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大手金融Gの高い総合力「三菱UFJ eスマート証券」
証券口座にお金を預けるなら、なるべく信頼性の高い企業にしたいと考える方は多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめの証券口座が、5大ネット証券のひとつ「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」です。同社は日本最大級の金融グループである三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下で、信用格付において主要ネット証券でNo.1※となっています。
同サービスは、用途に合わせた多彩な独自ツールや、低コストの手数料体系などが特徴。手数料は条件を満たすと無料化、あるいは割引が適用される様々なプランが用意されており、なるべくコストを抑えて取引したい投資家にとって有力候補となるでしょう。
本記事では、三菱UFJ eスマート証券の全容がわかるように、特徴やメリット・デメリット、取引ツール、実際の使い方を紹介。その上で、coindogの読者の大半を占めると思われる仮想通貨投資家が株式投資をするメリットもあわせて解説します。
※株式会社格付投資情報センター(R&I)発行体格付 2024年11月5日時点、三菱UFJ eスマート証券調べ
- 三菱UFJ eスマート証券とは?
- 三菱UFJ eスマート証券の取引手数料
- 三菱UFJ eスマート証券の取引ツール
- 三菱UFJ eスマート証券のメリット/デメリット
- 仮想通貨投資家が株式投資をする3つのメリット
- 三菱UFJ eスマート証券での株式の買い方
- 三菱UFJ eスマート証券のまとめ
目次
1.三菱UFJ eスマート証券とは?

三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下のオンライン証券会社。2025年2月に「旧:auカブコム証券」から社名変更されました。
同サービスは、外部企業の信用格付において主要ネット証券部門No.1※に輝いているため、資産を預けるに足る信用力があります。

