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ニッポンアイドルトークン(NIDT)の価値向上目指す
株式会社オーバース、株式会社coinbookおよび株式会社東京通信グループの子会社である株式会社TeTは24日、オーバースが発行する暗号資産(仮想通貨)ニッポンアイドルトークン(NIDT)のユーティリティの拡大と価値向上を図るための施策を発表した。
オーバースが発行するNIDTは、2023年4月にIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)を経て、国内取引所coinbookとDMMビットコインに上場した仮想通貨。同社が手掛けるアイドルグループ創造プロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」およびアイドルグループ「WHITE SCORPION」の活動において活用される。
施策の内容とスケジュール
発表された施策のポイントは以下の通り。
- NIDT決済の実現──NIDT決済を可能とするだけでなく、NIDTによる決済のメリットを提供
- メタバースでの活動──メタバース空間内でのデジタルツインを活用した当社所属アイドルグループWHITE SCORPIONのライブを試験的に開催
- 他アイドルイベントへの参入──「IDOL3.0 PROJECT」以外のアイドルグループでのNIDT展開
- NIDT及びNFTの啓蒙──WHITE SCORPIONのメンバーによるNIDT及びNFTに関する学習動画を開始
施策の具体的な内容は以下の通り。各施策の詳細は追ってアナウンスする予定とした。
なお、NIDT決済についてはcoinbookと連携して実施すると説明している。
NIDTの下落が背景か
IDOL3.0 PROJECTによって結成されたアイドルグループ「WHITE SCORPION」は、2023年12月に『眼差しSniper』のリリースでデビューを飾ると、YouTubeでの公開後わずか1週間で300万回再生を超えるほどの反響を呼んだ。
その後もひと月ごとにシングルをリリースし、9月には初のミニアルバムのリリースとワンマンライブ開催を予定するなど精力的に活動している。
一方、最近のNIDTの価格動向は芳しくない。IEOの販売価格は5円で一時はおおよそ20倍の100円台をつけたものの、NIDTの現在のcoinbookの取引所サービスの価格は約11円。
米国のSEC(証券取引委員会)による、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)のETF(上場投資信託)の承認期待が高まりに端を発する仮想通貨全体の上昇の波にも乗り切れていないと言える。
出来高が伸び悩む一因として、DMMビットコインの販売所サービスにおけるNIDTの販売価格で極めて広いスプレッドが提示される問題が解消されていないことも挙げられるだろう。現在、同取引所で提示されているNIDTの買値は約9.5円で売値は6.5円だ。
参考:公式発表