玄人も唸る多機能ツールが武器「ヒロセ通商(LION FX)」
上場企業ヒロセ通商が提供する「LION FX」は、そのハイスペックな取引ツールやトップクラスの取扱い通貨ペア数により、中上級者を中心に注目を集めるFXサービスです。
高機能ツールを駆使して自分の投資スタイルに合った戦略を組み立て、多様な通貨ペアの中から相場環境に合わせた柔軟な取引を実現できるでしょう。また、約定力も非常に高いうえにスキャルピングが公認されているため、短期トレーダーに最適な環境でもあります。
さらに、スプレッドは業界最狭水準、高金利通貨のスワップも高水準のため取引コストを最小限に抑えことができるほか、スワップ運用で長期的な利益を狙うスタイルにも対応します。
本記事ではLION FXの全容がわかるように、全取り扱いペアなど基本情報、スプレッド・スワップポイント、メリット/デメリット、取引ツール、使い方、仮想通貨投資家がFX取引をするメリットを解説します。
- ヒロセ通商(LION FX)とは
- ヒロセ通商(LION FX)のスプレッドとスワップポイント
- ヒロセ通商(LION FX)の取引ツール
- ヒロセ通商(LION FX)のメリット/デメリット
- 仮想通貨投資家がFX取引をする3つのメリット
- 実際にヒロセ通商(LION FX)で取引してみよう
- ヒロセ通商(LION FX)のまとめ
目次
1.ヒロセ通商(LION FX)とは

