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ビットポイントもビットコイン運用サービス提供目指す
暗号資産(仮想通貨)取引所ビットポイントを運営する株式会社ビットポイントジャパンは10日、ビットコイン(BTC)ステーキングプロジェクト「Babylon」への参加および、ビットコインの運用サービス提供を目指す方針を発表した。
国内交換業者ではZaifとbitbankの運営企業がすでにBabylonへの参画を発表しており、ビットコインステーキングサービスの提供を目指す方針を示している。
Babylonは、BTCを持つユーザーがステーキングにより報酬を得られる新しい仕組み。ビットコインを他のブロックチェーンのセキュリティ向上に役立てることで、BTCで収益を得る仕組みを提供する。
ステーキングは、イーサリアムに代表される「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」というコンセンサスアルゴリズムを採用するブロックチェーンでのみ可能な利回りを生む仕組み。
ビットコインでは「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」が採用されているためホルダーがステーキングにより報酬を得ることはできなかったが、Babylonによりそれが可能になった。
ビットコインの新しい運用サービスの提供に向け
同社が参画したのは「Babylon」のメインネットローンチのフェーズ1(Cap-3)と呼ばれるもの。Babylonはビットコインのステーキングエコシステムの立ち上げのため、以下の3つの段階に沿って準備を進めている。
- フェーズ1:ビットコインのロック
- フェーズ2:ビットコインステーキングの有効化
- フェーズ3:ビットコインマルチステーキングの有効化
フェーズ1では、BTC保有者が専用のステーキングスクリプトにBTCをロック(送金できない状態にする)する。フェーズ2では、BTCをステーキングし、PoSのブロックチェーンに経済的保証を提供する仕組みが開始される。フェーズ3では、同じBTCを複数のPoSブロックチェーンで同時にステーキングすることが可能となる。
PoSチェーンローンチ前のフェーズ1において、2024年8月にCap-1、2024年10月にCap-2が実施済みであり、Cap-3は3回目の受入期間。Cap-3が終了した2024年12月19日時点で、約58億ドル相当のBTCがロックされている。
今回の発表に際し同社は、「日々誕生する新たな運用手段に対しても、常に慎重な検討を重ね、お客様に安全かつ信頼性の高いサービスを提供できるよう試行錯誤を続けていく」とし、「プロジェクトの参加を通じて、将来的にビットコインを活用した新しい運用サービスの提供に向けた準備を進めていく」と述べた。
ビットポイントでは現在、イーサリアム(ETH)・エイダ(ADA)・トロン(TRX)・コスモス(ATOM)・ポルカドット(DOT)・アイオーエスティ(IOST)のステーキングサービスを提供している。いずれも国内取引所の中で最高水準の年率報酬が設定されている。
参考:公式発表
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り