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安心して投資デビューできる「松井証券」の特徴

創業100年以上の歴史を持つ老舗証券会社でありながら、ユーザーに寄り添った革新的なサービスで高い支持を集める「松井証券」。

最大の特徴の一つは、サポートの充実度です。口座開設や取引方法でつまずいた際はもちろん、「銘柄の探し方」や「取引タイミング」といった投資相談も無料で受け付けているため、初心者が安心して投資の世界に足を踏み入れられる環境が整っています。

さらに、初心者でも使いやすいツールや自社メディア「マネーサテライト」、投資を楽しく学べるYouTube動画など豊富な情報コンテンツの提供も、初心者が安心できる材料となるでしょう。

本記事では、松井証券の全容がわかるように、特徴やメリット・デメリット、取引ツール、実際の使い方を紹介。その上で、coindogの読者の大半を占めると思われる仮想通貨投資家が株式投資をするメリットもあわせて解説します。

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    目次

  1. 松井証券とは?
    1. 1-1 松井証券の取扱い商品など基本情報
    2. 1-2 松井証券の配信ニュース・レポートなど
  2. 松井証券の取引手数料
    1. 2-1 松井証券の取引手数料(国内現物・国内信用)
    2. 2-2 松井証券の取引手数料(その他)
  3. 松井証券の取引ツール
    1. 3-1 松井証券のスマホアプリ
    2. 3-2 松井証券のPCツール
  4. 松井証券のメリット/デメリット
    1. 4-1 松井証券の7つのメリット
    2. 4-2 松井証券のデメリット
  5. 仮想通貨投資家が株式投資をする3つのメリット
  6. 松井証券での株式の買い方
  7. 松井証券のまとめ

1.松井証券とは?

出典:松井証券公式YouTube動画

松井証券は、初心者にもやさしいサポート体制が整ったネット証券として多くの個人投資家に選ばれています。

特に注目されているのが、無料で利用できる「株の取引相談窓口」です。松井証券に口座を持っていれば無料で専門スタッフに直接相談することができ、銘柄選びや取引タイミングなど、実践的なアドバイスを受けられます。

出典:松井証券公式サイト

また、投資初心者に向けた情報提供にも力を入れており、YouTubeチャンネルや自社動画メディア「マネーサテライト」では、基礎知識や市況解説、取引テクニックまで幅広いコンテンツを無料で配信。

初めて証券口座を開設する方や、サポート・学習コンテンツの充実度を重視する方にとっては、松井証券は安心して選べる証券会社の一つと言えるでしょう。

さらに、1日の約定代金の合計が50万円以下の場合や、25歳以下の全ユーザーが国内株式の売買手数料が無料となる点など、コストパフォーマンスを重視する投資家にとっても魅力的な設計です。

出典:松井証券公式サイト

なお、松井証券はFXもサービス水準も高く、専門のFX業者にも引けを取りません

手厚いサポートを受けられる他、1通貨(ワンコイン=1000分の1のコスト)から取引できる点など明確な優性性があるため、少額からコストを抑えて取引できるFX口座を探している方には特におすすめです。

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1-1 松井証券の取扱い商品など基本情報

松井証券の取扱い商品や対応する取引形式など基本情報を以下の表にまとめています。

取扱い商品
  • 国内株式
  • 外国株式(米国株のみ)
  • 投資信託
  • FX
  • 先物・オプション
  • 取引手数料

    金融商品などにより異なる。

    (詳しくは「2.松井証券の取引手数料」参照)

    NISA/iDeCo口座

    単元未満株

    △(売却のみ可)

    PTS取引(夜間)

    スマホアプリ
    ポイント投資

    松井証券ポイント

    関連サービス 貸株サービス/ロボアド/マーケットラボ/
    松井FP~将来シミュレーター~など

    1-2 松井証券の配信ニュース・レポートなど

    松井証券が配信する提携元のニュースやレポートなどの情報コンテンツを以下にまとめました。

    同社が提供する独自の投資情報ツール「マーケットラボ」では、株価情報やニュースの他、四季報・売買動向・業績予想・優待情報など投資に役立つ情報が一つにまとめられています

    口座開設するだけで無料で利用できるため、活用しない手はないほどの便利なツールです。

    1-2-1 提携ニュース

    トムソンロイター フィスコ ダウジョーンズ 時事通信 モーニングスター
    × × ×
    会社四季報 四季報速報 日経QUICKニュース QUICKリサーチネット FX wave

