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仮想通貨交換業者Himalaya Japanと契約
ブロックチェーンゲームやNFTの開発を行う株式会社プラチナエッグは31日、同社が発行する自社トークンについて、24日に暗号資産(仮想通貨)交換業者Himalaya Japan株式会社と仮想通貨取引所への上場支援を行うための契約を締結したと発表した。事実上のIEO実施に向けた取り組みと思われる。
Himalaya Japan社は、仮想通貨取引所「Himalaya Exchange Japan」を運営する国内仮想通貨交換業者。元々の商号はBitgate株式会社でサービス名も「Bitgate」であったが、2022年8月に商号およびサービス名を現在ものに変更している。
プラチナエッグは、「クロスリンク」や「クリプトダービー」などのブロックチェーンゲームをはじめとした計10本以上のブロックチェーン・メタバースの開発実績がある企業。
「クロスリンク」と連動して動作するNFTマーケットプレイス「トークンリンク」や、ステーブルコイン「JPYA」「USDA」の開発も手掛ける。
Himalaya Exchange Japanに上場か
今回の発表における、プラチナエッグの「自社発行トークン」の詳細は現時点で定かでないが、現在開発中のブロックチェーンゲーム「クライマーズ」のホワイトペーパーによれば、同タイトルでは複数のトークンが存在し、全体のガバナンスには「$MITHRIL」というトークンを採用している。
同作においてキャラクターの使用のために所有する必要があるトークンを「キャラメダル」と呼ぶが、$MITHRILはそのキャラメダルのプレセールへの参加券、投票権、ステーキングなどのユーティリティがあるという。
同作は、賞金獲得やキャラクタートークンなどの要素を取り入れたスマートフォン向けバトルロイヤルレースゲームだ。
Himalaya Japanは、「新規暗号資産取り扱い支援サポート」サービスを提供しており、仮想通貨の取扱い申請を支援する取り組みを行っている。同サービスによる支援の流れは以下の通り。
公式サイトには明記されていないが、同サービスはIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)と同等のスキームと考えられる。
同社は2022年7月に観光に特化したデジタル通貨「ルーラコイン」を展開する株式会社ルーラと、「Travel-to-Earn(旅行して稼ぐ)」をコンセプトにした仮想通貨「ルーラトークン」のIEO実現に向けたプロジェクト開始を発表している。
国内IEOは、コインチェックによるパレットトークン(PLT)およびフィナンシェトークン(FNCT)、GMOコインによるFCRコイン(FCR)がすでに実施されている。29日にはcoinbookとDMMビットコインがアイドルグループ創造プロジェクトに活用される仮想通貨「Nippon Idol Token」のIEOについて、申し込み受付を開始したところだ。
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そのほか、bitFlyer、BitTrade、OKCoinJapan、CoinBestもそれぞれIEO実施に向けた取り組みを発表している。
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参考:公式発表