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coinbookとDMMビットコインのIEO第1弾「NIDT」

暗号資産(仮想通貨)取引所DMMビットコインを傘下に持つ合同会社DMM.comおよび仮想通貨取引所を運営する株式会社coinbookは13日、2022年5月に株式会社オーバースと締結した基本合意書に基づき、「Nippon Idol Token(NIDT)」のIEOの購入申込の受付を29日より開始すると発表した。

IEOとは「イニシャル・エクスチェンジ・オファリング」の略称で、企業などが発行する仮想通貨を仮想通貨交換業者が審査したうえで販売し、投資家から資金調達を行う仕組みのこと。

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IEOのスケジュール

IEOの今後のスケジュールは以下の通り。

    DMMビットコイン

  • 3月29日19:00:購入申込開始
  • 4月19日11:59:購入申込終了
  • 4月20日:抽選
  • 4月24日:NIDT受渡
  • 4月26日19:00:NIDT取扱開始

    coinbook

  • 3月29日12:00:購入申込開始
  • 4月19日12:00:購入申込終了
  • 4月20日~4月24日:抽選、NIDT受渡
  • 4月26日12:00:NIDT取扱開始

IEOの販売概要

販売総数は3億枚で総発行枚数10億枚のうちの30%に相当。そのうちDMMビットコインとcoinbookで1.5億枚ずつ販売する。販売総額は15億円で両取引所で7.5億円ずつの販売となる。販売価格は5円/NIDT、申込単位(1口)は1000NIDT(5000円)、申し込み上限口数は10000口(5千万円)。販売手数料は8%に設定されている。

DMMビットコインでは販売所(Bitmatch注文含む)で、coinbookでは取引所(板取引)にて取り扱われる予定だ。

NIDTの購入にはDMMビットコインかcoinbookの口座開設が必要。

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関連記事:DMMビットコインとは|「レバレッジ取扱い国内最多」初心者にもおすすめの理由

NFTなどブロックチェーン開発を行うcoinbookは、NFTトレカの開発を行い、アイドルグループ「SKE48」のトレカを販売していた。2021年4月に金融庁から仮想通貨交換業者として認可されている。

現在は金銭と仮想通貨の受け渡しを行うOTC取引サービスを提供しているが、仮想通貨取引所サービスについては準備中とされている。今回のIEOによるNIDT上場を持ってサービス開始が見込まれている。

NIDTとは

イーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で発行されるユーティリティ・トークンであるNIDTは、新しいアイドルグループの組成及び活動のために発行される。ホルダーはNIDTを通じてアイドル活動の応援や支援ができるという。

新しいアイドルグループはメタバースを活動拠点とし、その中で展開されるコンサート、イベント、NFT(トレカ・ゲーム)などのアイドル活動全体において、NIDTエコシステムが形成される。

関連記事:日本政府も有力視するNFTの全容|なぜデジタル作品が数十億円に?

2022年9月に同プロジェクトの総合プロデューサーに秋元康氏がの就任が発表されている。

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参考:公式発表(DMM.com)

参考:公式発表(coinbook)

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