    1-2-2 配信コンテンツ

    自社配信ニュースなど

    投資メディア「マネーサテライト」

    初心者コンテンツ

    公式サイト・マネーサテライト・YouTubeで配信

    レポート
  • 自社アナリストのレポート
  • 国内企業の評価
  • 個別銘柄の分析・銘柄スコア・ランキングなど
  • コラム
  • 公式サイト・マネーサテライトなどで配信
  • 業績予想

    IFIS予想

    フル板情報サービス

    〇(信用取引の約定回数が10回以上で利用可)

    動画

    マネーサテライト・YouTube

    メルマガ

    「fx wave」のメルマガ配信

    オンラインセミナー

    会場セミナー

    2.松井証券の取引手数料

    出典:松井証券公式サイト

    以下、松井証券の主要な各種金融商品、取引形式における手数料を表にまとめて掲載しています。

    2-1 松井証券の取引手数料(国内現物・国内信用)

    松井証券の国内株式の取引では、現物・信用ともに1日の約定代金の合計で手数料が決まる「ボックスレート」を採用。1日計50万円以下の取引であれば手数料が無料となります。

    また、それとは別に、25歳以下のユーザーであれば合計約定金額にかかわらず取引手数料が無料となります。

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    国内現物 ~5万円 ~10万円 ~30万円 ~50万円 ~100万円 ~300万円 ~1000万円
    約定金額ごと

    1日定額制

    0円

    0円

    0円

    0円

    1100円

    3300円

    11000円

    国内信用 ~5万円 ~10万円 ~30万円 ~50万円 ~100万円 ~300万円 ~1000万円
    約定金額ごと

    1日定額制

    0円

    0円

    0円

    0円

    1100円

    3300円

    11000円

    2-2 松井証券の取引手数料(その他)

    米国株 投資信託 単元未満株 PTS取引(夜間取引) IPO申込み
    手数料
  • 現物:0.495%
    (約定代金が2.22ドル以下は手数料無料)
    ※NISAでは手数料無料
  • 信用:0.33%
    (約定代金が3.33ドル以下は手数料無料)
  • 0円

    約定代金×0.55%

    取引所とPTSの取引を合わせた1日の
    約定代金合計により手数料が決定

    0円

    3.松井証券の取引ツール

    松井証券の基本的な情報を紹介したところで、ここでは読者の皆様が実際の利用シーンをイメージできるように、スマホアプリとPC版の取引ツールなどを紹介します。

    かゆいところに手が届く豊富なツールが用意されているため、使いこなすことで自身のトレードのレベルを引き上げられることもできるでしょう。

    3-1 松井証券のスマホアプリ

    スマホアプリは「日本株アプリ」「投信アプリ」「FXアプリ」など各金融商品ごとに用意されており、その他にも以下のようなツールがあります。

    • MATSUI Bankアプリ:松井証券ユーザー専用のネット銀行「MATSUI Bank」のアプリ
    • 松井FP~将来シミュレーター~:簡単な質問に答えるて将来必要なお金をシミュレーションできる
    • フル板情報(BRiSK for 松井証券):東証全銘柄のフル板方法をリアルタイム表示

    ここでは、「松井証券 日本株アプリ」と「MATSUI Bankアプリ」について詳しく解説します。

    3-1-1 日本株アプリ

    出典:松井証券公式サイト

    国内株式の取引に対応した「松井証券 日本株アプリ」は、初心者でも直感的に操作できる優れた操作性を特徴としており、情報収集から取引機能までひとつに集約したアプリです。

    取引関連の機能では、シンプル注文や詳細注文で自分に合った取引ができる他、「スピード注文(板発注)」では値段のダブルタップだけで発注が完了するため、迅速な取引にも対応。また、最大2500銘柄をお気に入り登録できる「株価ボード」を使えばトレード効率をさらに高められるでしょう。

    株価ボード(出典:松井証券公式サイト)

    閲覧可能な情報コンテンツは多岐にわたり、ニュースや指数・為替・ランキングなど充実した市況情報に加え、会社四季報や東証売買内訳データまで網羅。

    売買分析画面(出典:松井証券公式サイト)

