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おすすめネット証券はこの10社!
「株式投資やNISAを始めたいけど、結局どこの口座が一番いいの?」――。そんな悩みを抱えている方へこの記事では、取扱商品や手数料、取引ツールなどを徹底比較し、おすすめネット証券をランキング形式で紹介します。
日本の証券業界は5大ネット証券をはじめとした多数の優れた企業がしのぎを削る百花繚乱の様相を呈しています。初心者が迷わずスタートするためには「自分に合った口座選び」が重要です。取扱商品の種類・手数料の安さ・取引ツールの操作性など、ユーザー目線で解説していきます。
中には、暗号資産(仮想通貨)投資との親和性の高いネット証券もあるため、仮想通貨投資家は要チェックです。
初めての方も、乗り換えを検討している方も、この記事を読めば「自分にピッタリのネット証券」がきっと見つかるはずです!
- ネット証券の選び方とおすすめランキング10選
- 1位:SBI証券
- 2位:楽天証券
- 3位:moomoo証券
- 4位:マネックス証券
- 5位:三菱UFJ eスマート証券
- 6位:岡三オンライン
- 7位:GMOクリック証券
- 8位:松井証券
- 9位:SBIネオトレード証券
- 10位:DMM株(DMM.com証券)
- ネット証券は複数口座を解説した方が良い理由
- ネット証券と総合証券の違い
- ネット証券で株式投資をする際の注意点
- ネット証券おすすめランキングのまとめ
目次
なお、以下の記事ではビットコイン(BTC)購入を発表した国内上場企業をまとめています。暗号資産(仮想通貨)関連株への投資を検討する方はぜひ参考にしてみてください。
順位 | 証券会社 | 口座数 | 外国株式 | IPO実績 (2024年) |
NISA | iDeCo | 日本株の現物取引手数料 | クレカ積立還元率 | ポイント対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 |
約1400万口座 |
9カ国 |
76社 |
〇 |
〇 |
0円 |
0.5~3% |
Vポイント/Pontaポイント/dポイント/PayPayポイント/JALのマイル |
総合力No.1 |
|
2位 |
約1200万口座 |
6カ国 |
54社 |
〇 |
〇 |
0円 |
0.5~1% |
楽天ポイント |
NISA口座数No.1。特に楽天ユーザーにとっては有力な選択肢。 |
|
3位 |
非公表 |
1カ国 |
0社 |
〇 |
× |
0円 |
× |
moomooポイント |
米国株取引の強みで業界を牽引。日本株の取引手数料も無料。 |
|
4位 |
約270万口座 |
2カ国 |
53社 |
〇 |
〇 |
55円~ |
0.2~1.1% |
マネックスポイント/dポイント/Oki Dokiポイント |
dポイントが貯まる点やコインチェックとの連携機能、NISAの利便性に強み。 |
|
5位 |
約180万口座 |
1カ国 |
20社 |
〇 |
〇 |
0円~ |
0.5~1% |
Pontaポイント |
三菱UFJグループの安心感。auユーザーへの特典やよりどりみどりの取引ツールが魅力。 |
|
6位 |
約108万口座 |
1カ国 |
49社 |
〇 |
× |
0円~ |
× |
dポイント |
豊富な情報コンテンツ、高機能な取引ツール群で存在感示す。 |
|
7位 |
約54万口座 |
× |
0社 |
〇 |
× |
0円~ |
0.5~1% |
× |
取扱い商品数・手数料・ツールの性能のいずれも競争力の高い水準。 |
|
8位 |
約165万口座 |
1カ国 |
55社 |
〇 |
〇 |
0円~ |
0.5~7% |
松井証券ポイント/Oki Dokiポイント |
信用取引の充実度や独自の投資情報ツールの提供が強み。 |
|
9位 |
非公表 |
× |
23社 |
〇 |
× |
0円~ |
× |
× |
信用取引関連の強みは業界No1 |
|
10位 |
非公表 |
× |
10社 |
△(成長投資枠のみ対応) |
× |
55円~ |
× |
DMM株ポイント |
信用取引は全て手数料無料。「株担保サービス」で資金効率を高められる。 |
1.ネット証券の選び方とおすすめランキング10選
証券口座を選ぶ基準は多数ありますが、特に初心者でも安心して取引できるサービスとして、主に以下の項目を重視して総合的にランク付けを行いました。上から順に高い優先度で評価しています。
- 手数料の安さ
- 取扱商品の幅
- 仮想通貨投資との親和性
- 単元未満株の取扱い
- 情報・サポートの充実度
- 取引ツール・アプリの使いやすさ
coindogの読者は仮想通貨投資家の方が大半のため、仮想通貨投資との親和性を「手数料」や「取扱商品の幅」の次に重要な項目として評価の重み付けをしています。
手数料の安さは利益に直結するため最重要項目に据えました。取扱い商品の幅も、投資の選択肢を広げ利益を狙う上で重要と考えます。
単元未満株(1株~取引できる株式)の取扱いは、特に初心者が少額でお試しでの取引や分散投資をしてリスクを抑える上で重視したい項目です。
情報コンテンツやサポートの充実度も無視できません。操作方法や各種注文方法の違いなど基礎知識が身についていない初心者であればなおさら、多様な情報コンテンツでモチベーションを保ちながら学習できたり、相談できたりする環境の方がよいでしょう。
1位:SBI証券

