンのセキュリティレベルは?
ここでは、バイナンスジャパンが実施するセキュリティ対策について解説します。
バイナンスグループは、セキュリティの強化を含めたユーザー保護に最優先課題として取り組む姿勢を示していますが、以下のように堅牢な体制が構築されています。
なお、同グループは万が一セキュリティシステムを突破され顧客の預かり資産が流出してしまったときのために「SAFU(Safe Asset Fund for Users)」という緊急保険基金を運用しています。
同グループの収益の一部をSAFUに積み立てることで、ユーザーの資産の流出時に同基金から補填することができます。2022年11月時点のSAFU約の残高は約1000億円だといいます。
3-1 資産の分別管理
日本円と仮想通貨の両方において、顧客資産と同社の資産とを分別管理しています。
3-2 コールドウォレット管理
ユーザーの資金と資産の大部分をインターネットから物理的に隔離されたコールドウォレットにて保管しているため、ハッキングによる資産流出のリスクは低いでしょう。
3-3 マルチシグ方式・閾値署名スキームの導入
仮想通貨の送付の際、一つのアドレスに複数の秘密鍵を必要とするマルチシグ方式やトランザクションのセキュリティを強化する閾値署名スキーム(TSS)の導入により、ユーザーの資産管理の安全性を高めています。
3-4 システムのリアルタイム監視
リスク管理システムにより、資金の出金・パスワードのリセット・二段階認証のリセット・メールアドレスの変更などの操作をリアルタイムで監視し、異常なアクティビティを検出しています。
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4.バイナンスジャパンの仮想通貨関連サービス
ここでは、バイナンスジャパンが提供する仮想通貨関連サービスについて解説します。
4-1 積み立てサービス
積み立てサービスでは、仮想通貨を事前に設定した金額・頻度で自動購入して積み立てることができます。
積み立てのサイクルは「1時間・4時間・8時間・12時間・毎日・週次・隔週・毎月」の8パターンから選択できます。また、積み立てる銘柄は複数選択できるほか、それぞれの積立額の配分まで自在に設定できます。
なお、積み立てサービスは下記のレンディングサービスと組み合わせることで、購入した仮想通貨を自動的に貸し出して利回りを得ることもできます。
4-2 レンディングサービス「Simple Earn」
レンディングサービス「Simple Earn」では、保有する仮想通貨を同社に貸し出すことで一定の利回りを受け取ることができるサービスです。
貸出期間は最短14日から最長120日間のプランがあり、希望する期間を選んで申し込むことができます。利回りは貸し出す期間が長いほど高くなり、銘柄によっても利回りは大きく異なります。
他社のレンディングサービスと比較して高報酬であるのが特徴です。また、上述の積立サービスと組み合わせて、新たに自動購入した銘柄を自動的に貸し出して利回りを得ることもできます。
4-3 NFTマーケットプレイス「Binance NFT」
バイナンスが提供するNFTマーケットプレイス「Binance NFT」は、バイナンスジャパンで口座開設していれば利用できます。
BNBチェーン・イーサリアムチェーン・ポリゴンチェーン・ビットコインチェーン上のNFTが取り扱われており、国内外の数多くのプロジェクトの作品を取引できます。
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5.バイナンスジャパンが提供予定のサービスと展望
Binance Japan代表の千野氏は方々で、今後展開予定のサービスや展望などについて語っています。
以下は、同氏が明かした展開予定のサービスです。
- 先物を含むレバレッジ取引サービス
- IEOプラットフォーム「バイナンスローンチパッド」
- ステーキングサービス
- Binance Pay
また、今後の展望としては、取扱い銘柄100種類突破の早期実現、ステーブルコインを活用したセキュリティトークンオファリング(STO)の決済領域、決済プラットフォーム「Binance Pay」の加盟店獲得、地方創生におけるDAOソリューションなどを挙げています。
特に2023年6月の改正資金決済法の施行により解禁となったステーブルコインには商機を見出しており、実際、同社は同年9月に三菱UFJ信託銀行株式会社とともに新たなステーブルコインの発行に向けた検討開始を発表しています。
さらに、仮想通貨取引の枠を超え、バイナンスのエコシステムを日本の民間企業や行政と連携させる展望も明かしており、国内証券会社と提携する可能性も示唆しています。
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6.バイナンスジャパンまとめ
ここまで、バイナンスジャパンの全取扱い銘柄など基本情報、メリット/デメリット、セキュリティ対策、仮想通貨サービスや今後の展望などを紹介しました。
重要ポイントをまとめると以下の通りです。
- 仮想通貨取引所バイナンスジャパンは、世界最大級の仮想通貨交換業者バイナンスグループの日本法人Binance Japan社が運営
- バイナンスが国内仮想通貨取次業者サクラエクスチェンジビットコインを買収して日本でサービス展開を開始
- 取扱い銘柄数国内最多、流動性の高さなどがメリット
- サービスがわかりにくく、板取引で円建て通貨ペアが少ないなどのデメリットがある
- セキュリティに力を入れており、万が一顧客資産が流出しても緊急保険基金から補填される
- 今後IEOやステーキング、レバレッジ取引などグローバル版と同等の水準のサービスを展開予定
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仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り