肝心のサービスの中身はというと、高機能トレーディングツールやチャートツールなど用途に応じた多彩な独自ツールに、豊富な金融商品の取扱い、優位性のある手数料体系など大手金融グループのノウハウがいかされた総合力の高さが光ります。
特に、25歳以下の若年層や50歳以上のシニア層など、所定の条件に合致すると手数料の減免が適用される様々なプログラムを用意しており、取引で得た利益を最大化できる点が投資家から好評です。
加えて、Pontaポイントを利用したポイント投資や、au PAYカード決済を利用したクレジットカード積立によるポイント還元など、日常生活と投資を連携させたサービスも魅力を高めています。
※株式会社格付投資情報センター(R&I)発行体格付 2024年11月5日時点、三菱UFJ eスマート証券調べ
1-1 三菱UFJ eスマート証券の取扱い商品など基本情報
三菱UFJ eスマート証券の取扱い商品や対応する取引形式など基本情報を以下の表にまとめています。
取扱い商品 |
|
---|---|
取引手数料 |
金融商品などにより異なる。 (詳しくは「2.三菱UFJ eスマート証券の取引手数料」参照) |
NISA/iDeCo口座 |
〇 |
単元未満株 |
〇 |
PTS取引(夜間) |
× |
スマホアプリ | 〇 |
ポイント投資 |
Pontaポイント |
関連サービス | 貸株サービス/ロボアド/API 株式・投信担保サービス(代用有価証券)/ |
1-2 三菱UFJ eスマート証券の配信ニュース・レポートなど
三菱UFJ eスマート証券では以下のように、主要メディアによるニュースや四季報の配信のほか、自社アナリストや三菱UFJグループのアナリストによる豊富なレポートを無料で閲覧可能です。
その他、オウンドメディア「カブヨム」のコラムやYouTubeでの相場解説など、主要各社と比較しても引けを取らないクオリティの情報コンテンツを提供。情報量を重視する投資家にとっても有力な選択肢となるでしょう。
1-2-1 提携ニュース
トムソンロイター | フィスコ | ダウジョーンズ | 時事通信 | モーニングスター |
---|---|---|---|---|
〇 | × | × | × | 〇 |
会社四季報 | 四季報速報 | 日経QUICKニュース | QUICKリサーチネット | FX wave |
〇 | × | × | 〇 | × |
1-2-2 配信コンテンツ
自社配信ニュースなど |
自社メディア「カブヨム」 |
---|---|
初心者コンテンツ |
カブヨムで配信・YouTubeで配信 |
レポート |
|
コラム |
カブヨムで配信・「井戸端会議」(FX識者のつぶやき) |
業績予想 |
ロイター予想 |
フル板情報サービス |
〇 |
動画 |
|
メルマガ |
× |
オンラインセミナー |
〇 |
会場セミナー |
〇 |
2.三菱UFJ eスマート証券の取引手数料
以下、三菱UFJ eスマート証券の主要な各種金融商品、取引形式における手数料を表にまとめて掲載しています。
2-1 三菱UFJ eスマート証券の取引手数料(国内現物・国内信用)
三菱UFJ eスマート証券の国内株式の取引では、1注文の約定金額に対して手数料を計算する「ワンショット手数料コース」、1日の約定金額の合計額に対して手数料を計算する「1日定額手数料コース」の2種類の手数料体系が用意されています。
「1日定額手数料コース」では、現物・信用ともに、100万円以下の取引は手数料が無料。
さらに、「4-1 三菱UFJ eスマート証券の7つのメリット」で詳述していますが、25歳以下のユーザーは現物株式手数料が無料となる「25歳以下無料プログラム」、50歳以上のユーザーは手数料割引となる「シニア割」など各種割引プランが充実しています。
国内現物 | ~5万円 | ~10万円 | ~30万円 | ~50万円 | ~100万円 | ~300万円 | ~500万円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
約定金額ごと ※プチ株、プレミアム積立(プチ株)は除く |
55円 |
99円 |
275円 |
275円 |
535円 |
約定金額×0.099%+99円 |
約定金額×0.099%+99円 |
1日定額制 |
0円 |
0円 |
0円 |
0円 |
0円 |
3300円 |
5500円 |
国内信用 | ~5万円 | ~10万円 | ~30万円 | ~50万円 | ~100万円 | ~300万円 | ~500万円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
約定金額ごと |
99円 |
99円 |
198円 |
198円 |
385円 |
385円 |
385円 |
1日定額制 |
0円 |
0円 |
0円 |
0円 |
0円 |
3300円 |
5500円 |
2-2 三菱UFJ eスマート証券の取引手数料(その他)
米国株 | 投資信託 | 単元未満株 | PTS取引(夜間) | IPO申込み | |
---|---|---|---|---|---|
手数料 |
※円貨決済で米国株を売買する際は1ドルあたり20銭の手数料(スプレッド)が発生 ※NISA口座では手数料無料 |
0円 |
|
– |
0円 |
3.三菱UFJ eスマート証券の取引ツール
三菱UFJ eスマート証券の基本的な情報を紹介したところで、ここでは読者の皆様が実際の利用シーンをイメージできるように、スマホアプリとPC版の取引ツールなどを紹介します。
3-1 三菱UFJ eスマート証券のスマホアプリ
スマホアプリは以下の2種類があります。
- 三菱UFJ eスマート証券 アプリ(初心者向け)
- 三菱UFJ eスマート証券 株・先物OPアプリ(中上級者向け)
3-1-1 三菱UFJ eスマート証券アプリ

「三菱UFJ eスマート証券 アプリ」は、シンプルなUIで初心者でも直感的に理解できる操作性を追求したアプリ。
機能面では、1つの検索フォームで国内株式・米国株式・投資信託を横断して検索可能。テーマ株検索や、関連キーワードの自動入力にも対応することから、購入したい銘柄を最短ステップで発注できます。
取引関連のみならず、現在の資産状況や投資成績をシンプルなグラフで一目で把握できる機能、キャンペーン情報や決算情報、経済指標などユーザーの知りたい情報を時系列で配信し通知もできるタイムライン機能など便利な機能を搭載。資産管理や迅速な情報の取得に役立つでしょう。
3-1-2 三菱UFJ eスマート証券 株・先物OPアプリ

「三菱UFJ eスマート証券 株・先物OPアプリ」は、多彩な発注方法と豊富な投資情報を搭載した、国内株式(現物・信用)と先物・オプション取引ができる高機能トレーディングアプリ。
「2WAY注文・板発注・発注パネル」の3種類のなかから、投資スタイルに合わせて発注方法を選ぶことができます。チャート画面から1タップで迅速に発注できる機能もあり、1秒を争うトレードで出遅れることはないでしょう。