LION FXは東証スタンダード上場のヒロセ通商が提供するFX口座。高性能な取引ツール群は多くのトレーダーから好評を博しています。
LION FXでは、豊富なテクニカルチャートを搭載するほか、同サービスオリジナルの注文方法を含めた27種類の注文が可能。PC版のカスタマイズ性も高く、使い方に合わせたオリジナルの画面で快適かつ高度なトレード・分析を実現します。
また、取扱い通貨ペアは54種類と国内屈指です。主要通貨ペアはもちろん、タイバーツやイスラエルシュケルといった多数のマイナー通貨ペアも網羅しているため、多様な市場環境に対応できます。
取引コストの低さやスワップも競争力が高く、最狭水準のスプレッドと高金利通貨を中心とした高水準のスワップポイントが魅力。有利な取引環境でよりハイレベルなトレードと分析がしたい人に最適です。
1-1 ヒロセ通商(LION FX)の取扱いペアなど基本情報
LION FXの取扱い通貨ペアや取引ルールなど基本情報を以下の表にまとめています。
基本情報 | |
---|---|
取扱いペア |
USD/JPY(米ドル/円)・EUR/JPY(ユーロ/円)・GBP/JPY(英ポンド/円) USD/JPY・EUR/USD・EUR/JPY・GBP/USD・GBP/JPY・AUD/JPY |
最小取引単位 |
1000通貨 |
最大取引単位 |
(一部通貨ペアは異なる) |
取引手数料 |
無料 |
スプレッド |
通貨ペアごとに異なる (詳しくは「2.ヒロセ通商(LION FX)のスプレッドとスワップポイント」参照) |
スワップポイント |
通貨ペアごとに異なる (詳しくは「2.ヒロセ通商(LION FX)のスプレッドとスワップポイント」参照) |
レバレッジ |
最大25倍 |
ロスカット基準 |
有効比率が100%未満となった場合 |
追加証拠金(追証) |
追証制度はなし。入金金額以上の損失が発生し不足金がでた場合、3営業日以内に支払いが必要 |
取引時間 |
|
デモトレード |
〇 |
自動売買機能 |
〇 |
関連サービス |
CFD |
1-2 ヒロセ通商(LION FX)の配信ニュース・レポートなど
ヒロセ通商(LION FX)で配信されているニュースやレポート、コラムなどの情報コンテンツは以下の通り。
なかでも、「小林芳彦のマーケットナビ」は好評です。元インターバンクディーラーの同氏が独自に収集した情報ソースから分析しプロの視点で解説したレポートは取引の道しるべとなるでしょう。
そのほか、初心者コンテンツ、各種レポート、ブログ、メルマガ、複数のYouTubeチャンネルでの動画解説などバラエティに富んだコンテンツを展開。相場情報のキャッチアップや知見を深める学習をするのに十分すぎるほどの量と質を備えていると言えます。
1-2-1 提携ニュース
FXi24 | FX wave | Market Win24 | ロイター | ダウ・ジョーンズ |
---|---|---|---|---|
〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
Klug | フィスコ | グローバルインフォ | 日本証券新聞 | 時事通信社 |
〇 | × | × | × | × |
1-2-2 自社配信コンテンツ
自社配信ニュースなど |
マーケット速報、モーニング・イブニングショット、かざみどり(公式ブログ)・メルマガ |
---|---|
初心者コンテンツ |
初心者入門記事、テクニカル分析の基礎の説明など |
レポート |
fx wave weekly |
コラム |
小林芳彦のマーケットナビ |
動画 |
FX経済研究所(YouTube)、芳彦先生のお悩み相談室Live!!等(YouTube) |
オンラインセミナー |
〇 |
会場セミナー |
× |
2.ヒロセ通商(LION FX)のスプレッドとスワップポイント
LION FXの主要通貨ペアのスプレッドとスワップポイント(2025年4月7日時点)は以下の表の通り。
業界最狭水準のスプレッドが提示されていることがわかります。なお、業界最狭水準のスプレッド提示時間帯は午前9時~翌午前3時です。左記以外の時間帯はスプレッドが広がる点に注意しましょう。
スワップは高金利通貨を中心に高水準で提示されていますが、売りで入った際に支払いが必要となるマイナススワップが高めに設定されているため、コストが大きくなる点に注意しましょう。
通貨ペア | スプレッド① (午前9:00~翌午前3:00) |
スプレッド② 左記以外の時間帯 |
買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|---|---|
USD/JPY(米ドル/円) |
0.2銭 |
3.8銭 |
161 |
-191 |
EUR/JPY(ユーロ/円) |
0.4銭 |
5.9銭 |
100 |
-150 |
GBP/JPY(英ポンド/円) |
0.9銭 |
9.9銭 |
202 |
-217 |
AUD/JPY(豪ドル/円) |
0.5銭 |
5.8銭 |
90 |
-120 |
EUR/USD(ユーロ/米ドル) |
0.3pips |
-92 |
76 |
|
GBP/USD(英ポンド/米ドル) |
0.6pips |
9.8pips |
-36 |
7 |
AUD/USD(豪ドル/米ドル) |
0.4pips |
-58 |
14 |
3.ヒロセ通商(LION FX)の取引ツール

LION FXの基本情報を紹介したところで、ここでは読者が実際の利用シーンをイメージできるように、LION FXの各種取引ツールを紹介します。
ヒロセ通商はユーザーの用途や習熟度にあわせて最適な取引ツールを選べるように、モバイル版・PC版ともに多数の種類を用意しています。
3-1 ヒロセ通商(LION FX)のモバイル版取引ツール

以下は、LION FXのモバイル版取引ツールです。Android・iPhone・iPad版のアプリに加え、Webブラウザ上で利用できるタブレット版の「Lion Tab」、チャート分析ツール「LionチャートPlus+」も提供されています。

例としてPCツールにも引けを取らないスマホアプリの機能を紹介します。アプリでは同じ画面上にクイック注文とチャートが表示されているため、1画面で売買・管理・決済まで完結し迅速な取引が可能。
また、通貨ペア毎に異なる注文設定ができるため、より高度で戦略的なトレードに対応します。さらに、取引画面やチャートのカラーも選べるというかゆいところに手が届く設計です。

取引や分析をアシストするツールも多彩です。多数のテクニカルチャートに描画機能も搭載するほか、1画面に最大4つのチャートを表示できるため多角的な分析ができるでしょう。
そのほか、過去の取引記録をグラフで可視化してくれる「LION分析ノート」、多くのトレーダーから好評を博す「小林芳彦のマーケットナビ」をはじめリアルタイム為替ニュースや各種レポートなど多数の情報コンテンツも利用できます。

