『TeamAyu』でNFT活用

Nextmerge株式会社は24日、株式会社Sun Asteriskおよびエイベックス・マネジメント株式会社と共同で、歌手の浜崎あゆみの公式ファンコミュニティアプリ『TeamAyu』にNFTなどブロックチェーン技術を導入したことを発表した。

同社が提供するSNS上でポイントやトークンを送付することができるサービス「TIPWAVE」の応用により、ブロックチェーン技術を組み込んだ。

これにより、アプリ内でウォレット生成やNFT形式のデジタル会員証の発行などが可能になり、ファンの貢献度や活動履歴を可視化しアーティストとファンの繋がりをデジタルで表現できるようになったという。

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NFT活用の新機能

ブロックチェーン技術の導入により『TeamAyu』で新たに次のような機能が実装された。

  • ブロックチェーンウォレットの作成
  • NFT会員証の発行
  • 限定NFTの配布
  • NFC技術を活用したファン交流機能
  • SNS活動との連携

1人の会員につき1つの固有ウォレットを自動生成でき、他のサービスとの連携も可能だという。NFTの会員証は、ウォレット内で管理され、改ざんが不可能な証明書として機能するほか、活動履歴を安全に記録し貢献を可視化することができる。

また、イベントなどで参加の証明や思い出として特別なNFTをアプリのウォレットにて配布できるようになった。他のファンのNFT会員証や限定NFTの閲覧もできるという。

通常、ブロックチェーンサービスの利用時には、ガス代(ネットワーク手数料)の支払いやウォレットの秘密鍵の管理が必要とされるが、同サービスでは「Account Abstraction(アカウント抽象化)」技術の導入によりそれらが不要でブロックチェーンを意識せずにNFTやコイン(FT)の送受信ができる。

将来的には、他のサービスとの連携も可能となり、ファン活動の幅を広げることができると説明した。

エイベックスのブロックチェーン事業

浜崎あゆみが所属するエイベックスは、グループ企業のエイベックス・テクノロジーズを通じてブロックチェーン事業を展開している。

2019年にデジタルコンテンツの所有権を証明するサービス「A trust(エートラスト)」を、2021年には次世代型著作権流通システム「AssetBank(アセットバンク)」の試験運用を開始。コンテンツIP(知的財産)ホルダーの著作権の保護と、デジタルコンテンツの流通を目的にNFT事業に本格参入している。

また、松浦勝人会長は過去に高額NFT『Bored Ape Yacht Club(BAYC)』の保有を明かしており、2024年3月には暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を100カ月間積み立てて評価額が9億円に達したことをX(旧Twitter)で投稿した。

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参考:公式発表

coindog編集長
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り

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