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2億円相当のニャンマルコイン（NYAN）の寄付
東証スタンダード市場に上場するGFA株式会社は20日、子会社のGFA Capital株式会社がミームコイン「ニャンマルコイン（NYAN）」運営から寄付を受領したことを発表した。受領額は20億NYAN（日本円換算で約2億円）。
公式アカウントから、寄付を行いたいとの申し出があったという。
寄付を受けたNYANについては、株主優待の原資として利用する可能性があるほか、公式のキャンペーンで全保有者にエアドロップ（無料配布）を実施予定であることを鑑み、条件付きで一切売却しない方針を明らかにした。
同社は12月より著名トレーダー「Trader Z」氏をアドバイザーに迎えビットコイン（BTC）を中心とした暗号資産（仮想通貨）ディーリング業務を開始。試験運用の一環としてマルハンのIP「ニャンマル」をモチーフとしたミームコインであるニャンマルコインの購入を発表していた。
「時価総額10億ドルに到達するまでNYANを売却しない」
GFA Capitalは、公式からの寄付に関する申し出について理由を尋ねたところ、「ニャンマルコインのエコシステム拡張に協力をしたパートナーに寄付を行いたい」との回答があったという。
これに対し、オフィシャルアカウントのなりすましの可能性や運営本部からの寄付はでない場合に違法性のある資金が関与する可能性を考慮し、ウォレット情報の開示請求をしたと明かした。
ウォレット情報を受領し、同アドレスが運営が保有するプールからのウォレットであることが確認できたことから、寄付を受けるに至ったと説明した。
同社は受領したNYANの全量について、株主優待の一部の原資としての活用の可能性や、ニャンマルコイン運営が10億ドル・20億ドル・30億ドルごとに全保有者にエアドロップ予定であることを鑑み、時価総額が10億ドル（約1500億円）に到達するまでは売却しない方針を示した。
ニャンマルコインとの関係性強化へ
寄付を受領したことから、同社としてもニャンマルコイン（NYAN）との協力関係強化を図り、NYANの活用およびさらなる買い増しを通じて、「双方にとっての相乗効果を最大限に引き出していきたい」と述べた。
また、関係性の強化により、同社の仮想通貨ディーリング業務における長期的な収益向上にも資すると判断しているという。
なお、同社が寄付を受領したことと、自己勘定取引で行うニャンマルコインの取引方針には変更はなく、自己勘定取引は継続して行うとした。
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参考：公式発表
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒｜元業界関係者で現coindog編集長🐶｜2020年から仮想通貨投資を開始｜大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立｜趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り