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SBI VCトレードとOasysが提携

暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するSBI VCトレード株式会社は24日、ゲーム特化型ブロックチェーンOasysを運営するOasys Pte. Ltd.と業務提携し、Oasys社が発行するトークン「オアシス(OAS)」および「Oasysネットワーク」の日本国内での普及に向けた取り組みを行うことで合意したと発表した。

Oasysは2022年に発足したブロックチェーンゲーム開発に特化したプロジェクト。高速な処理速度とユーザーがガス代(ネットワーク手数料)無料で利用できる点を特徴とし、快適なゲーム体験をユーザーに提供することを目指す。

ゲーム開発大手スクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコやソフトバンクなどがバリデータとして参画する。

OAS上場なども視野

今回の提携により、SBI VCトレード社の提供する「SBI Web3ウォレット」のOasysネットワークへの対応を予定する。

SBI Web3ウォレットは、同社が1月にローンチした自動円転機能、自動暗号資産(仮想通貨)調達機能を実装するウォレットで、日本円だけでNFT(非代替性トークン)の取引が可能だ。仮想通貨取引所サービスSBI VCトレードにて口座開設とSBI Web3ウォレットの作成を行うことで使用できる。

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Oasysネットワークに対応することにより、同社は「ブロックチェーンゲーム内のアイテムNFTの購入などにあたって暗号資産を都度購入する必要がなくなるなど、ユーザーのUXの向上につながり、プレイヤー層の拡大に貢献できる」と説明。

また、SBI Web3ウォレットのOasysネットワークへの対応にとどまらず、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)への働きかけなどOasysのネイティブトークン「OAS」上場に向けた取り組みや、NFTマーケットプレイス「SBINFT Market」での対応、国際的マーケットメイカーであるB2C2での流動性提供などSBIグループ各社で連携して推進すると述べた。

なお、1月にbitbankが国内取引所として初めてOASを近日中に取扱いする予定を発表している。

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参考:公式発表

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