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仮想通貨トレードの幅を広げる「レバレッジ取引」
暗号資産(仮想通貨)市場は、その価格変動の大きさから短期間で大きな利益も狙える魅力的な領域です。
特に「レバレッジ取引」を活用すれば、少額資金でも最大2倍の金額で取引が可能になります。ただし、この大きなチャンスには、損失も同様に膨らむリスクが伴うため中上級者向けの取引と言えます。
本記事では、仮想通貨レバレッジ取引の仕組みやメリット・デメリット、リスク管理のポイントをわかりやすく解説します。
レバレッジを賢く使いこなし、資産運用の幅を広げるための第一歩を踏み出しましょう!
- 仮想通貨のレバレッジ取引とは
- 1-1 レバレッジ取引の種類
- 1-2 現物取引とレバレッジ取引の違い
- 仮想通貨のレバレッジ取引のメリット・デメリット
- 1-1 レバレッジ取引の5つのメリット
- 1-2 レバレッジ取引のデメリット
- 仮想通貨のレバレッジ取引の注意点
- 3-1 証拠金維持率を常に意識(ロスカットと追証のリスク)
- 3-2 余剰資金で取引
- 3-3 損切りを徹底
- 3-4 ショート(空売り)のリスク
- 3-5 「寝ポジ」は避ける
- 仮想通貨のレバレッジ取引におすすめの取引所
- 4-1 SBI VCトレード
- 4-2 GMOコイン
- 4-3 bitbank
- 仮想通貨のレバレッジ取引のやり方
- 仮想通貨のレバレッジ取引のまとめ
目次
1.仮想通貨のレバレッジ取引とは
レバレッジ取引とは、「証拠金」を預け入れることで自身の保有資金以上の規模で取引ができる仕組みのこと。少額の資金でも効率的に利益を狙うことができます。
日本の仮想通貨取引所のレバレッジ取引は、証拠金の最大2倍の金額の取引が可能です。例えば、レバレッジを2倍にした場合、5万円の証拠金で10万円分の取引ができます。
取引を開始することを「ポジションを持つ」という言い方をします。買いのポジションは「ロング」、売りのポジションは「ショート(空売り)」と呼びます。
「ショート(空売り)」では、価格の下落による利益を狙える点も特徴の一つ。相場の上下にかかわらず利益を狙えるため収益機会やトレード戦略を多様化させることができます。
一方で、レバレッジ取引にはリスクも伴います。レバレッジの倍率の大きさにより損失も拡大するため、資金管理が非常に重要です。
また、損失が一定の金額を超えた場合には、強制決済される「ロスカット」や追加で証拠金の預け入れを求められる「追証」のリスクもあります(詳しくは「2-2 レバレッジ取引のデメリット」と「3.仮想通貨のレバレッジ取引の注意点」で解説)。
1-1 レバレッジ取引の種類
レバレッジ取引は、仮想通貨に限らず以下のような様々な取引において採用されています。それぞれの違いをその下の表にまとめました。
- 仮想通貨のレバレッジ取引
- 株式の信用取引
- 先物取引
- FX(外国為替証拠金取引)
取引対象 | 倍率 | 取引期限 | |
---|---|---|---|
仮想通貨のレバレッジ取引 |
仮想通貨 |
2倍 |
なし(仮想通貨の先物取引を除く) |
株式の信用取引 |
株式 |
~約3.3倍 |
あり |
先物取引 |
農産物/石油/貴金属/株価指数など |
~約30倍 |
あり |
FX |
通貨ペア |
25倍 |
なし |
日本の法律で仮想通貨のレバレッジ取引の最大倍率は2倍と定められています。その高いボラティリティ(価格変動率)によるリスクから投資家を保護するため、先物取引やFXなどと比較して上限が低く設定されています。
取引期限を見てみると、株式の信用取引や先物取引は決済して取引を完結させる期限が定められていますが、FXや仮想通貨のレバレッジ取引では期限がありません(先物取引型の仮想通貨レバレッジ取引は除く)。
1-2 現物取引とレバレッジ取引の違い
仮想通貨取引は「現物取引」と「レバレッジ取引」に大別できます。
1-2-1 現物取引とは
現物取引は、口座に入金したお金で実際に仮想通貨を売買する取引です。購入時よりも売却時の方が価格が上昇していれば利益が発生し、下落していれば損失が出ます。
例えば、現物取引で1BTC=500万円の時点で、0.1BTC(=50万円)を購入したとします。その後、1BTC=550万円に達した時点で保有していた0.1BTCを売却した場合、0.1BTC×550万円となり、5万円の利益を得ることができます。
どちらかと言えば長期保有に向いています。また、現物取引では口座に預けてある日本円の額以上の取引はできません。
1-2-2 現物取引と比較したレバレッジ取引の特徴