    さらに、テクニカル指標は20種類と豊富に用意されているため銘柄の詳細な分析にも適う、まさにかゆいところに手が届くアプリです。

    3-1-2 MATSUI Bankアプリ

    出典:松井証券公式サイト

    MATSUI Bankの専用アプリ「MATSUI Bankアプリ」は、スイープ入金により松井証券での取引をより便利にします。

    スイープ入金は、松井証券で株式などを買う際に必要な資金をMATSUI Bank口座から自動入金する方法。松井証券からMATSUI Bankへの出金は休日や夜間も含め、無料かつ即時に行えます。

    また、MATSUI Bankなら円普通預金も米ドルの外貨普通預金も高金利のため、投資していない時でも効率的に資産運用できます。

    さらに、MATSUI Bankデビットでは、利用金額の1%分が松井証券ポイントとして還元されます。ポイントは積立や他社ポイント・アマギフなど各種商品への交換も可能。

    3-2 松井証券のPCツール

    PC版では、以下のように非常に豊富な取引ツールや投資情報ツールが用意されています。

    • ネットストック・ハイスピード:発注から分析までをカバーする高機能トレーディングツール
    • ネットストックトレーダー(有料):松井証券ユーザー限定の有料情報ツール
    • ネットストックトレーダー・プレミアム(有料):松井証券ユーザー限定のより高機能な有料情報ツール
    • マーケットラボ:投資判断に役立つ情報や分析機能を全てひとつに集約したツール
    • チャートフォリオ:チャートの形状やオリジナル業種から銘柄を検索する投資情報ツール

    ここでは、「ネットストック・ハイスピード」と「マーケットラボ」について詳しく解説します。

    3-2-1 ネットストック・ハイスピード

    出典:松井証券公式サイト

    「ネットストック・ハイスピード」は、プロの投資家と同等の取引環境を追求した、パソコン用高機能トレーディングツール。

    トレードで最も重要な要素の一つが取引スピードですが、同ツールの「スピード注文」機能では、事前に注文条件を設定しておくことで価格帯を最短1クリックで発注できます。利益確定や損切りにも機敏に対応できるため、1秒を争うデイトレードとの相性は抜群です。

    出典:松井証券公式サイト

    相場分析に欠かせないテクニカルチャートや描画ツールも豊富に用意されています。上掲の画像は実際のチャート画面ですが、画面左側にテクニカル指標、右側が描画ツールの一覧が表示されています。

    チャートの追加・削除などを1クリックで簡単にできる操作性に加え、グリッド線やチャート足の配色など自由にアレンジできるカスタマイズ性能も備えています。

    出典:松井証券公式サイト

    複数銘柄のチャートと気配を同時に監視できる「マルチチャートボード」という画面も用意されています。銘柄を登録し管理する「株価ボード」と連携しているため、銘柄を登録し直す必要はありません。

    なお、株価ボードは登録銘柄のインポート・エクスポートが可能なため、他社ツールの登録データをネットストック・ハイスピードに引き継ぐことができます。

    出典:松井証券公式サイト

    多機能でカスタマイズ性に優れたネットストック・ハイスピードであれば、プロと同等の環境で取引・分析ができるでしょう。

    3-2-2 マーケットラボ

    出典:松井証券公式サイト

    「マーケットラボ」は、投資判断に役立つ情報や分析機能を集約したツールで、利便性の高さが投資家の間で評判を呼んでいます

    株価情報やニュースのほか、四季報や企業情報、売買動向、業績予想などよりどりみどりの情報を詳細に見ることができます。

    例えば、株価情報ではアナリストやAIの予想、収益性や財務健全性などから算出される「銘柄スコア」なども掲載。登録した銘柄に絞ってニュースをまとめて閲覧することも可能です。投資判断や個別銘柄の分析に大いに役立つでしょう。

    出典:松井証券公式サイト

    また、情報配信のみならず、詳細なチャートや注文画面との連動機能もあるため取引画面と連携できる点も魅力的です。

    4.松井証券のメリット/デメリット

    ここまで、松井証券の基本情報や取引ツールについて見てきました。では、同業他社と比較してどのような特徴があるのでしょうか?

