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IEO銘柄NIDT上場の新興取引所coinbook
2023年にローンチした後発のサービスでありながら、強い個性を放つ暗号資産(仮想通貨)取引所があります。それは、coinbookです。
同取引所はローンチ後間もなく、アイドルグループ創造プロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」の仮想通貨「ニッポンアイドルトークン(NIDT)」のIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)をDMMビットコインと共同で実施。さらに、仮想通貨「GET」のエアドロップに対応したことでも注目を集めています。
本記事では、coinbookの特徴、メリット/デメリット、セキュリティ対策、仮想通貨関連サービス、IEO銘柄、エアドロップについて解説。情報を網羅していますのでぜひ最後までご覧ください。
- coinbookってどんな仮想通貨取引所?
- 1-1 取扱い銘柄など基本情報
- coinbookのメリット/デメリット
- 2-1 coinbookの2つのメリット
- 2-2 coinbookのデメリット
- coinbookのセキュリティレベルは?
- coinbookの仮想通貨サービス(ステーキング)
- coinbook・DMMビットコインでIEOを共同実施
- coinbookで「GET」のエアドロップに対応
- coinbookまとめ
目次
1.coinbookってどんな仮想通貨取引所?
株式会社coinbookは2018年5月に設立されたブロックチェーン技術を基盤とした次世代エンターテイメント創造企業。
2023年3月にローンチした仮想通貨取引所coinbookは、DMMビットコインと共にオーバース社が発行するニッポンアイドルトークン(NIDT)のIEOを実施。現在DMMビットコインが取引サービスを停止中のため、coinbookはNIDTを取引できる唯一の取引所です。
同社は過去にアイドルグループSKE48のNFTトレカの販売実績があり「エンタメ×ブロックチェーン」というテーマを掲げていることからも、取扱い銘柄を含めた方針としてアイドルやエンタメに関係したものになる可能性があります。
2024年10月と11月には、エンタメ関連企業GET Entertainment Inc.が発行する仮想通貨「グローバルエンターテイメントトークン(GET)」のエアドロップに対応していることから、coinbookでの取扱いが検討されている可能性が考えられます。
1-1 取扱い銘柄など基本情報
coinbookの取扱い銘柄や各種手数料など基本情報を以下の表にまとめましたのでご覧ください。
基本情報 | 取引所(現物) | 販売所(現物) |
---|---|---|
取扱い銘柄(2024年11月時点) |
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最小取引単位 |
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最大取引単位 |
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取引手数料/スプレッド |
|
スプレッド有り |
出金手数料 |
日本円:660円 仮想通貨: |
|
レバレッジ取引 | × | |
スマホアプリ | × | |
関連サービス | ステーキング/IEO |
2.coinbookのメリット/デメリット
ここからは、coinbookのメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。
2-1 coinbookの2つのメリット
coinbookのメリットとして、以下の2点が挙げられます。
2-1-1 NIDTを取引できる唯一の仮想通貨取引所
先述の通り、NIDTは現在coinbookでのみ売買できます。
Web3.0技術の活用をコンセプトとするアイドルグループ「WHITE SCORPION」および「Rain Tree」のファンなどは、coinbookでの購入を検討するとよいでしょう。
メンバーへの投げ銭やイベント・グッズの支払い手段、運営方針に関わる投票券などの用途があります(NIDTやアイドルプロジェクトについての詳細は「5-1 ニッポンアイドルトークン(NIDT)」で解説しています)。
