Zaif運営企業ら、NFT関連の新サービス提供へ
株式会社CAICA DIGITALは6日、暗号資産(仮想通貨)の資産運用サービスを展開する株式会社FUELHASHおよびGameFiプラットフォーム「PlayMining」を提供するDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.(以下、DEA)と業務提携契約を締結したことを発表した。
3社は今後、それぞれの知見やリソースをいかし、NFTやGameFiに関連するサービス、IPコンテンツ、共同マーケティング、ゲームギルドビジネス事業などに関して協業する。NFTを購入することで運用収益が付与される新サービスを提供予定とした。
CAICA DIGITALとFUELHASHは4月に業務提携契約を締結し、NFTの購入、運用、運用収益の受取までをシームレスに行うNFT運用サービスの提供に向け、共同マーケティングとゲームギルドビジネス事業に関して協業すると発表していた。
CAICA DIGITALは、仮想通貨取引所Zaifを運営する株式会社カイカエクスチェンジの親会社。NFTローンチパッド「Zaif INO」を運営するほか、仮想通貨の資産運用サービスなど仮想通貨・ブロックチェーン関連事業をグループ各社で手掛ける。
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世界初のNFT運用サービス
3社が構想する新サービスでは、CAICA DIGITALが提供するNFTの一次販売に特化したNFTローンチパッド「Zaif INO」でDEA社のNFTマーケットプレイス「PlayMining NFT」で取扱われるNFTを販売。販売された「PlayMining」NFTをFUELHASHが運営するNFTによる資産運用プラットフォーム「FUELGUILD」で運用し、当該NFTを購入した投資家のZaifの口座に運用収益を付与するというスキームだ。
このサービスについて、FUELHASH代表の紺野勝弥氏は「世界でも類を見ない、新たなGameFiのビジネスモデル構築」と述べている。
「PlayMining NFT」とは、DEAが提供するオリジナルのNFTを取引できるNFTマーケットプレイスのこと。同社提供のGameFiプラットフォーム「PlayMining」はPlayMiningに加え、NFTカードバトルゲーム「JobTribes」をはじめとする全6タイトルの「Play-to-Earn(遊んで稼ぐ)」ゲームと同プラットフォーム内で流通するPlay-to-Earnトークン「ディープコイン(DEP)」で構成される。
DEPについては7日に、Zaifの販売所と取引所にて取扱われる予定となっている。また、6月中旬に、カイカコイン(CICC)保有者を対象としてDEPのエアドロップを実施することも発表された。
CAICA DIGITALより「カイカコイン保有者へのDEPエアドロップ付与対象者確定︕2023年6月中旬にエアドロップ実施︕︕」のお知らせが発表されました。
詳細は以下をご確認ください。https://t.co/7b8EVwmSo9#Zaif #DEP #CAICADIGITAL #エアドロップ pic.twitter.com/oqNnCtSKcq
— Zaif (@zaifdotjp) June 6, 2023
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参考:公式発表