- 総合的にサービス水準の高い証券口座がいい
- 特に手数料の安い証券口座がいい
- 情報コンテンツの豊富な証券会社がいい
SBI証券は、口座数最多の国内最大手ネット証券。
取扱い金融商品のカテゴリーは業界最多水準で、国内外の株式や投信はもちろん、債券・先物・オプション・FXに、ブロックチェーンを活用した「セキュリティトークン」など幅広くカバーします。
手数料では「ゼロ革命」を掲げ、「インターネットコース」のユーザーは国内株式(現物・信用の両方)・投資信託の取引手数料が全て無料。外国株式の取引手数料も業界最安水準です。
その他、取引で貯められる、あるいは使えるポイントは業界最多の5種に対応。また、株式関連ニュースや、学習コンテンツ、レポートなど情報コンテンツの充実度も業界トップクラス。初心者が学びながらステップアップしていったり、経験者が情報収集したりするのに最適な環境が整っています。
取引に応じて付与されるポイントは業界最多の5種に対応しており、Vポイントを選べばbitFlyerにてビットコイン(BTC)と交換することもできます。
1-1-1 SBI証券のおすすめポイントと基本情報
- 「ゼロ革命」により、国内株式や投信の取引手数料が全て無料
- 取扱い金融商品が国内最多水準
- 業界最多の5種のポイント投資に対応
- 1株~リスクを抑えて少額から投資できる
- PTS市場に対応し夜間も取引できる
- AIを活用した自動投資サービスを利用できる
- 情報コンテンツの充実度が業界トップクラス
※デメリットは、取扱い商品が多い分サイトの画面構成が慣れるまでわかりにくい、利用者数が多い分問い合わせサポート対応に時間がかかりやすい点などが挙げられます。
口座数 |
約1400万 |
取扱い商品 |
|
---|---|
外国株の取扱い |
■全9カ国 |
IPO実績 (2024年) |
76社 |
NISA |
〇 |
iDeCo |
〇 |
単元未満株の取扱い |
〇 |
日本株の夜間取引 |
〇 |
日本株の取引手数料 |
0円 |
クレカ積立還元率 |
0.5~3% |
ポイント対応 |
Vポイント/Pontaポイント/dポイント/PayPayポイント/JALのマイル |
1-1-2 SBI証券の各種ツール
SBI証券では、以下のような株式取引関連のツールを用意しています。
- SBI証券 株アプリ:株式取引用のスマホアプリ
- HYPER SBI 2:注文、情報収集、カスタマイズ可能かつ高機能なPC版ツール