2-1-2 キャンペーンやエアドロップを頻繁に実施
coinbookはNIDTの保有者に保有数量に応じたNIDTのエアドロップや、アイドルグループ「WHITE SCORPION」のファンクラブと連携した各種キャンペーンなどを頻繁に実施しています。
また、同取引所はエンタメ企業GET Entertainment Inc.が実施した2度の仮想通貨GETのエアドロップにいずれも対応し、coinbookの口座を保有し条件を満たしたユーザーにはGETが付与されました。
キャンペーンやエアドロップは必ずしもNIDTに投資せずとも対象となる場合があるため、WHITE SCORPIONおよびRain Treeを応援したい人や無料で仮想通貨を受け取りたい方は口座開設しておくと恩恵が受けられる可能性があります。
2-2 coinbookのデメリット
一方で、coinbookには以下のようなデメリットがあります。
2-2-1 取扱い銘柄数が少ない
coinbookで取引できる銘柄はNIDTとADAの2種類のみです。
ADAは多数の国内取引所に上場しているため、同取引所を利用する場合、NIDTへの投資を考える人以外にはトレードにおけるメリットはありません。
現状、NIDTへの投資に特化した取引所と言えるでしょう。
2-2-2 流動性が低い
coinbookは2023年3月にサービス開始したばかりのサービスで、ユーザーの大半はNIDTへの投資を目的とする人であるため利用者数が少なく流動性が低いというデメリットがあります。
そのため、NIDTも急激な価格変動が生じやすい傾向があります。利益を狙いやすい反面、特に初心者にはリスクがある状態と言えます。以下は、coinbookのホームページで公開されているNIDTの週間取引状況です。
2-2-3 経営基盤が弱い
coinbookの運営会社は2018年創業の新興企業です。他の国内取引所の多くが上場企業傘下であることを考慮すれば、非上場のcoinbookは経営基盤の面で劣ります。
また、現状は収益源がNIDTの取引高に大きく依存するため、WHITE SCORPIONや2025年1月にメジャーデビュー予定の「Rain Tree」による「IDOL 3.0 PROJECT」の成否が経営状況に影響を与える可能性があります。
3.coinbookのセキュリティレベルは?
取引所を利用する上で、自身が預けた資産を強力に守ってくれるセキュリティ対策が講じられているかどうかを知ることが肝要です。
ここでは、coinbookが実施しているセキュリティ対策を解説。セキュリティ対策に力を入れていることがうかがえます。
3-1 資産の分別管理
日本円と仮想通貨のいずれにおいても顧客資産と同社の資産とを分別管理しています。
分別管理により、万が一取引所が経営破綻した際の債権者による差し押さえを防げるほか、外部からハッキングを受けた際の流出リスクを低減することができます。
3-2 コールドウォレット管理
全ての顧客資産をインターネットとは隔離されたコールドウォレットに保管し24時間監視システムを利用することで、外部への流出リスクを最小限に抑えています。
3-3 マルチシグと同等のセキュリティ
マルチシグとは送金に複数の秘密鍵を要求することができる技術のこと。適切に導入することで秘密鍵が仮に1つ漏洩したとしても別の秘密鍵が無ければ仮想通貨を送付できないように設定できます。
同社は、アクセス権限を分散管理することでマルチシグと同等のセキュリティを維持しています。
4.coinbookの仮想通貨サービス(ステーキング)
coinbookでは、仮想通貨のステーキングサービスを提供しています。
ステーキングとは、仮想通貨を保有して一定期間ロック状態(送金などにより動かせないようにする)にすることで当該ブロックチェーンのブロック生成などに貢献しリターンを得ることができる仕組みのこと。
関連記事:仮想通貨を買わずに増やせる「ステーキング」とは|国内取引所のおすすめサービスも紹介
coinbookのステーキングサービスでは、イーサリアム(ETH)とエイダ(ADA)を一定期間ロックすることで、預けた量と期間に応じて期間満了後に報酬を受け取ることができます。
報酬率は各募集ごとに異なるため、公式サイトで確認する必要があります。以下は、現在募集されているステーキングプランです。
また、時期は未定ですがNIDTもいずれステーキングが可能になる見込みで、その場合coinbookでNIDTのステーキングサービスが提供される可能性があります。