3-2 ヒロセ通商(LION FX)のPCツール

ヒロセ通商およびLION FXは、特に多彩なPC版取引ツールとそれぞれの性能の高さで業界内で一目置かれています。
以下は、LION FXのPC版取引ツールです。インストール型が「C2」「.NET4」「Mac専用」の3種類、ブラウザ版が「HTML5版」「LION Web」の2種類、そして2種類のチャート分析ツール「LION Basic」「LIONチャートPlus+」が提供されています。

以下、インストール型の中でも最も多機能でヒロセ通商がイチオシとしている「C2」およびチャートツールについて紹介します。
3-2-1 超短期から長期まで対応するオールラウンダー「C2」

「C2」はWindows専用の高機能・高カスタマイズ性を備えたインストール型アプリケーション。LION FXの各種ツールの中で最も多機能かつカスタマイズ性に優れており、特にスキャルピングやデイトレードなどの短期売買に適しています。
まず、ひとつの画面上にレートやチャート、保有するポジション一覧、クイック注文まで網羅的に表示させることができるため、迅速かつストレスフリーに様々な機能にアクセスできます。

また、ポジションを保有していないときも含めて全決済注文パネルを常時表示させておくことができるため、「ここぞ」というタイミングを逃しません。
テクニカルチャートは22種類と豊富に用意。また、チャートカラーを好みの色に選択したり、チャート上にメモとして文字を入力したり、過去のエントリーポイントを表示させて取引を視覚的に振り返ったりすることも可能です。

さらには、全体のチャートを見ながら特定のタイミングを「ミニチャート」としてピンポイントで表示する機能まであります。自分だけのオリジナルチャートを作成し、より高度で多角的な分析が実現できるでしょう。

チャートのみならず画面全体のカスタマイズももちろん可能です。9種類のデザインの中から好みのデザインに画面を分割できるほか、注文画面の複数設置、ウィンドウの複数タブ表示にも対応。用途に合わせて最適な画面を構築できます。
カスタマイズした各種設定は保存したうえで別の端末にエクスポートできるため、複数端末で利用する際に再度同じ環境を構築し直す手間が省けます。

その他、テクニカル分析を自動で行い相場のトレンドを教えてくれる「シグナルパネル」、過去のデータから未来の値動きを予想する「さきよみチャート」も搭載。売買のタイミングを掴む手がかりとして利用できます。
中上級者も満足する多機能・カスタマイズ性のみならず、テクニカル分析に慣れていない初心者にも配慮された設計であることががわかります。

3-2-2 目的別に特化した2種類のチャートツール

LION FXでは、以下のチャートツールが利用できます。
- LION Basic
- LIONチャートPlus+
「LION Basic」はスキャルピングに特化したツールで、チャートを見ながら迅速かつ簡単に売買したいというニーズに応えます。とにかくシンプルな画面が特徴で、チャートや注文方法の種類を限定することで超短期トレードに最適化されています。
「LIONチャートPlus+」は基本的な発注機能は備えつつ、チャート機能に特化したツール。じっくり分析しながらのデイトレードや中長期のトレードに適しています。
このように、目的がはっきりしている場合上記のチャートツールを利用することでより戦略的な立ち回りができるでしょう。
3-3 ヒロセ通商(LION FX)のデモ取引ツール
LION FXでは、モバイル版・PC版のアプリでデモ取引が提供されており、本取引で使用するツールと同様の操作感、かつ実際の配信レートと同様のレートでFX取引を体験できます。
実際に自身の資金を入金して取引するわけではないため、リスクをとらずにリアルな相場を体験しつつ、FXの仕組みや操作方法を学ぶことができるため初心者におすすめです。
デモ取引で練習してからであれば、本取引でスムーズに取引できるでしょう。
4.ヒロセ通商(LION FX)のメリット/デメリット
ここまで、ヒロセ通商(LION FX)の基本スペックや取引ツールについて見てきました。では、同業他社と比較してどのような特徴があるのでしょうか?
以下、メリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。
4-1 ヒロセ通商(LION FX)の6つのメリット
まずはヒロセ通商(LION FX)のメリットを6つ紹介します。
4-1-1 用途に合わせて選べるハイレベルな取引ツール群

