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メルコイン、利用者200万人突破
株式会社メルコインは11日、フリマアプリ「メルカリ」内で利用できるビットコインの取引サービスの口座開設数が200万を突破したことを発表した。
メルコインがついに200万口座突破しました🚀日本における暗号資産普及に向けて大きな進捗をリリースからの1年で出せているのではないかと思います。これからの進化にもご期待ください🙌
メルカリのビットコイン取引サービス、サービス開始から約1年で利用者数が200万人を突破 https://t.co/vDYiV2mjYW
— keita0q (@keita0q) April 11, 2024
メルコインは東証プライム市場に上場する株式会社メルカリの子会社で、暗号資産（仮想通貨）・ブロックチェーン関連事業を手掛ける企業。2023年3月に同サービスを提供開始すると、開始から約7カ月で口座開設数が100万を超えていた。
なお、一般社団法人日本暗号資産取引業協会（JVCEA）の最新の仮想通貨取引月次データによれば、直近（2024年2月末時点）の国内の仮想通貨口座数は約952万、直近1年間の新規口座開設数は290万に及ぶ。
メルカリのビットコイン取引サービスは、同期間の業界全体の取引口座増加数の内63%の割合を占める。
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80%以上の利用者がメルカリで初めてビットコイン投資
同社によれば、ビットコインを購入した利用者の50％がメルぺイ残高を保有しているという。
このことから、メルカリで使わなくなったモノを売却して得た売上金を使って、簡単にビットコイン取引を始められることが利用者の拡大に繋がっていると分析した。
同サービスの利用者を対象として実施されたアンケート調査によれば、83％が仮想通貨取引歴は「なし」と回答したことから、大半のメルカリ利用者がメルカリを通して初めて仮想通貨投資を経験したということがわかる。
メルカリのビットコイン取引サービスでは、金融機関からチャージした残高での購入に加え、メルカリで使わなくなったモノを売って得た売上金やポイントでもビットコインを購入できる。
また、今年2月からはメルカリでの商品購入時に保有するビットコインを決済に使用できる機能が提供開始。同機能の提供開始から約1カ月でビットコイン決済は10万回を突破したことを明かした。
メルコインの中村奎太CEOは2023年3月、TECH INSIDERの取材に対し、今後の展望について入出庫や積み立て機能の実装のほか、DeFi（分散型金融）、dApps（分散型アプリケーション）といったブロックチェーンも接続していくようなサービスへと段階的に成長させていく考えを示していた。
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参考：公式発表