    以下、メリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。

    4-1 松井証券の7つのメリット

    まずは、松井証券のメリットを7つ紹介します。

    4-1-1 各種手数料が安い

    出典:松井証券公式サイト

    松井証券では、現物・信用ともに1日の約定合計金額が50万円以下であれば国内株式の売買手数量が無料となるだけでなく、25歳以下のユーザーは約定金額にかかわらず国内株式の売買手数料が全て無料。取引金額が比較的少ない人や若年層には魅力的なサービス設計です。

    その他、NISAでの取引も買い付けや株式の出庫も無料です。さらに、他社から松井証券の口座に株や投信を移管する際に、ユーザーが移管元の金融機関に支払った金額を同社が全額負担するサービスもあるため、どの証券会社からも実質無料で松井証券に出庫することができます。

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    4-1-2 他社ポイントなどに交換できる「松井証券ポイント」が貯まる

    出典:松井証券公式サイト

    松井証券では、投信積立や投信残高、「MATSUI Bank」のデビッド機能の利用により、独自のポイント「松井証券ポイント」がもらえるお得なシステムがあります。

    投信積立ではキャンペーンと併用で最大7%、投信残高は最大1%、「MATSUI Bank」のデビッド機能では一律1%という高還率も魅力。

    出典:松井証券公式サイト

    貯まったポイントは投信積立に利用できるほか、「PayPayポイント・dポイント・・Amazonギフトカード」との交換にも対応。さらに、「松井証券ポイント画面」にて3000種類以上の商品と交換することもできます。

    出典:松井証券公式サイト

    4-1-3 信用取引のサービスが充実

    松井証券では信用取引サービスが充実しており、制度信用取引・無期限信用取引・短期信用取引・一日信用取引が可能です。

    いずれも競争力の高い手数料体系で、制度信用取引であれば現物と合わせて一日の約定金額合計が50万円以下なら無料、その他の種類の信用取引は手数料無料です。また、一日信用取引であれば取引手数料のほか金利・貸株料も無料とされており、デイトレーダーに好評です。

    出典:松井証券公式サイト

    また、制度信用取引以外の信用取引(一般信用取引)において売り建て(空売り=ショート)が可能な点も特徴。売建できる銘柄数は1000銘柄を超えており豊富です。

    さらに、株主優待取りの際などによく使われる「つなぎ売り」で必要な「現物買」「信用売」をまとめて発注できる「クロス注文」や「清算予約注文」といった信用取引に便利な注文にも対応しています。

    4-1-4 夜間取引ができる

    松井証券はPTS取引に対応しているため、夜間でも取引できます。取引可能時間帯は17時~翌2時です。

    PTSとは、投資家が東京証券取引所などの証券取引所を経由せずに株式を売買できる私設取引システムのこと。PTS市場では東証の取引時間外でも注文できます。

    PTS取引に対応するのは一部のネット証券に限られるため、松井証券はその点で優位性があります。また、PTS取引も一日の約定合計金額が50万円以下なら無料の対象です。

    4-1-5 事前入金なしでIPO申込み可能、取扱い件数も豊富

    出典:松井証券公式サイト

    松井証券は、口座残高にお金がなくともIPO(新規株式公開)の抽選に参加可能。当選後、期日までに必要資金を入金すれば良いため、抽選時点で資金拘束がありません。

    IPOの応募において、より資金の融通を利かせやすいメリットがあります。また、配分予定数量の70%以上が完全に平等に当選する抽選システムのため、誰にでもチャンスがあります。

    松井証券は近年、IPOの取扱いに注力しており、銘柄数は2023年が70社、2024年54社と業界最多水準を誇ります。

    4-1-6 投資情報ツール・コンテンツが充実

    出典:松井証券公式サイト

    「3.松井証券のツール」でも紹介しましたが、松井証券はニュースや株価予想などあらゆる情報をひとつのツールに集約した「マーケットラボ」をはじめとして、用途に合わせて使い分けられる投資情報ツールが多数提供されています。

    また、初心者から中上級者まで満足できる動画コンテンツにも定評があります。YouTube公式チャンネルでは投資の基礎から応用まで楽しく学べるコンテンツを配信。中でも、お笑いコンビ「マヂカルラブリー」と著名投資家テスタ氏が出演する「資産運用!学べるラブリー」というシリーズが人気です。

    同社が手がける投資情報専門メディア「マネーサテライト」では、株式ニュースや株式取引の基礎やテクニカル分析など投資の知識を深められるコンテンツが配信されています。

    4-1-7 何でも聞ける「株の取引相談窓口」など充実のサポート

    出典:松井証券公式サイト

    松井証券は、ユーザーサポートにおいて万全の体制を敷いており、格付け機関HDI-Japan主催の「問い合わせ窓口格付け」証券業界部門で14年連続最高評価の三つ星を獲得するほど。

    電話やチャットでの問い合わせ対応といったリモートサポートといった標準的なサポートはもちろん、「株の取引相談窓口」というプロに投資相談ができるサービスまであります。