2位:楽天証券

- 総合的にサービス水準の高い証券口座がいい
- 特に手数料の安い証券口座がいい
- 楽天経済圏の恩恵を得たい
楽天証券はネット証券最大手の一角で、楽天ポイントを貯めて使える点を最大の特徴としています。
取引や投信の保有により、楽天ポイントを貯められるほか、取引にも使えるため特に楽天ユーザーは大きな恩恵を享受できます。楽天ポイントは「楽天ウォレット」でビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・XRP(リップル)など多数の仮想通貨と交換することもできます。
また、取扱い金融商品の種類は国内最多クラス、国内株式の取引は現物・信用ともに取引手数料が無料(条件あり)と非常に競争力の高い取引環境です。
取引ツールはスマホ・PC版ともに複数種類ずつ用意されており、用途やユーザーの習熟度に合わせて使い分けられるようになっています。また、情報コンテンツも豊富で、有力ニュースベンダーの記事や多数のアナリストのレポートに加え、日経テレコンが無料で読める特典も。
総合的に見て穴がなく、非常にサービス水準の高いネット証券と言えます。
1-2-1 楽天証券のおすすめポイントと基本情報
- 楽天ポイントを貯めて、使える
- 条件を満たせば国内株式の取引手数料がすべて無料
- 取扱い金融商品が国内最多水準
- 1株~リスクを抑えて少額から投資できる
- PTS市場に対応し夜間も取引できる
- 用途に合わせて使い分けられる多彩な取引ツール
- 情報コンテンツが豊富で日経テレコンが無料で読める
※デメリットは、取扱い商品が多い分サイトの画面構成が慣れるまでわかりにくい、利用者数が問い合わせサポート対応に時間がかかりやすい点などが挙げられます。
口座数 |
約1200万 |
取扱い商品 |
|
---|---|
外国株の取扱い |
■全6カ国 |
IPO実績 (2024年) |
54社 |
NISA |
〇 |
iDeCo |
〇 |
単元未満株の取扱い |
〇 |
日本株の夜間取引 |
〇 |
日本株の取引手数料 |
0円 |
クレカ積立還元率 |
0.5~1% |
ポイント対応 |
楽天ポイント |
1-2-2 楽天証券の各種ツール
楽天証券では、以下のような株式取引関連のツールを用意しています。
- iSPEED(アイスピード):株式取引用のスマホアプリ
- iGrow(アイグロー):NISAやiDeCoなどの資産管理や投信取引ができるスマホアプリ
- マーケットスピード:国内株式・米国株式・為替・日経225先物・オプション・海外先物を取引できるPC版アプリ
- マーケットスピードⅡ:国内株式・米国株式・株価指数先物・オプション・商品先物・CFDを取引できるPC版アプリ




3位:moomoo証券

- 米国株の取扱いが多いネット証券がいい
- とにかく取引手数料を安く抑えたい
- 情報コンテンツが豊富な会社がいい
moomoo証券を運営するmoomoo証券株式会社は、中国に拠点を置く米ナスダック上場の証券会社Futu Holdings Limitedの日本法人。
同証券口座は、米国株取引の強みにおいて業界を牽引しています。具体的には米国株の取扱い銘柄が業界最多水準の約7000種、取引手数料は他社の約4分の1、端株(単元未満株)取引に対応、24時間取引可能と、米国株取引の利便性が顕著です。
取引環境の優位性は米国株式に留まりません。日本株の取引も単元未満株を含め全て手数料無料と高い競争力を誇ります。
情報コンテンツの量や質にも定評があります。米国市場のリアルタイムデータやAIを活用した株価分析ツールを提供するなど、投資判断を後押しする環境も整っています。
1-3-1 moomoo証券のおすすめポイントと基本情報
- 米国株・日本株の取引手数料が業界最安水準
- 米国株の取扱い銘柄数が業界最多水準
- 24時間米国株取引に対応
- 米国株・日本株・投資信託を1コインから購入できる
- 豊富な情報コンテンツを提供
- 24時間対応の有人チャットサポート
※デメリットは、投資信託の取扱い銘柄数が少ない、iDeCoの取扱いがない点などが挙げられます。
口座数 |
非公表 |
取扱い商品 |
|
---|---|
外国株の取扱い |
■全1カ国 |
IPO実績 (2024年) |
0社 |
NISA |
〇 |
iDeCo |
× |
単元未満株の取扱い |
〇 |
日本株の夜間取引 |
× |
日本株の取引手数料 |
0円 |
クレカ積立還元率 |
× |
ポイント対応 |
moomooポイント |
1-3-2 moomoo証券の各種ツール
moomoo証券では、以下のような株式取引関連のツールを用意しています。
- moomoo(株式取引・情報収集ができるスマホアプリ)
- moomoo(より多機能でカスタマイズ性に優れたPC版アプリ)