また、チャートのテクニカル指標やライン描画機能も充実しているため、銘柄の詳細なチャート分析にも寄与します。
加えて、メニュー配置など画面を好みにカスタマイズしたり、お気に入りの銘柄リストをPC版ツール「kabuステーション」と連携させたりなど、まさにかゆいところに手が届く多機能なアプリです。
3-2 三菱UFJ eスマート証券のPCツール
PC版では、以下のように非常に豊富な取引ツールや投資情報ツールが用意されています。
- kabuステーション:高機能トレード&投資情報ツール
- カブナビ:銘柄の高機能スクリーニングツール
- カブボード:銘柄のボードを表示する情報ツール
- カブボードフラッシュ:銘柄のボードを表示する情報ツール、発注にも対応
- EVERチャート:計70種のチャートを搭載した高機能チャートツール
- kabuスコープ:売買シミュレーションでパフォーマンスの良い銘柄を抽出するツール
- kabuカルテ:銘柄と相性のよいテクニカル指標を判別するツール
以下では、この中でも特に重宝すると思われる「kabuステーション」と「EVERチャート」についてそれぞれ解説します。
3-2-1 kabuステーション

「kabuステーション」は、PC向けの高機能トレーディングツール。現物株式や信用取引、先物・オプション取引に対応し、プロの機関投資家と同等レベルの機能を自宅で利用できます。
リアルタイムで更新される板情報を見ながら、数量を直接入力して発注できる「フル板発注」、複数の注文を一括で発注できる「バスケット発注」や、価格以外の条件を事前に設定して発注する「発注ボード」など、多様な注文方法により高度なトレードを実現します。

また、テクニカルチャートも充実しており、基本チャートに加え移動平均線やボリンジャーバンドなどの9種類のアドオンチャート、MACDやRSIなどの19種類のサイド/サブチャートを搭載。これらはすべてカスタマイズ可能で、複数のテクニカル指標を同時表示が可能です。
さらに膨大な注文情報をリアルタイムで解析し、「予想価格」や「予想価格上下回数」などを算出する機能も。これにより、寄付前に盛り上がりそうな銘柄や業種を効率的に探し出すことができます。

もちろん、スマホアプリと同様、画面のカスタマイズにも対応しているため用途に合わせて自分好みの画面を構築しつつ、贅沢なトレード体験を味わえるでしょう。
「kabuステーション®」は、「通常プラン」「Professionalプラン」「Premiumプラン」の3つの利用プランがあり、通常プランは無料で利用可能。取引実績や口座状況に応じて、上位プランが自動で適用されより高度な機能を利用できます。
3-2-2 EVERチャート

EVERチャートは計70種のチャートを搭載した、分析力・カスタマイズ性・デザイン性に優れた高機能チャートです。
ローソク足や移動平均線といった基本的なチャート表示に加え、MACD、RSI、ボリンジャーバンドなど豊富なテクニカル指標を搭載。各指標の組み合わせやパラメータ設定も自由に変更できるため、投資スタイルに合わせた細かな分析が可能です。

さらに、複数銘柄のチャートを並べて比較したり、過去の株価推移をさかのぼって確認したりと、分析の自由度が高い点も魅力です。リアルタイム株価データを利用して、最新の値動きを追いながらチャートを分析できるため、短期売買を志向するトレーダーにも役立ちます。
インストール不要で、ブラウザ上で簡単に起動できるのもメリットの一つです。これにより、自宅でも外出先でもスムーズにチャート分析ができ、スピーディな投資判断をサポートしてくれます。
4.三菱UFJ eスマート証券のメリット/デメリット
ここまで、三菱UFJ eスマート証券の基本情報や取引ツールについて見てきました。では、同業他社と比較してどのような特徴があるのでしょうか?
以下、メリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。
4-1 三菱UFJ eスマート証券の7つのメリット
まずは、三菱UFJ eスマート証券のメリットを7つ紹介します。
4-1-1 取引手数料の安さが業界屈指

