バイナンスジャパンがネム(XEM)を取扱い廃止へ
暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスジャパンは2日、ネム(XEM)を9月18日に取扱い廃止することを発表した。
XEMは、グローバル版バイナンスにて6月に上場廃止されたことを受け、バイナンスジャパンでは取扱いを一時中止していた。バイナンスジャパンは、グローバル版バイナンスでの上場廃止により「ユーザーへのサービス提供に支障が生じる可能性があるため」とし上場廃止する決定をした。
今後のスケジュール
ユーザーは9月17日正午までXEMを出庫(引き出し)できる。ただし、XEMを出庫する場合、海外取引所にしか出庫できない。
2023年に制定された仮想通貨取引所間の送金規則などを定める「トラベルルール」により、同じ送金プロトコルを採用する取引所同士でしか送金ができなくなったためだ。同取引所が採用する送金プロトコルは「グローバル・トラベル・ルール(GTR)」と呼ばれるもので、他の国内取引所でこのプロトコルを採用する業者は存在しない。
18日時点で同取引所の口座にXEMが保管されている場合は、同社が適当と判断する時期および方法により返還するとし、日本円で返還される可能性も示唆した。
参考:公式発表
coindog編集長
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り
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