bitFlyer、フレア(FLR)上場
暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyerは23日、販売所サービスでフレア(FLR)を取扱い開始したことを発表した。FLRの上場により、同取引所の取扱い銘柄数は19種類となった。
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また、2020年12月12日時点でXRP(リップル)を保有していた利用者へのエアドロップ(無料配布)も同日完了。スナップショット時点で保有していたXRPと1:1の比率で付与されるが、初回の付与は割合はその15%。
残りの85%の付与は、Flare Networksのガバナンス投票の結果により異なる。投票が承認された場合は、委任報酬としてネットワーク参加者自身に付与されるが、FLRの受領は利用者自身で行う必要がある(方法など詳細は追ってアナウンスされる)。
否認された場合は、フレア財団からbitFlyerに3年以上かけて月ごとに配布される。同社が受領したFLRは定期的に対象者に配布される。
フレア(FLR)とは
FLRは、XRP・ステラルーメン(XLM)・ライトコインなどのブロックチェーンにスマートコントラクトを導入することを目的とする分散型ネットワーク「Flare Network」のネイティブトークン。「FAssets」と呼ばれるスマートコントラクトを持たないブロックチェーンにスマートコントラクトを実行できる環境を提供するなどの機能がある。Flare Networkの上のガス代(ネットワーク手数料)の支払いやステーキング、ガバナンス投票などに使用される。
国内取引所ではbitbankが11日に初めて取扱い開始していた。
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参考:公式発表