三菱UFJ eスマート証券は、投資信託の注文手数料が無料のほか、1日の取引金額の合計が100万円以下であれば国内株式の現物・信用の両方で手数料が無料。
また、25歳以下のユーザーは「25歳以下現物株式手数料無料プログラム」の対象となり、国内株の現物取引手数料が無料です。
このような、条件に合致していれば手数料減免が適用されるプログラムが用意されており、50歳以上のユーザーが対象の「シニア割」、NISA口座を開設したユーザーが対象の「NISA割」、KDDI株式の保有者が対象の「au割+」などもあります。

さらに、少額から始められる自動積立サービス「プレミアム積立」では、「プチ株」(詳細は後述)の積立も手数料が無料。このように、最小限に抑えた手数料体系のため、競争力の高い証券口座と言えるでしょう。
4-1-2 用途に合わせたよりどりみどりのツール

詳細は「3.三菱UFJ eスマート証券の取引ツール」で解説していますが、三菱UFJ eスマート証券は取引ツールの豊富さも業界屈指です。
ユーザーのレベルに合わせた2種類のスマホアプリに、PC用はプロの機関投資家と同等の機能を搭載したトレーディングツール「kabuステーション」、計70種のチャートを搭載した高機能チャートツール「EVERチャート」、その他多数の情報ツールもあり、よりどりみどりの状態です。
初心者は操作性に優れたスマホアプリ「三菱UFJ eスマート証券アプリ」とPC版のスクリーニングツール「カブナビ」を合わせて使ったり、中上級者はkabuステーションやEVERチャートに加え、より高度な情報ツール「カブボードフラッシュ」を採用したりなど、習熟度や用途に合わせて使い分けられます。
証券口座を選ぶ際に取引ツールを特に重視するユーザーにとっても、十分検討に値すると言えます。
4-1-3 豊富な商品ラインナップ

三菱UFJ eスマート証券では、日本・米国株や投資信託に加え、金・銀・プラチナ、CFD、債券にFXと幅広い金融商品を取扱っています。
特に国内株式の取扱い銘柄数は国内最多水準です。多様な国内株やその他金融商品への投資機会を得たい人にとっては魅力的な選択肢となります。
4-1-4 Pontaポイント付与や高金利適用などau経済圏の恩恵を享受できる
三菱UFJ eスマート証券は、auユーザーにとって嬉しい特典が用意されています。まず、クレジットカード「au PAYカード」で決済することで、毎月の投信積立料金の最大1%分のPontaポイントが貯まります。
「auマネ活プラン」に加入し、NIDS口座と「au PAYゴールドカード」の保有でポイント還元率が2%分上乗せされる優遇措置も(12ヶ月間限定)。Pontaポイントは1株~購入できる「プチ株」の購入にも充てることができ、現金との併用にも対応しています。

また、「au PAY」「au PAYカード」と三菱UFJ eスマート証券をそれぞれ指定の方法で「auじぶん銀行」と連携すると、auじぶん銀行の預金金利が通常年0.11%のところ、最大年0.31%になります。
投資に使わないお金は、auじぶん銀行に自動出金することで優遇金利を受け取ることができます。このように、auおよびKDDIのサービスを活用することで、au経済圏の恩恵を享受できる独自のメリットがあります。

4-1-5 1株から株の売買ができる

通常、株式は100株単位などの「単元」で取引されますが、三菱UFJ eスマート証券の「プチ株」ではいわゆる「単元未満株」取引が可能です。
プチ株は1株(=ワンコイン~)から購入でき、先述のPontaポイントでの購入にも対応。最小限の資金でリスクを抑えたお試しでの取引や分散投資に最適です。
また、「プレミアム積立」を活用すればプチ株の積み立てもできます。国内株をワンコインから積み立てられるのは他にない強みです。
4-1-6 主要ネット証券最多の「自動売買注文」
三菱UFJ eスマート証券は、多様な自動売買注文方式の提供に定評があります。その種類は主要ネット証券で最多で、複数の特許も取得しています。

自動売買とは、「株価が~円になったら成行で発注」「Aという注文が約定したら~円に指値訂正」など設定した注文条件が成立した場合にアクションを実行する売買のこと。現物取引だけでなく、信用取引や先物・オプション取引でも利用可能です。
三菱UFJ eスマート証券で利用できる各自動売買注文とそれぞれの特徴は以下の通り。追加のコストもかからず通常の取引と同じ手数料体系で利用できます。

