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bitFlyerがFTXジャパンを買収か
2022年11月に経営破綻した当時世界最大手の暗号資産(仮想通貨)取引所を運営していたFTXトレーディングの日本法人FTXジャパンについて、国内取引所bitFlyerが買収する方向で調整していることが分かった。NHKが20日に報じた。
買収額は数十億円か
FTXグループは日本法人の売却先を探していたが、関係者によれば、bitFlyerの親会社が買収する方向で調整を進めている。
米国の裁判所での手続きの進捗を踏まえ、全ての株式をbitFlyer側が買い取り事業を引き継ぐ見通しで、買収額は数十億円になるとみられる。
また、日本経済新聞の報道によれば、買収後にbitFlyerはFTXジャパンの中核事業を機関投資家向けのカストディ業務に切り替える。
FTXジャパンの現状
FTXトレーディングは2022年11月に経営状況の悪化により約130のグループ会社とともに米国の裁判所に連邦破産法第11条の適用を申請していた。
FTXジャパンについては、同年金融庁より業務停止処分および資産の国内保有命令を受けていた。業務停止処分については以前より解除されているものの、「再開に必要な態勢整備が図られるまでの期間において休止する」とし、現在に至るまでサービスは再開されていない。
業務改善命令については現在も継続しており、「利用者への資産の返還を含めた業務改善計画を着実に実施しつつ、関係法令を遵守しつつ態勢の整備と強化等に努める」と説明している。
同社は顧客への資産返還を2023年2月に開始しており、旧プラットフォームである「Liquid by FTX Japan」への資産移管サービスを提供中であるが、まだ返還が完了していない利用者もいるようだ。
資産の移管サービスは6月19日で終了し、20日より同社にてLiquid by FTX Japanへの移管に関する処理を実施すると説明している。
参考:NHKニュース
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り