なお、ETHはcoinbookで売買ができません。そのため、ETHのステーキングを利用する際は外部から入金したうえで、売却する際も外部に送金する必要があります。入出金の手間がかかり、手数料が発生するため注意しましょう。
ETHのステーキングサービスは、ビットポイントやSBI VCトレードなど複数の国内取引所で提供されています。報酬率もこれらの取引所の方が高く利便性が高いです。ちなみに、ビットポイントのステーキング報酬額は国内随一です。
5.coinbook・DMMビットコインでIEOを共同実施
coinbookはエンターテイメント分野のプロジェクトのIEOを不定期に実施する方針です。
これまでにオーバース社が発行するニッポンアイドルトークン(NIDT)のIEOをDMMビットコインと共同で実施しました。
5-1 ニッポンアイドルトークン(NIDT)
ニッポンアイドルトークン(NIDT)は、アイドルグループ創造プロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」およびアイドルグループ「WHITE SCORPION」「Rain Tree」の活動において活用される仮想通貨です。
同プロジェクトは、アイドル文化の世界への発信を目指し、コンサート・イベント開催のような従来のアイドル活動のみならず、仮想通貨やメタバースを活用した最先端の活動を展開するアイドルグループの運営を行います。秋元康氏がプロデューサーに就任したことでも注目を集めています。
NIDTは、イーサリアムチェーン上で発行される「ERC-20」規格のユーティリティトークン。アイドルグループのイベントやコンサートのチケットならびにNFTの購入、投げ銭などのユーティリティがあります。いずれステーキングも可能になる見込みです。
アイドルプロジェクトの動向やNIDTの詳細、上場後の価格形成など、以下の記事で情報を網羅していますので是非ご覧ください。
6.coinbookで「GET」のエアドロップに対応
エンタメ関連企業GET Entertainment Inc.は、2024年10月と11月に同社が発行する仮想通貨「グローバルエンターテイメントトークン(GET)」のエアドロップ(無料配布)を実施。いずれもcoinbookがGETの受け取りに対応しています。
エアドロップとは、仮想通貨・ブロックチェーンの独自の文化で、一定の条件を満たすことで仮想通貨を無料でもらうことができるものを指します。一般的な例を挙げると、以下のような条件があります。
- 仮想通貨を発行する企業・プロジェクトのサービスを利用する
- 仮想通貨を発行する企業・プロジェクトのSNSアカウントをフォローする
- 指定された期間中に対象銘柄を一定数量保有している
詐欺まがいのプロジェクトや告知も多く含まれるため注意が必要ですが、国内取引所が代行するエアドロップであれば初心者でも安心して参加可能です。
今後、GETの追加のエアドロップ実施や上場の可能性も考えられるため、興味がある方はcoinbookの口座開設を検討するとよいでしょう。
6-1 グローバルエンターテイメントトークン(GET)とは
GET Entertainment Inc.が発行するGETは、音楽・映画・ゲーム・ライブイベント・NFTなど幅広いエンタメ領域で利用できるトークンで、グローバルエンターテイメント市場を牽引することを目指しています。
GETの保有者は、NFTなど限定コンテンツ、チケットの早期販売へのアクセスが得られるほか、プロジェクトのプロデューサーの意思決定に関与できる。同トークンは2024年10月にカルダノチェーン上で発行されたばかり。
今後の展開として、2025年前半にGETのプレセールを、2026年内に各プロジェクトが主導するトークン配布の実施を目指す。
7.coinbookまとめ
ここまで、coinbookの特徴・メリット/デメリット・セキュリティ対策・IEO対象銘柄・GETのエアドロップなどを解説してきました。
本記事の重要ポイントをまとめると以下の通りです。
- coinbookは、株式会社coinbookが2023年にローンチした新興の仮想通貨取引所
- 取扱い銘柄はNIDTとADAのみ(NIDTを国内で唯一取引可能)
- NIDT関連のキャンペーンや仮想通貨「GET」のエアドロップ対応を頻繁に実施
- 流動性が低く、経営基盤が弱いといったデメリットもある
- ETHとADAのステーキングサービスを提供、いずれNIDTにも対応する可能性
- DMMビットコインと共同でNIDTのIEOを実施、今後も不定期に実施予定
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り