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メタプラネット、米大手OTC市場に上場
東証スタンダード市場に上場する株式会社メタプラネットは19日、店頭(OTC)取引銘柄を売買する株式市場であるOTCQXにて、19日(日本時間20日)より同社株式が取引開始されることを発表した。ティッカーシンボルは「MTPLF」に決定している。
OTC市場とは、取引所を介さずに売り手と買い手が直接取引する相対取引を行う市場のこと。OTCは「Over The Counter」の略で、当事者同士で価格や数量、決済方法などをあらかじめ決めて行う。
その中でもOTCQX市場は、米国のOTC Markets Group Inc.が運営する米国店頭市場の上位階層に位置する株式市場。上場企業や高品質な企業に特化した市場セグメントで、米国をはじめとする世界の12000銘柄の証券取引が行われている。
同市場は、ナスダックを目指す米国新興市場として位置づけられており、ナスダックやニューヨーク証券取引所などの主要取引所に上場していない銘柄を売買可能。
OTCQXに上場するには、高い財務基準のほか、継続的な情報開示やガバナンスの実践が求められるなど厳格な基準を満たす必要があるとされる。
海外投資家からの要望
OTCQX上場の背景として、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)への投資を続ける中、ビットコイン財務企業としての取り組みが海外でも注目されるようになったと説明。海外投資家より、同社株式を海外でも購入できる機会の要望が多く寄せられるようになったという。
投資家により多くの選択肢を提供することが有益であり、かつ同社の魅力度や企業価値向上に寄与すると判断し米国において株式の売買機会を設ける決定をしたと説明した。
4月よりBTCの買い増しを続ける同社は、現在BTCを1142.287枚保有しており、評価損益は約74億4600万円に及ぶ。
18日には「ビットコイントレジャリー事業」開始を発表し、「ビットコインの購入・蓄積」「プットオプション売取引」「ビットコインマガジン」の3つの業務を柱としてビットコインの備蓄を推進する考えを示した。
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参考:公式発表
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り