より柔軟かつ高度な注文ができる三菱UFJ eスマート証券は、多様な戦略設計で利益を狙うトレーダーにとって最適と言えます。
4-1-7 情報コンテンツの量が業界屈指

「1-2 三菱UFJ eスマート証券の配信ニュース・レポートなど」で紹介したとおり、情報コンテンツも豊富な種類が提供されています。
特に大手金融グループの強みをいかしたアナリスト陣のレポートの数々が無料で閲覧できるのは魅力的です。
自社の投資情報メディア「カブヨム」では初心者コンテンツも読めるため、これから投資を始める人にとっても一から知識を身につけてステップアップしていける環境が整っています。
4-2 三菱UFJ eスマート証券のデメリット
一方で、三菱UFJ eスマート証券は以下のようなデメリットもあります。
4-2-1 米国株以外の外国株式の取扱がない
三菱UFJ eスマート証券では外国株式の取扱いは米国株のみで、アジア株や欧州株の取扱いがありません。
幅広い海外投資を希望する場合には物足りなさを感じることもあるでしょう。
4-2-2 IPO銘柄の引受件数は少なめ
三菱UFJ eスマート証券はIPOの取扱い実績が少なめです。これはIPO投資で利益を狙う投資家にとってはデメリットとなります。
主幹事実績はなく、引受幹事としての案件数も他の大手証券会社と比較すると限られるため、三菱UFJ eスマート証券だけに頼ると、チャンスそのものが少なくなってしまうのが実情です。
4-2-3 au経済圏外の人は恩恵を受けにくい
取引に伴い貯められるポイントはPontaポイントのみで、他のポイントには対応していません。
普段Vポイントや楽天ポイント、PayPayポイントなど他のメジャーなポイントをメインに使っている人にとってはポイントの恩恵を受けにくいです。
ポイントの他、各種連携機能もauやKDDI関連が中心のため、auユーザーでないとメリットを感じにくいかもしれません。
5.仮想通貨投資家が株式投資をする3つのメリット
ここまで、三菱UFJ eスマート証券の特徴を解説してきましたが、株式投資と仮想通貨投資には親和性があることをご存知でしょうか?
仮想通貨投資家が株式取引をする3つのメリットを解説します。
5-1 仮想通貨と異なる市場でリスク分散できる
価格変動が非常に激しい仮想通貨市場と比較すると、株式(特にETFや大型株)の値動きは安定している傾向があります。仮想通貨と株式取引を併用することで、異なる市場に資産を分散しリスクヘッジができるでしょう。
また、株式市場は仮想通貨市場とは異なる要因で動くことが多いため、相場の動きが連動しないことが多々あります。
例えば、仮想通貨市場が暴落しても株式市場では安定した値動きをすることも多いため、株式取引を行うことで仮想通貨の下落リスクを補える可能性があります。
5-2 仮想通貨・ブロックチェーン企業に株式からも投資できる
仮想通貨に直接投資するだけでなく、ビットコイン(BTC)のマイニング企業、取引所、半導体関連などを株式で保有すれば、仮想通貨の成長の波に広く乗ることが可能です。
株式投資により、仮想通貨そのものではなく「仮想通貨のエコシステム」にも分散投資できるメリットがあります。
5-3 金融知識の応用範囲が広がる
仮想通貨のトークノミクス(トークン設計)やオンチェーン分析に慣れている人は、ファンダメンタル分析や企業財務にも適応しやすいでしょう。
また、株式投資を学ぶことで、金利・為替・マクロ経済などへの視野が広がり、結果として仮想通貨投資にもいかすことができます。
6.三菱UFJ eスマート証券での株式の買い方
三菱UFJ eスマート証券の特徴などをお伝えしたところで、ここからは実際に取引する手順を見ていきましょう。
例として、国内株式を初心者向けスマホアプリ「三菱UFJ eスマート証券 アプリ」にて購入する方法を解説します。以下の手順で操作します。
- 入金
- 銘柄検索
- 購入する銘柄をタップ
- 注文内容を入力
- 取引パスワードを入力して発注
6-1 三菱UFJ eスマート証券の口座に入金
アプリで入金画面を表示させる操作手順は以下の通りです。
- 画面右上の「≡」をタップ
- 画面を下にスクロールし、「入金・出金依頼」をタップ
- 口座番号やワンタイム暗証番号などを入力