4位:マネックス証券

- NISAの利便性が高いネット証券がいい
- 仮想通貨投資との親和性の高いサービスがいい
- 情報コンテンツが多い会社がいい
マネックス証券は、マネックスポイントやNTTドコモのdポイントを貯められるというグループ企業とのシナジーを強みとするネット証券。
取引によって付与されるマネックスポイントは、グループの仮想通貨取引所コインチェックと連携し、ビットコイン・イーサリアム(ETH)・XRP(リップル)と交換できるのも特徴。仮想通貨のCFD取引サービスも提供しているため、仮想通貨投資家との親和性が高いネット証券でもあります。
また、マネックス証券はNISA口座の利便性も高く、国内株式や投信はもちろん、米国株や中国株の取引手数料もキャッシュバックされるため実質無料となる強みがあります。NISA口座で外国株式の取引を検討する方には有力な選択肢となるでしょう。
その他、提供する情報コンテンツの量は業界屈指です。オウンドメディアでの記事配信や豊富なアナリスト陣のレポートなど、老舗ネット証券の真骨頂とも呼ぶべき量と質を兼ね備えます。
1-4-1 マネックス証券のおすすめポイントと基本情報
- NISA口座で日本株・米国株・中国株の取引手数料が実質無料
- 外国株式の取扱銘柄が豊富
- マネックスポイント・dポイントを貯めて使える
- コインチェック連携により実質無料で仮想通貨を取得できる
- 1株~リスクを抑えて少額から投資できる
- 情報コンテンツの量が業界屈指
※デメリットは、国内株式の取引手数料が割高、夜間に取引ができない点などが挙げられます。
口座数 |
約270万 |
取扱い商品 |
|
---|---|
外国株の取扱い |
■全2カ国 |
IPO実績 (2024年) |
53社 |
NISA |
〇 |
iDeCo |
〇 |
単元未満株の取扱い |
〇 |
日本株の夜間取引 |
× |
日本株の取引手数料 |
55円~ |
クレカ積立還元率 |
0.2~1.1% |
ポイント対応 |
マネックスポイント/dポイント/Oki Dokiポイント |
1-4-2 マネックス証券の各種ツール
マネックス証券では、以下のような株式取引関連のツールを用意しています。
- マネックス証券アプリ:初心者向けスマホアプリ
- マネックストレーダー株式 スマートフォン:高機能スマホアプリ
- マネックストレーダー:高機能PC版アプリ
- マネックス銘柄スカウター:企業の財務・業績情報分析ツール



5位:三菱UFJ eスマート証券

- 信頼性の高いネット証券がいい
- auサービス利用の恩恵を得たい
- 高機能な取引ツールで差をつけたい
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下のオンライン証券会社。外部企業の信用格付で主要ネット証券部門No.1※に選ばれた実績があり、客観的に信頼性の高いサービスと言えます。
高機能トレーディングツールやチャートツールなど用途に応じた多彩な独自ツールに、豊富な金融商品の取扱い、優位性のある手数料体系など5大ネット証券の一角として、高い総合力を有します。
大きな特徴は、Pontaポイントを利用したポイント投資や、au PAYカード決済を利用したクレジットカード積立によるポイント還元など、日常生活と投資を連携させたサービスです。普段au関連のサービスやPontaポイントを活用するユーザーにはメリットが大きいでしょう。
国内最大手の金融グループ傘下として、レポートやオウンドメディアでの発信、投資情報ツールの提供など、情報コンテンツの充実度も目を見張るものがあります。
1-5-1 三菱UFJ eスマート証券のおすすめポイントと基本情報
- 信用格付において主要ネット証券でNo.1※
- 用途に合わせたよりどりみどりの取引ツール
- 豊富な商品ラインナップ
- auユーザーやPontaポイントユーザーにメリット
- 1株~リスクを抑えて少額から投資できる
- 主要ネット証券最多の「自動売買注文」
※株式会社格付投資情報センター(R&I)発行体格付 2024年11月5日時点、三菱UFJ eスマート証券調べ
※デメリットは、IPO銘柄の引受件数は少なめ、au経済圏外の人は恩恵を受けにくいなどの点が挙げられます。
口座数 |
約180万 |
取扱い商品 |
|
---|---|
外国株の取扱い |
■全1カ国 |
IPO実績 (2024年) |
20社 |
NISA |
〇 |
iDeCo |
〇 |
単元未満株の取扱い |
〇 |
日本株の夜間取引 |
× |
日本株の取引手数料 |
0円~ |
クレカ積立還元率 |
0.5~1% |
ポイント対応 |
Pontaポイント |
1-5-2 三菱UFJ eスマート証券の各種ツール
三菱UFJ eスマート証券では、以下のような株式取引関連のツールを用意しています。
- 三菱UFJ eスマート証券 アプリ:初心者向けスマホアプリ
- 三菱UFJ eスマート証券 株・先物OPアプリ:中上級者向け高機能スマホアプリ
- kabuステーション:PC向け高機能トレード&投資情報ツール
- カブナビ:銘柄の高機能スクリーニングツール
- カブボード:銘柄のボードを表示する情報ツール
- カブボードフラッシュ:銘柄のボードを表示する情報ツール、発注にも対応
- EVERチャート:計70種のチャートを搭載した高機能チャートツール
- kabuスコープ:売買シミュレーションでパフォーマンスの良い銘柄を抽出するツール
- kabuカルテ:銘柄と相性のよいテクニカル指標を判別するツール




