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SBI VCトレードに14銘柄上場
暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードは2日、株式会社DMM Bitcoinが提供する仮想通貨取引所サービス「DMMビットコイン」の全ての口座及び預かり資産の移管を受け入れることについて、両社間で基本合意したことを発表した。
今回の合意により、DMMビットコインの預かり資産(日本円と仮想通貨)は、2025年春頃を目途に全てSBI VCトレードに移管される予定とした。
なお、現在SBI VCトレードが取扱っておらずDMMビットコインにて取扱っている現物取引の14銘柄については、預かり資産の移管受け入れ前までに上場させるという。今後も口座と預かり資産移管に関する本契約の締結に向けて両社で協議を継続する方針だ。
資産移管の完了後、DMMビットコインは廃業する予定。
DMMビットコインが経営再建を断念
5月、DMMビットコインで480億円相当のBTCが不正流出する事件が発生した。預かり分のBTCの全量補償を表明し6月には同グループ内から資金調達などを実施。流出相当分以上のBTCの調達完了を発表していた。
しかし、9月に金融庁は同社に業務改善命令を発出。システムリスク管理態勢等および仮想通貨の流出リスクへの対応について、重大な問題があるとし「杜撰な管理実態が認められる」と指摘。いまだ流出事件の原因究明には至っていない。
DMMビットコインは事件発生の発表以来、新規口座開設や仮想通貨の購入など一部サービスを停止している。
廃業理由について同社は、「このような状況が長引くことは、お客さまの利便性を大きく損なうと判断」した説明。顧客保護を最優先に考え、口座及び預かり資産を他社に移管する決定をしたとし、謝罪した。
なお、レバレッジ取引における未決済ポジションは移管対象外となるため、移管日前の一定の期日までに全て決済する必要がある。
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仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り