その後、表示された入金画面で以下の中から好きな入金方法を選択して入金します。株式の購入であれば「提携銀行から入金する」「その他の銀行から入金する」「マネーコネクト」の中から好きな方法を選びましょう。
- 提携銀行から入金する:三菱UFJ eスマート証券社が提携する銀行口座を選択し手数料無料で即時入金できる
- その他の銀行から入金する:通常の振り込み入金、手数料はユーザーが負担する
- マネーコネクト:三菱UFJ銀行かauじぶん銀行の口座と連携し取引の際に自動で条件口座に入金する
- クレジットカード:三菱UFJ eスマート証券に事前に入金せずともクレカで毎月自動で積立ができる
- 定期自動入金:あらかじめ銀行口座を連携することでプチ株や投信の積立時に自動で入金する

6-2 銘柄検索
入金を終えたら、購入したい銘柄を検索します。三菱UFJ eスマート証券アプリでは、以下の検索方法があります。
- 銘柄名・銘柄コード・キーワードで検索
- 株主優待で検索
- テーマ投資で検索
- 値上がり率や出来高などのランキングから検索
例として、銘柄名・銘柄コード(ティッカー)・キーワードで検索する手順は以下の通りです。
- 画面下の「銘柄検索」→検索画面上部の検索窓をタップ
- 銘柄名やキーワード、証券コードを入力
- 入力すると該当する企業が一覧表示される

表示された中から購入する銘柄をタップすると、株価やチャートが表示されます(上の3枚目の画像参照)。画面上のナビゲーションを横にスクロールすると銘柄の詳細方法、四季報、決算情報、関連ニュースを閲覧できます。
以下の記事では、ビットコイン(BTC)購入を発表(実施)した国内企業をまとめています。なかには発表により株価が急騰しストップ高をつけた企業もあります。
仮想通貨投資家や仮想通貨関連株への投資を検討する方はぜひご覧ください。
6-3 注文内容を入力
検索画面にて購入する銘柄をタップした後は、買い注文の入力をします。今回は例として、通常の(プチ株ではない)現物取引の操作手順を紹介しています。
- 「取引する」ボタンをタップ
- 取引方法の画面で「現物買」を選択
- 注文画面で市場・口座区分・注文期限を選択
- 注文画面で注文方法を「指値・成行・自動売買」から選択
- 注文内容を指定(指値の場合は数量・価格・特殊条件)
- 「注文確認画面へ」をタップ
- 表示された注文内容に誤りがなければ注文を確定させる

6-3-1 注文画面の各項目について
注文の際、市場は迷ったら規模の大きい方を選択するのが無難です。例えば、三菱UFJフィナンシャル・グループであれば「東京プライム」と「名古屋プレミア」という選択肢があるため、東京を選びます。
また、初心者は「SOR」を有効にしておくのがよいでしょう(デフォルトは有効)。SOR(スマート・オーダー・ルーティング)は、有利な市場を自動で選んで注文を振り分けてくれる方式のこと。個人投資家にとっては利便性とコストのバランスが最も良い選択と言えます。
注文内容の「特殊条件」は自動売買注文を指します。本記事の「4-1-6 主要ネット証券最多の『自動売買注文』」で各注文の違いを掲載していますのでそちらをご覧ください。
7.三菱UFJ eスマート証券のまとめ
三菱UFJ eスマート証券の基本情報に始まり、特徴や取引ツール、使い方などを見てきました。
本記事の重要ポイントは以下の通りです。
- 三菱UFJ eスマート証券は国内最大級の上場金融グループ傘下の証券口座
- 信用格付「主要ネット証券部門」No.1で信頼性が高い
- 取引手数料無料となるプランが多数用意あるため競争優位性が高い
- その他、よりどりみどりの便利なツール・au経済圏の恩恵・豊富な情報コンテンツなどの利点がある
- 一方、米国株以外の外国株式の取扱がない・IPO銘柄の引受件数は少ないといったデメリットもある
- 仮想通貨投資家が株式投資をすることで「リスク分散」「経済圏への分散投資」「金融知識の応用範囲拡大」といった利点も
参考:公式サイト

仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り