6位:岡三オンライン
- 高機能取引ツールで差をつけたい
- 豊富で良質な情報コンテンツを活用したい
- 実績があり信頼できる老舗企業がいい
「岡三オンライン」は、東証プライム上場で創業100年以上の歴史を持つ岡三証券グループのオンライン証券サービス。
取引手数料は定額プランにて現物・信用の合計で200万円まで手数料無料となるなど、大手ネット証券にも引けを取らない競争力のある取引環境です。
また、用途やユーザーの習熟度に合わせて使い分けられるように多数の取引ツールを提供しており、なかでも高機能取引ツールの利便性はプロトレーダーから支持を集めています。
同社は「情報の岡三」を掲げ、情報コンテンツにも注力。オウンドメディア「岡三オンライン 投資情報局」などでアナリスト陣のレポートや著名エコノミストのエミン・ユルマズ氏による市況解説の動画配信など多角的な情報に触れることができます。
1-6-1 岡三オンラインのおすすめポイントと基本情報
- 創業100年以上の歴史を持つ岡三証券グループが運営
- 高機能取引ツールに定評がある
- 情報コンテンツが豊富
- 国内株式の取引手数料が安い
- 1株~リスクを抑えて少額から投資できる
※デメリットは、外国株式の取扱いがほとんどない(中国株の電話受付での売却のみ可)、単元未満株の取引手数料が割高などの点が挙げられます。
口座数 |
約108万 |
取扱い商品 |
|
---|---|
外国株の取扱い |
■全1カ国 |
IPO実績 (2024年) |
49社 |
NISA |
〇 |
iDeCo |
× |
単元未満株の取扱い |
〇 |
日本株の夜間取引 |
× |
日本株の取引手数料 |
0円~ |
クレカ積立還元率 |
× |
ポイント対応 |
dポイント |
1-6-2 岡三オンラインの各種ツール
岡三オンラインでは、以下のような株式取引関連のツールを用意しています。
- 岡三カブスマホ:株式取引用のスマホアプリ
- 岡三かんたん発注:必要最低限の機能でシンプルさを追求した初心者向けツール(ブラウザ版:初心者向け)
- 岡三ネットトレーダーWEB2:岡三かんたん発注よりも豊富な情報と注文機能を備えたツール(ブラウザ版:初心者~中級者向け)
- 岡三ネットトレーダーライト:日本株の発注に特化した軽量化ツール(ダウンロード版:中上級者向け)
- 岡三ネットトレーダープレミアム:発注から分析まで可能な最高峰ツール(ダウンロード版:上級者向け)


7位:GMOクリック証券
- 多数のNo.1実績(※下掲の画像参照)
- 取引ツールの操作性に定評のあるネット証券がいい
- 手数料の安いサービスがいい
GMOクリック証券は、東証プライム上場GMOインターネットグループ傘下のネット証券。
株式・FX・CFD・バイナリーオプションなど幅広い商品を取扱っています。中でもFX・CFD・バイナリーオプションは国内最高水準の取引高を誇り、各種取引サービスの利便性の高さを裏付けています。
取引ツールはスマホアプリ・PC版ともに機能性や操作性に定評があり、快適なトレード体験を提供。取引ツールと言えばGMOクリック証券の名を挙げるトレーダーも多いです。
国内株式の取引手数料は1日定額制プランで100万円まで手数料無料、FX・CFDも取引手数料無料かつスプレッドは最低水準と、コスト抑えたいトレーダーのニーズにも応えます。