一方、レバレッジ取引では証拠金の2倍の金額まで取引できるため、上記の例で言えば25万円を証拠金として預け入れることで同じ取引(50万円分のBTCのロング)を行えます。
価格の上昇時に利益を狙う「買い(ロング)」のほか、下落時に収益が発生する「空売り(ショート)」というポジションを持つことも可能です。
レバレッジ取引では資金効率を向上させられるメリットがある反面、損失のリスクも比例して大きくなるリスクもあります。また、損失が膨らみ証拠金の残高が一定以下の金額になるとロスカット(ポジションの強制決済)や追証が発生するため常に証拠金維持率に気を配る必要があります。
日付を跨ぐごとにレバレッジ手数料(建玉管理手数料:多くの取引所で1日当たり0.04%程度)が発生するため、短期トレードに向いています。
価格差のみの取引で現金にて清算するため、実際に仮想通貨の受け渡しは行われません。したがって、仮想通貨を他のウォレットに移動させることもできません。
2.レバレッジ取引のメリット・デメリット
ここからは、レバレッジ取引のメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。
2-1 レバレッジ取引の5つのメリット
まずは、レバレッジ取引の5つのメリットについてです。
2-1-1 少ない資金で大きな利益を狙える
先述の通りレバレッジ取引では、現物取引よりも大きな金額(証拠金の2倍が限度)で取引が可能です。
少ない資金でより大きなリターンを狙うことができます。
2-1-2 「ショート(空売り)」で価格の下落時に利益を狙える
レバレッジ取引では「買った後に売る」だけでなく「先に売って後で買う」という取引ができます。この価格の下落時に利益を出せる取引のことを「ショート(空売り)」と言います。
例えば、1BTCを500万円でショート(空売り)し、その後BTCが400万円になった場合に決済(ポジションを解消)すれば100万円の利益が出ます。ポジションを持った銘柄の値下がりにより利益を得た格好です。
現物取引は買いからしか始められませんが、売りからも始められることで買いでも売りでも利益を狙うことができ収益機会が倍になります。
また、現物取引では長期保有するケースが多く、価格が下落した際も売却しないという選択をすることが多いと思われます。そのような時にショートポジションを持つことで現物取引での下落による損失を相殺し、リスクを回避するという使い方もできます。
2-1-3 取引手数料が安い
レバレッジ取引では、取引所側は現物の仕入れや保管などのコストがかからないため手数料が安く設定されています。
現物取引の販売所サービスと比較すると、買いと売りのスプレッド(価格差)が狭く好条件で取引できます。
2-1-4 ハッキングされない
売買の価格差のみで決済を行い仮想通貨の現物の受け渡しがないため、保有するポジションが「ハッキング」されることはありません。
大きな金額のポジションを持っていてもそれ自体が流出することはないため安心です。
2-1-5 24時間365日取引できる
仮想通貨のレバレッジ取引は、現物取引と同じく24時間365日取引できます(メンテナンス時を除く)。一般的な金融商品にはないメリット言えるでしょう。
2-2 レバレッジ取引のデメリット
次にレバレッジ取引のデメリットを解説します。
2-2-1 損失のリスクも大きい
2倍のレバレッジをかけて予想通りに相場が動いた場合は利益は倍になりますが、予想を外せば損失も倍になります。
株式などでは投資家保護のために暴騰・暴落を防ぐストップ高やストップ安という仕組みがありますが、ビットコインなど仮想通貨にはそれがないため、特に極端な価格変動を起こす局面ではリスク管理が必須です。
2-2-2 レバレッジ手数料(建玉管理手数料)がかかる
仮想通貨のレバレッジ取引では、ポジションを持つ際に取引手数料やスプレッド(売買価格の差)のほか、ポジション(=建玉)を翌日に持ち越すたびにレバレッジ手数料(=建玉管理手数料)が発生します。
多くの取引所では1日あたり、保有するポジションの金額×0.04%のレバレッジ手数料が設けられています。例えば、100万円のポジションを保有する場合、1日当たり400円の手数料が発生します。
長期保有するとその分、手数料が嵩んでしまうため、レバレッジ取引は短期トレードに向いています。
2-2-3 ロスカット・追証のリスクがある
レバレッジ取引では、損失が一定水準に達した場合の対応として「ロスカット」と「追証(追加証拠金)」という仕組みがあります。
ロスカットは、プラットフォーム側がユーザーが保有するポジションを強制的に決済する仕組み。仮想通貨取引所ごとに「必要証拠金が~%以下になった場合に発動する」と定められています。
