シーマンのミームコインを追加購入

東証スタンダード市場に上場するGFA株式会社は17日、子会社のGFA Capital株式会社が暗号資産(仮想通貨)ディーリング業務の一環として、シーマンをモチーフとしたミームコイン「SEAMANIA Protocol(SEAMANIA)」の追加購入を行ったことを発表した。

同事業のアドバイザーを務める著名トレーダーTrader Z氏との協議の末追加購入が適切であると判断し、2000万円の投資を決定したという。また、SEAMANIAを活用したAI企業向けマーケティング支援実施もあわせて発表した。

同社の仮想通貨ディーリング事業では、ビットコイン(BTC)を中心としつつも成長が見込めるミームコインへの投資にも重きを置く方針を示している。

2024年12月時点で株式会社マルハンのIP「にゃんまる」をモチーフとした「ニャンマルコイン(NYAN)」、Trader Z氏のポートフォリオにリンクした「Zコイン(Z)」、「SEAMANIA Protocol(SEAMANIA)」の購入を実施している。

東証上場GFA子会社、人面魚シーマンがモチーフのミームコイン「SEAMANIA」購入開始

SEAMANIAの追加購入の理由

SEAMANIAは、株式会社ビバリウム(現:オープンブック株式会社)が開発した育成シミュレーションゲームシリーズ「シーマン」をモチーフとして発行されるミームコイン。

2024年12月に最初に購入を決めた理由として、株式会社シーマン人工知能研究所のSNSからフォローおよび応援されている点、人気IP「シーマン」のコミュニティ展開への期待と潜在的なコミュニティ形成力がある点を挙げていた。

今回追加購入を決めたのは、同プロジェクトが17日に技術仕様や将来の方向性を説明する「ライトペーパー」を公表し、X(旧:Twitter)に関連する投稿を行ったためであると説明した。

そのなかで、同社は以下の内容を評価したという。

  • AIエージェントとしてSEAMANの復刻を目指す
  • Amazon創業者ジェフ・ベゾス氏出資のテンストレント社CCOが応援
  • ミームトレンドの網羅性

SEAMANIAのAI領域参入

SEAMANIA ProtocolではパーソナルAIアシスタントの開発を進めており、「会話を記憶する」「共感して反応する」「自然で人間らしい対話を生み出す」といった、心の通うAIを目指している。

このAIでは、シーマンの顔などをカスタマイズすることができ、企業のIPやインフルエンサーなどとのコラボやSNS連携が可能だという。同プロジェクトであれば「実現が十分可能」と見込んでいるという。

カナダのAIチップ開発企業テンストレント社は、テスラ・Apple・AMDのCPUを開発したジム・ケラー氏が率いており、ジェフ・ベゾス氏から出資を受けている。テンストレントCCOのDavid Bennet氏が、SEMANIA Protocolの発表を受け、Xにて応援の意を込めた投稿をしたことも投資を決めた要因だという。

また、SEMANIA ProtocolではAIエージェントの技術を活用し、BioSci(分散型化学)の領域への進出を公表している。BioSciは、世界最大手取引所バイナンスが出資したことでも注目されている。

同社はSEAMANIA Protocolがその容姿・プロジェクト内容から「AIエージェント系ミーム」「BioSci系ミーム」「動物系ミーム」「マスコット系ミーム」の全ての要素を持つミームであると考え評価したと述べている。

AI企業マーケティングの内容

SEAMANIAを活用したAI企業向けマーケティング支援の内容は以下の通り。

  • 企業コミュニティーの形成:SEAMANIA Protocolに賛同する企業を集め、価値観を共有できるコミュニティーを形成
  • AIとのコラボレーションによる広報支援:SEAMANIA Protocolで作成したAIエージェントと企業でコラボし、その企業独自のAIエージェントをリリース
  • コンサルティングサービスの提供:企業向けのマーケティング戦略やミームNFTによる株主還元システムの導入支援を実施

今後は、追加投資したSEAMANIA)と、継続的に投資している「NYANMARU Coin(NYAN)」のコラボレーションなどを検討し、長期的な価値創造を目指すとした。

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参考:公式発表

参考:SEAMANIAライトペーパー

coindog編集長
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り

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