「3.ヒロセ通商(LION FX)の取引ツール」で詳しく解説したとおり、LION FXではモバイル版・PC版のそれぞれで多数のツールが存在します。ユーザーが使い方や習熟度に合わせて柔軟にトレードできるようにと、同社が特に力を入れているのがツール開発です。
実際、ミンカブ・ジ・インフォノイド社が手がける金融メディア「みんかぶ」が実施したFX会社比較ランキング「取引ツール」部門では6年連続で1位を獲得。また、オリコン顧客満足度ランキング「FX総合」部門でも5年連続で1位に選ばれています。

PC版にも引けを取らない性能のモバイル版では、1画面で売買から決済まで完結する優れたUI/UX、豊富なテクニカルチャートに描画機能、同サービスオリジナルの注文を多数含む27種類の注文方法、通貨ペア毎の注文設定など、高度で戦略的なトレードに対応。家でも外出先でも快適なトレード体験が得られるでしょう。
PC版ではモバイル版の機能に加えて、さらに細かい設定や自由度の高いカスタマイズ性を備えます。より迅速な取引と高度で緻密な分析を可能にすることから中上級者のトレーダーを中心に高い支持を得ています。
また、PC版では相場のトレンド分析や値動きの予測をしてくれるツール「シグナルパネル」および「さきよみチャート」も利用可能です。これらを補助的に活用していくことで、チャートの使い方やテクニカル分析に慣れていない初心者も、習熟度を高めていけるでしょう。
4-1-2 国内最多水準の取扱い通貨ペア数

LION FXは、取り扱い通貨ペアの豊富さが大きな特長で、国内FX業者の中でもトップクラスの54通貨ペアを提供しています。
通貨ペアが豊富な環境では、投資機会の拡大やリスク分散がしやすく柔軟なポートフォリオ構築が可能になります。特定の経済指標や地政学リスクに影響されにくい通貨を組み合わせたトレードなど、通貨ペアの選択肢の広さをいかしたアドバンテージも得られます。
また、ボラティリティ(価格変動率)の大きい通貨ペアで利益を狙いたい方は、ヒロセ通商の公式ホームページに掲載されている「ボラティリティ表」を使うとよいでしょう。

ボラティリティ表は、特定の日程や期間を指定することで、最も値動きが大きかった通貨ペアをランキング形式で表示するツール。レートを見ずともボラティリティの高い通貨ペアをすぐに確認できるため、LION FXの取扱い通貨ペアの多さという武器を最大限にいかすことができます。
4-1-3 最狭水準のスプレッド
縮小スプレッドの提示時間帯は米ドル/円が0.2銭、ユーロ/円が0.4銭と、複数の同業他社の最狭水準ラインに並び、コストを最小限に抑えてお得に取引できます。
コストが嵩みにくいため、スキャルピングを含めた短期トレードにも適した環境と言えます。
4-1-4 高金利通貨のスワップポイントが高水準
LION FXでは、メキシコペソやトルコリラ、南アフリカランドといった高金利通貨を中心にスワップポイント付与率が高水準に設定されています。
短期トレードのみならず、長期でスワップポイントをコツコツと貯めて収益獲得を図るスワップ運用にも対応しています。
4-1-5 世界最速水準の約定スピードでスキャルピングができる