1-7-1 GMOクリック証券のおすすめポイントと基本情報
- 取引高やツールの利便性など多数のNo.1実績(※上掲の画像参照)
- 各種手数料が安い
- 豊富な取扱い商品
- GMOあおぞらネット銀行との口座連携で様々な特典
- 便利な情報コンテンツを提供
※デメリットは、外国株式やiDeCo口座の取扱いがない、単元未満株の買い付けができないなどの点が挙げられます。
口座数 |
約54万 |
取扱い商品 |
|
---|---|
外国株の取扱い |
× |
IPO実績 (2024年) |
0社 |
NISA |
〇 |
iDeCo |
× |
単元未満株の取扱い |
△ |
日本株の夜間取引 |
× |
日本株の取引手数料 |
0円~ |
クレカ積立還元率 |
× |
ポイント対応 |
× |
1-7-2 GMOクリック証券の各種ツール
GMOクリック証券では、以下のような株式取引関連のツールを用意しています。
- GMOクリック株:株式取引に特化したスマホアプリ
- スーパーはっちゅう君:PC専用の高機能トレーディングツール


8位:松井証券

- プロに直接相談しながら株式投資をしたい
- 投資を楽しく学びたい
- 信用取引が充実したネット証券がいい
松井証券は、創業100年以上の歴史を持つ老舗証券会社。同社はサポートが充実しており、「株の取引相談窓口」というサービスでは知識の豊富な専門スタッフから電話で直接、株式投資に関する実践的なアドバイスを受けることができます。
また、投資初心者に向けた情報提供にも力を入れており、YouTubeチャンネルや動画メディア「マネーサテライト」では、基礎知識や市況解説、取引テクニックまで幅広いコンテンツを配信。初めて証券口座を開設する方や、サポート・学習コンテンツを重視する方にとっては、安心して選べる証券会社の一つと言えます。
信用取引サービスにも力を入れており、制度信用取引・無期限信用取引・短期信用取引・一日信用取引が可能。
国内株式の取引手数料は競争力が高く、1日の約定代金の合計が50万円以下の場合は無料、25歳以下の全ユーザーは約定代金にかかわらず全て無料です。
1-8-1 松井証券のおすすめポイントと基本情報
- 各種手数料が安い
- 松井証券ポイントが貯まる
- 信用取引のサービスが充実
- 夜間取引ができる
- 投資情報ツール・コンテンツが充実
- 「株の取引相談窓口」など充実のサポート
※デメリットは、単元未満株の購入ができない、取扱い金融商品の種類が少ないなどの点が挙げられます。
口座数 |
約165万 |
取扱い商品 |
|
---|---|
外国株の取扱い |
■全1カ国 |
IPO実績 (2024年) |
55社 |
NISA |
〇 |
iDeCo |
〇 |
単元未満株の取扱い |
△ |
日本株の夜間取引 |
〇 |
日本株の取引手数料 |
0円~ |
クレカ積立還元率 |
0.5~7% |
ポイント対応 |
松井証券ポイント |
1-8-2 松井証券の各種ツール
松井証券では、以下のような株式取引関連のツールを用意しています。
- 日本株アプリ:株式取引と情報収集ができるスマホアプリ
- MATSUI Bankアプリ:スイープ入金で松井証券での取引を便利にするMATSUI Bank専用スマホアプリ
- ネットストック・ハイスピード:発注から分析までをカバーする高機能トレーディングツール
- ネットストックトレーダー(有料):松井証券ユーザー限定の有料情報ツール
- ネットストックトレーダー・プレミアム(有料):松井証券ユーザー限定のより高機能な有料情報ツール
- マーケットラボ:投資判断に役立つ情報や分析機能を全てひとつに集約したツール
- チャートフォリオ:チャートの形状やオリジナル業種から銘柄を検索する投資情報ツール