ユーザーの意思に関係なくポジションを解消させられるリスクがある点は、現物取引にはないデメリットと言えます。ただし、ロスカットは必ずしもデメリットのみではなく、損失が無限に膨らむことを防いでくれる仕組みでもあります。
追証は損失によって証拠金が不足した場合に、不足分の証拠金の追加入金を求められる制度のこと。各仮想通貨取引所は毎日決まった時間に、ユーザーが保有するポジションの証拠金維持率を判定し、一定の割合を下回った場合に追証の対象となります。
追証では、指定された期日までに追加で入金しないと強制ロスカットが行われるほか、信用が低下し今後の取引が制限される場合もあります。一方、期日までに入金し必要な証拠金を満たせばポジションの保有を継続できます。
3.仮想通貨のレバレッジ取引の注意点
ここでは、上記のデメリットを踏まえ、レバレッジ取引を行う上で常に心に留めておくべき注意点を解説します。
3-1 証拠金維持率を常に意識(ロスカットと追証のリスク)
レバレッジ取引では、先述の通り証拠金維持率が一定水準を下回るとロスカット(強制決済)や追証(追加証拠金)のリスクがあります。
証拠金維持率とは、預けた証拠金に対してポジションを維持するために必要な金額の割合を示す指標です。これが100%を下回ると取引所から追証が求められることがあり、ロスカットされると大きな損失が確定します。
取引中は証拠金維持率を常に確認し、十分な余裕を持った資金管理を心がけましょう。
3-2 余剰資金で取引
レバレッジ取引では、大きな利益を狙える一方で、損失も大きくなるリスクがあります。そのため、日常生活に支障をきたさない余剰資金でのみ取引を行うことが鉄則です。
借金や生活費を取引に使うと、損失が出た場合に取り返しのつかない事態に陥る可能性があります。あくまで「失っても生活に影響が出ない資金」を用いることで、冷静な判断を保ちながら取引を進めることができます。
3-3 損切りを徹底
相場が思惑と反対の方向に動いた場合、損失が膨らむ前にポジションを解消する「損切り」の徹底が重要です。損切りを躊躇すると、損失が拡大して証拠金維持率が低下し、最終的にはロスカットされる可能性があります。
あらかじめ「許容できる損失額」を設定し、逆指値注文などの機能を活用して自動的に損切りが行われるように準備しておくと安心です。
逆指値注文とは、ポジション保有前にあらかじめ損切ラインを設定し、その価格に到達したら自動で決済する方法のこと。これにより損失を最低限に抑えることができます。
3-4 ショート(空売り)のリスク
相場が下落することで利益を狙える取引であるショートポジション(売りポジション)は、価格の上昇時に損失が出ることになります。
相場が上昇し続けると理論上、価格がどこまでも上がる可能性があるため、ロングポジション(買いポジション)よりもリスクが高いです。
ショートポジションを持つ際は、リスクを十分理解し小さなポジションから始めるようにしましょう。
3-5 「寝ポジ」は避ける
「寝ポジ」とは、ポジションを持ったまま就寝することを指します。これはできるだけ避けた方がよいです。
相場は24時間変動し、特に仮想通貨市場では夜間や休日でも大きな値動きが発生することがあります。就寝中にに急な変動が起こり、損失が膨らんでロスカットされたり追証を求められたりする可能性もあります。
就寝前や長時間取引を離れる際には、ポジションを解消したり、逆指値注文をしたり、指定した価格に達した際にメール通知される機能を設定したりするなど、リスクを限定するよう心がけましょう。
4.仮想通貨のレバレッジ取引におすすめの取引所
ここでは、レバレッジ取引におすすめの国内暗号資産(仮想通貨)取引所を紹介します。
取扱い銘柄数・手数料・流動性など利便性の観点で以下の3つの取引所を選定しました。
4-1 SBI VCトレード
SBI VCトレードのレバレッジ取引は、板取引はなく販売所サービスのみの提供ではありますが、取扱い銘柄が13種類と国内最多水準です。
レバレッジ手数料は銘柄ごとに設定されており、毎日変動します(こちらで確認できます)。ロングポジションの手数料は多くの銘柄で相場の0.04%を大幅に下回っています。
また、ショートポジションの手数料はビットコインを含む多くの銘柄でマイナス手数料が設けらている点を特徴とし、ユーザーが手数料分の料金を受け取ることができます。
さらに、日本円だけでなく保有する現物の仮想通貨を証拠金として利用できる点も魅力です。保有する現物の銘柄を売却することなくポジションの保有に活用できるため、資金効率を高めることができます。
ロスカットは証拠金維持率が80%以下になった際に発生、追証はポジションが翌日に持ち越されるタイミング(毎取引日の午前7時00分)の判定で証拠金が100%を下回っていると発生します。
以下の記事でレバレッジ取引の取扱い銘柄を含め、SBI VCトレードの特徴を紹介しています。ぜひご覧ください。