    出典:松井証券公式サイト

    同サービスでは、事前に相談したい銘柄や相談内容を伝えて予約することで、高いコミュニケーション能力と幅広い投資知識を兼ね備えたアドバイザーが親身になって相談に応えてくれます。

    以下は、実際に松井証券のユーザーが相談している内容の一部。「銘柄の探し方」「材料探し」「買い時や売り時」など多岐にわたります。

    出典:松井証券公式サイト

    こうした投資相談サービスはSBI証券でも提供されていますが、IFAコースなど専用のコースを選択している必要があります。国内株式の売買手数料などが無料となる「インターネットコース」は対象外のため、手数料無料の恩恵に与かれません。

    一方で、松井証券ではコースの区分は存在せず、全てのユーザーに対して同一のサポートサービスや取引ツールが提供されているため、口座を保有してさえいれば誰でも無料で相談することができます。

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    4-2 松井証券のデメリット

    一方で、松井証券には以下のようなデメリットもあります。

    4-2-1 単元未満株の購入ができない

    松井証券では、単元未満株(1単元未満の株式)の購入はできません。 ​

    ​保有している単元未満株の売却は可能ですが、新たに購入することはできないため、少額から株式投資を始めたい方や特定の銘柄を少しずつ買い増ししたい方には不便です。

    多くの主要ネット証券で単元未満株が取引できる中、松井証券は未対応なため選択肢として劣る面があります。

    株式は1コインからの少額取引には対応していない一方で、投資信託は100円から、FX口座では1通貨(1コイン程度)から取引可能です。投信やFXで少額取引に魅力を感じる方は有力な選択肢となるでしょう。

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    4-2-2 取扱い金融商品の種類が少ない

    松井証券は、株式や投資信託、FX、先物・オプションなど主要な投資商品には対応しており、特に投資信託の取扱本数は1900本と充実しています。

    しかし、外国株式は米国株のみに限定されており、中国株やその他地域の株式には対応していません。また、株式以外では、外貨建て債券や金・プラチナなどのコモディティ商品、CFD(差金決済取引)などの一部のデリバティブ商品の取扱いもありません。

    こうした商品の取扱いがあり、商品ラインナップの多さが際立つSBI証券楽天証券などと比べると選択肢が限定されています。

    4-2-3 1日50万円を超えた分の取引手数料が割高

    松井証券では、1日の約定代金合計が50万円以下であれば、現物取引および信用取引の手数料が無料となる「ボックスレート」を採用しています。

    ​しかし、50万円を超えると100万円までで税込1100円、以降100万円ごとに1100円が加算され、最大で税込11万円の手数料が発生します。

    ​そのため、1日の取引額が50万円を超えることが多い投資家にとっては、手数料負担が大きくなる可能性があります。

    5.仮想通貨投資家が株式投資をする3つのメリット

    ここまで、松井証券の特徴を解説してきましたが、株式投資と仮想通貨投資には親和性があることをご存知でしょうか?

    仮想通貨投資家が株式取引をする3つのメリットを解説します。

    5-1 仮想通貨と異なる市場でリスク分散できる

    価格変動が非常に激しい仮想通貨市場と比較すると、株式(特にETFや大型株)の値動きは安定している傾向があります。仮想通貨と株式取引を併用することで、異なる市場に資産を分散しリスクヘッジができるでしょう。