9位:SBIネオトレード証券

- コストを最小限に抑えて信用取引がしたい
- 操作性に優れた取引ツールがいい
- サポートに力を入れている会社がいい
SBIネオトレード証券は、日本株・信用取引に特化したネット証券。
信用取引の売買手数料は完全無料です。加えて、制度信用取引の買方金利は業界最低水準の2.3%、さらに取引量や資金状況に応じた優遇プログラムによって最大で1.19%まで引き下げることができます。
取引ツールは高機能で発注までのスピードを追求した設計のため、短期トレードにも最適です。コストを最小限に抑えて信用取引を目一杯活用したいトレーダーにとって、有力な選択肢となります。
サポートにも力を入れており、ユーザーの質問には原則当日中に回答することを徹底しています。同社は、相場の急変時などユーザーが特に困りごとの解決を急ぐタイミングにおいてユーザーに寄り添い迅速に解決に当たる姿勢を打ち出しています。
1-9-1 SBIネオトレード証券のおすすめポイントと基本情報
- 業界最低水準の手数料
- 取引すればするほどお得な優遇プログラム
- 用途に合わせて使い分けられる多機能ツール群
- 困りごとに原則即日回答で迅速にサポート
※デメリットは、取扱い商品が少ない、単元未満株の買付ができないなどの点が挙げられます。
口座数 |
非公表 |
取扱い商品 |
|
---|---|
外国株の取扱い |
× |
IPO実績 (2024年) |
23社 |
NISA |
〇 |
iDeCo |
× |
単元未満株の取扱い |
△ |
日本株の夜間取引 |
× |
日本株の取引手数料 |
0円~ |
クレカ積立還元率 |
× |
ポイント対応 |
× |
1-9-2 SBIネオトレード証券の各種ツール
SBIネオトレード証券では、以下のような株式取引関連のツールを用意しています。
- NEOTRADER:株式取引用スマホアプリ
- NEOTRADE W:国内証券取引と登録情報管理ができるブラウザ版ツール
- NEOTRADER for PC(ダウンロードアプリ):板画面・分析・チャート機能にこだわった高機能ツール
- カブ板(ブラウザ版):取引と分析を一体化した高機能ツール
- マーケット情報(ブラウザ版):投資情報を配信するツール



10位:DMM株(DMM.com証券)

- 信用取引の資金効率を高めたい
- 信用取引のコストを抑えたい
- 取引ツールが使いやすいサービスがいい
オンライン証券会社のDMM.com証券が提供する「DMM株」は、株式投資の資金効率を最大限に引き出せる口座です。
「株担保サービス」では、保有株式を担保に信用取引の原資金として活用できるため追加の入金を抑えながら柔軟な投資戦略を練ることができます。また、「DMM FX」との連携により、DMM株で保有する株式をDMM FXの証拠金として利用することもできます。
取引手数料も他社に負けない水準で、信用取引の取引手数料は約定代金にかかわらず全て無料。現物取引では約定金額ごとの手数料が低く設定されており、25歳以下のユーザーは無条件で手数料全額キャッシュバックの対象となります。
コストパフォーマンスを重視するユーザーのニーズにも応える証券口座と言えます。
1-10-1 DMM株(DMM.com証券)のおすすめポイントと基本情報
- 「株担保サービス」で資産を有効活用できる
- 国内株式の信用取引手数料が全て無料
- 操作性に優れた取引ツール
- 取引により「DMM株ポイント」が貯まる
- 独自サービス「DMMバヌシー」の提供
※デメリットは、取扱商品の種類が少ない、単元未満株の買付けが不可などの点が挙げられます。
口座数 |
非公表 |
取扱い商品 |
|
---|---|
外国株の取扱い |
■全1カ国 |
IPO実績 (2024年) |
10社 |
NISA |
△ |
iDeCo |
× |
単元未満株の取扱い |
× |
日本株の夜間取引 |
× |
日本株の取引手数料 |
0円~ |
クレカ積立還元率 |
× |
ポイント対応 |
DMM株ポイント |
1-10-2 DMM株(DMM.com証券)の各種ツール
DMM株では、以下のような株式取引関連のツールを用意しています。
- DMM株:株式取引用スマホアプリ
- DMM株 STANDARD:株式取引用ブラウザ版取引ツール
- DMM株 PRO+:株式取引用PCアプリ



