※本記事はプロモーション広告を含みます。
コインチェック、法人向けBTCステーキングサービスの提供を目指す
暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックを運営するコインチェック株式会社は9日、法人・機関投資家向けのビットコイン(BTC)ステーキングサービス提供を目指し、Babylon LabsおよびNext Finance Techとの協業を開始したことを発表した。
Babylon Labsは、ビットコインのセキュリティ共有プロトコル「Babylon」の開発元。Babylonでは、ビットコインを他のブロックチェーンのセキュリティ向上に役立てることで、BTCで収益を得る仕組みを提供する。
Next Finance Techは、米ナスダック市場に上場するコインチェックのグループ企業Coincheck Group N.V.の完全子会社。日本国内を拠点とするノードオペレーターとしてグローバル・日本国内でステーキングサービスを提供している。
国内暗号資産交換業者によるBabylonを活用したビットコインステーキングサービス提供を目指す動きは以前より見られている。2024年12月にZaifが先行する形で表明し、ビットポイント、bitbankの運営会社が追随。今回のコインチェックによる発表で4例目となる。
背景に、世界的なBTC購入の機運
協業にあたり、Next Finance Techが2025年2月から提供を開始した「法人向けビットコイン運用管理サービス」と、コインチェックが提供する「Coincheck Prime」が連携し、法人顧客向けにBabylonのビットコインステーキングプロトコルを提供する方法について検討を開始した。
Coincheck Primeは、法人と機関投資家向けに仮想通貨取引、保管等を支援するサービス。1000万円相当以上の預託残高を保有または1000万円相当以上の仮想通貨の取引を希望する顧客が対象となる。
Babylon Labsはコインチェックへのステーキングプロトコルの導入支援において重要な役割を担うという。
コインチェックは協業の背景として、2024年末時点で世界で100社以上がインフレヘッジなどの目的でBTCを保有する状況を挙げた。ビットコイン保有によるインカムゲインを提供するサービスの需要拡大を見込んだ取り組みだという。
参考:公式発表

仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り