    また、株式市場は仮想通貨市場とは異なる要因で動くことが多いため、相場の動きが連動しないことが多々あります。

    例えば、仮想通貨市場が暴落しても株式市場では安定した値動きをすることも多いため、株式取引を行うことで仮想通貨の下落リスクを補える可能性があります。

    5-2 仮想通貨・ブロックチェーン企業に株式からも投資できる

    仮想通貨に直接投資するだけでなく、ビットコイン(BTC)のマイニング企業、取引所、半導体関連などを株式で保有すれば、仮想通貨の成長の波に広く乗ることが可能です。

    株式投資により、仮想通貨そのものではなく「仮想通貨のエコシステム」にも分散投資できるメリットがあります。

    5-3 金融知識の応用範囲が広がる

    仮想通貨のトークノミクス(トークン設計)やオンチェーン分析に慣れている人は、ファンダメンタル分析や企業財務にも適応しやすいでしょう。

    また、株式投資を学ぶことで、金利・為替・マクロ経済などへの視野が広がり、結果として仮想通貨投資にもいかすことができます。

    6.松井証券での株式の買い方

    出典:マネーサテライト

    松井証券の特徴などをお伝えしたところで、ここからは実際に取引する手順を見ていきましょう。

    例として、国内株式をスマホアプリ「松井証券 日本株アプリ」にて購入する方法を解説します。以下の手順で操作します。

    1. 入金
    2. 銘柄検索
    3. 購入する銘柄をタップ
    4. 注文内容を入力
    5. 取引パスワードを入力して発注

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    6-1 松井証券の口座に入金

    「松井証券 日本株アプリ」で入金を行うための操作は以下の通りです。

    1. 「メニュー」→「入出金」をタップ
    2. 希望する入出金方法を選択し、画面案内に沿って手続きする
    出典:松井証券公式サイト

    松井証券の総合口座への入金方法は以下の6通りあります。好きな入金方法を選んで入金しましょう。

    • スイープ入金
    • MATSUI Bank入金
    • ネットリンク入金
    • らくらく振替入金
    • 定期入金
    • 銀行振込入金
    出典:松井証券公式サイト
    出典:松井証券公式サイト
    出典:松井証券公式サイト
    出典:松井証券公式サイト
    出典:松井証券公式サイト
    出典:松井証券公式サイト

    6-2 銘柄検索

    入金を終えたら、購入したい銘柄を検索します。「松井証券 日本株アプリ」では、以下の検索方法があります。

    検索して表示された中から購入する銘柄をタップしましょう。

    • 銘柄名・銘柄コード・キーワードを入力試験策
    • 株主優待で検索
    • 注目テーマで検索
    • こだわりサーチで条件を指定して検索
    出典:松井証券公式サイト

    以下の記事では、ビットコイン(BTC)購入を発表(実施)した国内企業をまとめています。なかには発表により株価が急騰しストップ高をつけた企業もあります。

    仮想通貨投資家や仮想通貨関連株への投資を検討する方はぜひご覧ください。

    【株式投資家必見】ビットコイン(BTC)購入を発表した日本企業まとめ

    6-3 注文内容を入力

    検索画面にて購入する銘柄をタップした後は、以下の画像の手順に従って買い注文の入力をします。以下の手順で操作します。

    1. ①「注文画面へ」より②「現物買」をタップ
    2. ①注文内容を入力→②取引暗証番号を入力→③「注文確認画面へ」をタップ
    3. ①注文内容を確認→②「注文実行」をタップ
    4. 注文受付が完了

    上記手順2にて、「詳細注文」と「シンプル注文」は上部右上の「シンプル注文へ」「詳細注文へ」で切替できます。

    ※「シンプル注文」は、株数と値段の入力のみで素早い発注ができます。逆指値・追跡指値注文や返済予約注文は、「詳細注文」で発注します。

    出典:松井証券公式サイト
    出典:松井証券公式サイト

    「松井証券 株アプリ」で可能な注文方法と内容は以下の通りです。

    • シンプル注文:株数と価格(指値または成行)のみの入力で発注する
    • 成行注文:注文価格を指定せず、現在のレートに対して発注する
    • 追跡指値注文(OCO注文):異なる2つの注文を同時に発注し、片方が約定したらもう片方を自動的にキャンセルする注文方法
    • 逆指値注文:株価の動きを監視し、指定した価格に到達した時に、予め設定した注文を市場へ発注する注文方法
    • 返済予約注文:通常の指値注文を発注したまま、株価の動きを監視し、指定した価格に到達した時に予め設定した注文へ指値を訂正する注文方法

    7.松井証券のまとめ

    松井証券の基本情報に始まり、特徴や取引ツール、使い方などを見てきました。

    本記事の重要ポイントは以下の通りです。

    • 松井証券は創業100年以上の歴史を持つ老舗証券会社
    • 無料で株のことを何でも相談できる「株の取引相談窓口」などサポートが非常に充実
    • その他、取引手数料が無料になる点、松井証券ポイントが貯まる点、情報コンテンツの充実度といったメリットも
    • 一方で、単元未満株の購入ができない、取扱い金融商品の種類が少ないといったデメリットも
    • 仮想通貨投資家が株式投資をすることで「リスク分散」「経済圏への分散投資」「金融知識の応用範囲拡大」といった利点も

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    参考:松井証券公式サイト

    coindog編集長
    仮想通貨ブロガー/投資家
    早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り

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