『幻世酔虎伝』主人公がモチーフの「アターホーコイン(ATAHO)」

東証スタンダード市場に上場するGFA株式会社は29日、子会社のGFA Capital株式会社が人気レトロゲームシリーズ『幻世酔虎伝』をモチーフにしたミームコイン「アターホーコイン(ATAHO)」の購入を新たに開始することを発表した。

ATAHOは、『幻世』シリーズの『幻世酔虎伝』の酔拳を使う主人公「アターホー」をモチーフとして発行される暗号資産(仮想通貨)。

同タイトルは韓国を中心に爆発的にヒット。発売された1990年代後半、韓国の学校で支給された全パソコンに標準で同作がインストールされていたという。なお、『幻世酔虎伝』を発売したコンパイルは、1990年代に一世を風靡したパズルゲーム『ぷよぷよ』の開発でも知られる企業。

GFA Capitalは2024年12月より、ビットコイン(BTC)を中心としつつも成長の見込めるミームコインにも重きを置いた仮想通貨ディーリング事業を開始。これまでに購入を発表したミームコインには、株式会社マルハンのIPをモチーフとした「ニャンマルコイン(NYAN)」、人面魚シーマンをモチーフとした「シーマニアプロトコル(SEAMANIA)」などがある。

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アターホーコイン(ATAHO)購入の背景

GFA CapitalがATAHOへの投資を決めた理由は以下の4点だ。

  • 先駆的な取り組み:世界初の酔拳を使うAIエージェントを構築し、AIエージェントインフルエンサーを目指している
  • マーケティング力 :シーマニアプロトコルとのコラボや、SEAMANIAホルダーに対してATAHOのエアドロップ実施など
  • 信頼性:『幻世酔虎伝』のIP権利を持つD4Enterprise社の代表などがATAHO公式Xをフォローしている
  • コミュニティー形成力:著名IPである点、シーマニアプロトコルとの提携により強いファンコミュニティーを形成できる可能性

アターホーコインのプロジェクトは、シーマニアプロトコルの支援の下、酔拳を使うAIエージェントを構築し、AIエージェントインフルエンサーを目指している。同社はこの前例のない取り組みを評価した格好だ。

シーマニアプロトコルは22日、著名なアジア地域のIPと提携しそれらを仮想通貨領域で活躍するAIエージェントに変えることを主眼とした「AI ASIANTs」構想を披露。第一弾としてアターホーコインの支援やSEAMANIAの保有者を対象としたATAHOのエアドロップ(無料配布)予定を発表している。

上記4つの理由から、「ATAHOは当社の暗号資産ディーリング業務のポテンシャルを最大化する投資対象として適切である」と判断したと述べた。

今後は、仮想通貨ディーリング事業のアドバイザーを務める著名トレーダーTrader Z 氏と協議しつつ、ATAHOの戦略的取引を行う方針だという。さらに、同氏のアドバイスを参考とし、透明性のあるディーリング実施を目指すと説明した。

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参考:公式発表

coindog編集長
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り

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