LION FXの約定スピードは平均0.003~0.005秒という世界最速水準のスピードを記録(※2020年7月にヒロセ通商社内で計測)したといいます。
約定スピードが速いほど意図したタイミングおよび価格で注文が成立しやすくなり取引の安定性が増します。約定スピードに優れたLION FXでは、より正確で安定した取引ができるでしょう。
また、LION FXではスキャルピングが公式に認められています。数秒から数分という極めて短いスパンで注文を繰り返し利益を狙うスキャルピングは、システムに高負荷がかかり運営に支障が出る恐れがあることから禁止としている業者も少なくありません。
高速な約定スピードも相まって、LION FXはスキャルピングで利益を狙うトレーダーにとっても最適な選択肢の一つと言えます。
4-1-6 十分すぎる量の情報コンテンツ

ヒロセ通商およびLION FXのサービス内で利用できる情報コンテンツの量はトップレベル。
提携元によるリアルタイムニュース配信をはじめ、インターバンクで要職を務めた小林芳彦氏の「小林芳彦のマーケットナビ」、各種レポート、ブログ、メルマガやYouTube動画配信など多岐にわたるコンテンツがあります。
基礎から学習を始める初心者のみならず、より専門的な相場解説などを求める中上級者も満足できる情報力と言えます。
4-2 ヒロセ通商(LION FX)のデメリット
一方で、LION FXには以下のようなデメリットもあります。
4-2-1 取引ツールの操作性に課題
高機能な取引ツールが好評のLION FXですが、機能が多いが故に使用に慣れるまでに時間がかかる可能性があります。また、直感的な操作性を売りにする他社のツールと比較すると、初心者には扱いにくいかもしれません。
ただし、ヒロセ通商では平日24時間のメール・電話によるサポート体制が敷かれているほか、各ツールや機能についてテキストと動画での解説マニュアルが用意されています。操作や取引方法などで困った時は、適宜サポートとマニュアルを活用するとよいでしょう。

4-2-2 マイナススワップが大きい
LION FXは一部通貨ペアの高水準のスワップポイントも強みの一つですが、支払いが必要となるマイナススワップが他社と比較して高いというデメリットがあります。
マイナススワップは金利の高い通貨を売った場合と金利の低い通貨を買った場合に、ポジションをロールオーバー(翌日に持ち越す)する度に発生するコストのこと。
上記のようなポジションを持つ際には、特にスイングトレードや長期トレードを行うと利益が減少しやすい、あるいは損失になりやすいため注意しましょう。
5.仮想通貨投資家がFX取引をする3つのメリット
ここまで、ヒロセ通商およびLION FXの特徴を解説してきましたが、FXと仮想通貨投資には親和性があることをご存じでしょうか?
仮想通貨投資家がFX取引をする3つのメリットを解説します。
5-1 仮想通貨と異なる市場でリスク分散できる
価格変動が非常に激しい仮想通貨市場と比較すると、FXの値動きは安定している傾向があります。仮想通貨とFXを併用することで、異なる市場に資産を分散しリスクヘッジができるでしょう。
また、主要な法定通貨(米ドル、ユーロ、円など)が取引されるFXでは、仮想通貨市場とは異なる要因で動くため、相場の動きが連動しないことが多々あります。
例えば、仮想通貨市場が暴落してもFX市場では安定した値動きをすることも多いため、仮想通貨の下落リスクを補うためにFXを活用できるのが大きなメリットです。
5-2 為替相場の知識を仮想通貨投資にいかせる
仮想通貨とFXの相場分析には共通する部分が多く、FXで得た知識を仮想通貨取引にも応用できるのがメリットです。
FXでは、移動平均線・ボリンジャーバンド・MACDなどのテクニカル指標を活用しますが、これらは仮想通貨市場でもある程度有効です。FXの経験を積むことで、仮想通貨投資の分析スキルも向上します。
また、FXでは、金利・GDP・雇用統計・インフレ率などの経済指標が価格に大きく影響しますが、仮想通貨市場でも米国の金利動向やドルの強弱が影響を与えることがあり、FXの知識が役立ちます。
例えば、米国の金利が上がると、リスク資産(仮想通貨を含む)が売られやすくなるため、FXの知識を活かして「今は仮想通貨を売るべきか、買うべきか」を判断しやすくなります。
5-3 最大25倍のレバレッジで効率的に資金運用できる
仮想通貨投資家のなかには、大きな利益を狙えることを理由に仮想通貨を購入している人も多いでしょう。国内FX業者では、手元の資金の最大25倍の額を運用できるため資金効率が非常に高いです。
また、国内仮想通貨取引所では最大2倍までしかレバレッジをかけることができないため、その点でもFXに魅力を感じる仮想通貨投資家もいるのではないでしょうか。
6.実際にヒロセ通商(LION FX)で取引してみよう