2.ネット証券は複数口座を解説した方が良い理由
証券口座は1つあれば十分だと思っていませんか?
実は、複数のネット証券を開設して使い分けることで、投資の選択肢や利便性が格段に広がります。以下にその主なメリットを紹介します。
2-1 手数料や取引条件の「いいとこ取り」ができる
ネット証券によって、現物取引や信用取引の手数料体系、PTS取引の有無、単元未満株の対応状況などは異なります。
たとえば、デイトレードは手数料無料のA社、長期保有は使いやすいスマホアプリがあるB社といった使い分けが可能になります。
2-2 IPOの申込みチャンスや投資の選択肢が増える
IPO(新規公開株)の抽選は証券会社ごとに実施され、口座を持っていなければ参加すらできません。複数口座を持つことで、当選のチャンスが増えます。
また、個別株や投資信託などの取扱銘柄も証券会社によって異なるため、幅広い選択肢を得ることができます。
2-3 キャンペーン・ポイント特典の活用
各社が実施する口座開設キャンペーンやポイント投資の特典を複数享受できるのも、複数口座のメリットの一つです。
楽天ポイント・dポイントなどを活用すれば、現金を使わずに投資を始めることも可能です。
2-4 トラブルやシステム障害へのリスク分散
利用している証券会社がシステム障害を起こした場合でも、別の証券口座を持っていればすぐに取引が継続できます。
また昨今、各証券会社で不正アクセス被害が多発しており、複数口座に資金を分散させる必要性が高まっています。
予期せぬトラブルに備える意味でも、複数口座は保険になります。
3.総合証券とネット証券の違い
証券会社は、「総合証券」と「ネット証券」の2種類に大別されます。
両者の主な違いは以下の点です。それぞれ解説していきます。
- 取引手段
- 手数料
- サポート体制
- 商品・サービスの幅
3-1 総合証券とは?
総合証券は、店舗を構え担当者が対面や電話で営業を行います。担当者には投資に関する相談をすることができるほか、注文の発注は担当者を通して行われます。
取扱い商品は不動産投資・私募ファンド・富裕層向けのラップ口座など、幅広い金融商品やサービスを提供しています。
総合証券は、投資のアドバイスを受けられるため投資初心者や高齢者に向いています。一方、人を介したサービスのため後述のネット証券よりも手数料が高いです。また、担当者に電話か対面で伝えて発注を行ってもらう必要があるため、発注に時間がかかりスピード重視の投資には不向きです。
野村證券や大和証券などがこの業態に該当します。
3-2 ネット証券とは?
ネット証券は取引の全てがオンラインで完結するサービス。注文の発注から銘柄の調査まで全てユーザー自身で行う必要があり、基本的に対面での営業はありません。
取扱い商品については、基本的な金融商品は揃っていますが、複雑な商品や法人向けサービスは限られる場合があります。
ネット証券はユーザー自身で全て操作するため、迅速な取引が可能となるほか、取引手数料が非常に安く設定されておりコストを抑えることができます。反面、ネットの扱いに不慣れな人は口座開設や注文に戸惑ったり、操作ミスにより損失を被ったりするリスクも考えられます。
本記事でランキング形式で紹介した証券口座はすべてネット証券です。ネット証券にもデメリットはあるものの、特にコスト面でのメリットが大きいためcoindogはネット証券の利用をおすすめしています。
4.ネット証券で株式投資をする際の注意点
ここでは、一般的な株式投資のリスクや、ネット証券を利用する上での注意点を解説します。
特に初心者の方は必ずこれらの点は抑えてから投資に臨むようにしましょう。
4-1 元本割れのリスクがある
株価は日々変動しており、買ったときより値下がりしてしまうこともあります。
場合によっては投資額が半分以下になることもあり、元本保証はありません。
4-2 企業が倒産するリスク
万が一、投資先の企業が倒産すると、その株式の価値はほぼゼロになります。
特に中小型株や新興企業への投資では注意が必要です。
4-3 知識や情報収集が必要
企業の業績や市場の動向など、ある程度の情報収集や勉強が必要です。
何も知らずに感覚で投資すると、失敗のリスクが高まります。
その他、以下の5つの心構えを持っておきましょう。詳しくは、以下の記事で解説していますのでこちらも是非ご覧ください。
- 短期で大儲けしようとしない
- 情報を自分で取りに行く習慣をつける
- 分散投資の重要性を理解する
- 感情に流されない
- 自分に合った投資スタイルを見つける
5.ネット証券おすすめランキングのまとめ
ネット証券10社のおすすめランキングを紹介したうえで、総合証券とネット証券の違い、注意点を解説しました。
本記事の重要ポイントは以下の通りです。
- ネット証券口座を選ぶ際は「手数料」「取扱商品」「単元未満株」「情報・サポート」「取引ツール」を考慮すると良い
- 総合力であれば「SBI証券」「楽天証券」
- 手数料の安さ重視であれば「moomoo証券」「SBI証券」「楽天証券」
- 取扱商品の多さであれば「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」
- 日本株の単元未満株を取扱う(購入できる)ネット証券は「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」「三菱UFJ eスマート証券」「岡三オンライン」
- 情報の充実度では「マネックス証券」「SBI証券」「楽天証券」「三菱UFJ eスマート証券」「岡三オンライン」
- サポートの充実度では「松井証券」「GMOクリック証券」「SBIネオトレード証券」
- 取引ツールの利便性や使いやすさでは「三菱UFJ eスマート証券」「岡三オンライン」「GMOクリック証券」
- 仮想通貨投資との親和性であれば「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」

仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り