4-2 GMOコイン
GMOコインのレバレッジ取引は、販売所と取引所(板取引)の両方の取引サービスが提供されています。前者は14種類、後者は11種類の銘柄に対応しており国内最多水準です。
レバレッジ手数料(建玉管理手数料)は、他の多くの取引所と同じで1日あたりポジションの金額の0.04%が発生します。
ロスカットは証拠金維持率が75%以下になった際に発生、追証はポジションが翌日に持ち越されるタイミング(毎日午前6時30分時点)の判定で証拠金が100%を下回っていると発生します。
以下の記事でレバレッジ取引の取扱い銘柄を含め、GMOコインの特徴を紹介しています。ぜひご覧ください。
4-3 bitbank
bitbankのレバレッジ取引(信用取引)は、取扱いはBTC・ETH・XRPの3銘柄で、日本円の他、仮想通貨を証拠金として預ける入れることができます。
レバレッジ取引は板取引のみの提供ではありますが、現物市場と同じ注文板で取引されるため、流動性が非常に高く、現物取引をするユーザーも恩恵を享受できるのが特徴です。
取引手数料も現物の板取引と同様、板にある価格での注文を表す「テイカー」は0.12%、板にない価格の注文を表す「メイカー」は-0.02%とマイナス手数料が設けられています。建玉管理手数料は0.04%です。
ロスカットは証拠金維持率が25%以下になった際に発生、追証はポジションが翌日に持ち越されるタイミング(毎日15時時点)の判定で証拠金が100%を下回っていると発生します。
以下の記事でレバレッジ取引の取扱い銘柄を含め、bitbankの特徴を紹介しています。ぜひご覧ください。
5.仮想通貨のレバレッジ取引のやり方
ここからは、実践としてレバレッジ取引の実際の手順を見ていきましょう。
販売所のスプレッドが狭く使いやすいSBI VCトレードにおける操作手順を紹介します。スマートフォンの操作手順は以下の通りです。
5-1 新規注文の方法
まずは新規注文は以下の手順です。アプリにログイン後、ホーム画面の「レバレッジ」をタップ。
その後、銘柄選択画面が表示されるため、「Bid/売(ショート)」か「Ask/買(ロング)」を選び、希望する銘柄の価格をタップします(今回の例では「Bid/売」「BTC/JPY」を選びます)。
表示された注文画面で、以下の中から希望する注文方法を選びます。デフォルトでは「成行注文」が選択されています。
- 成功注文:売買の際に価格を指定しない注文方法
- 指値/逆指値:指定した価格に達したら買いか売りの注文を出す
- IFD(イフダン)注文:新規注文と決済注文を同時に発注する(決済注文は利益確定か損切りのいずれかのみ設定)
- IFO(アイエフオー)注文:新規注文と決済注文を同時に発注する(決済注文は利益確定と損切りの2つを同時に設定)
売買数量を指定し、順に「決定」「BTCを売る」「確定する」をタップすると注文が完了します。
5-2 決済の方法
新規注文が成立(約定)すると、ポジションが発生します。ポジションの評価損益は銘柄選択画面で「評価損益」の部分をタップすると確認できます。
決済を行う場合、ポジション一覧で表示された各ポジションをタップします。新規注文の例で使った「成行注文」であれば、即座に決済することができます。
チャート上に緑色の線で表示されている「約定レート」は、先ほど新規発注した注文が成立した価格(建値)です。
以下の画像は、決済で売買したい価格を指定できる「指値注文」を使う方法です。
指値注文を行う際は、まず「指値/逆指値」のタブをタップし、希望する価格を入力。入力したら、順に「決定」「BTCポジションの決済を予約する」「確定する」をタップすると、注文を予約できます。
指値注文で指定した価格が仮想通貨の現在価格と異なる場合、売買は行われず、指定された価格になるまで注文が残り続けます。
6.仮想通貨のレバレッジ取引のまとめ
ここまで、仮想通貨のレバレッジ取引の概要、現物取引との違い、メリット/デメリット、注意点、やり方などを解説してきました。
本記事の重要な点をまとめると以下の通りです。
- レバレッジ取引とは、証拠金を預けることで保有資金以上の規模で取引ができる仕組み
- 少額の資金で大きな利益を狙える反面、損失が膨らむリスクも大きい
- 「保有資金以上の金額で取引できる」「下落時にも利益を狙える」点などが現物取引と異なる
- 「ショートにより下落時に収益機会が得られる」「取引手数料が安い」などのメリットも
- 決済せずにポジションを翌日に持ち越すと、レバレッジ手数料が日ごとに発生
- 証拠金維持率が一定化になるとロスカット・追証のリスクがある
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り