ヒロセ通商およびLION FXの特徴などをお伝えしたところで、ここからは実際に取引する手順を見ていきましょう。以下の手順で行います。
- 入金
- 新規注文
- ポジション決済
6-1 取引アカウントに入金
まずは取引に必要な資金をみんなのFXの口座に入金しましょう。
LION FXでは、振込手数料無料・リアルタイム反映の「クイック入金」「ATMでのクイック入金」および、専用銀行口座へ振り込む「振込入金」の三通りがあります。
以下は、最も手軽にできるアプリからのクイック入金の手順です。下掲の画像を確認しながら操作を進めるとスムーズです。
- 画面下のメニューバーから「口座/入出金」→「クイック入金」をタップ
- 入金額を入力し、金融機関名のプルダウンをタップ
- 一覧から口座を送金元の金融機関を選択し「確認」をタップ
- 「入金依頼」をタップすると金融機関のページに遷移する
その後は各金融機関のページに記載された指示に従い入金を行います。

6-2 新規注文を行う
入金ができたらいよいよ取引を行います。LION FXでは新規・決済含め27種類の注文が可能です。
ここでは例として、スマホアプリから指値注文をする手順を解説します。以下の手順で行います。
- 画面下のメニューバーから「注文」→通貨ペアのプルダウンをタップ
- 取引したい通貨ペアを選択
- 「売/買」「Lot数」「指定レート」などの項目を選択、あるいは入力(注文方法は「通常/IF」を選択)
- 画面を下にスクロールし、残りの項目を選択(入力)後、「確認画面へ」をタップ
- 注文内容を確認し、問題なければ「注文送信」をタップ
- 注文が完了、「OK」をタップ
注文が約定したら、ポジションを保有した状態になります。ここまでの手順は以下の画像を見ながら行うとスムーズです。


6-3 保有ポジションを決済
保有するポジションを決済することで損益が確定します。ポジションの決済はユーザーの任意のタイミングで実行できます。
単一のポジションのみの決済も、複数、あるいは全てのポジションの決済を同時に実行することも可能です。注文方法は以下から選択できます。
例として、スマホアプリでの指値(単一建玉)によるポジションの決済の手順を紹介します。以下の順に操作します。
- 画面下のメニューバーから「ポジション」をタップし、決済したいポジションを選択
- 選択したポジションの情報が表示されるので、「決済注文」をタップ
- 注文内容は「通常」、執行条件は「指値」、指定レートを選択(入力)
- 画面を下にスクロールし、残りの項目を選択(入力)後、「確認画面へ」をタップ
- 注文内容を確認し、問題なければ「注文送信」をタップ
- 注文が完了、「OK」をタップ
注文が約定したら、ポジションを保有した状態になります。ここまでの手順は以下の画像を見ながら行うとスムーズです。


7.ヒロセ通商(LION FX)のまとめ
ヒロセ通商およびLION FXの基本情報に始まり、特徴や使い方などを見てきました。
本記事の重要ポイントは以下の通りです。
- LION FXは、東証スタンダード市場に上場するヒロセ通商が運営するFX口座
- 用途に合わせて選べるハイレベルな取引ツール、最多水準の取扱いペア、最狭水準のスプレッドなどが強み
- ハイスペックツールに高速な約定スピードも相まって、スキャルピングなど超短期トレードにも対応
- 一方、多機能がゆえに慣れるまでに時間がかかる、売りスワップのコストが高いというデメリットも
- FX取引は仮想通貨投資家にとっても「リスク分散」「相場分析力の向上」などのメリットがある
参考:ヒロセ通商公式サイト

仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り