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仮想通貨取引所コインチェックが選ばれる理由

暗号資産(仮想通貨)になじみがなくとも、様々な著名人を起用したテレビCMでコインチェックの名を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

実はコインチェックは国内仮想通貨取引所の中でも最古参です。長きにわたる運営で培ったノウハウがサービスに反映されており、初心者を中心に利用者を大きく伸ばしています。

本記事では、そんなコインチェックの取扱い銘柄など基本情報から、一度は利用したいユニークなサービス群、多くの利用者に支持される理由などを解説します。

(かなり長い記事のため全部読むのは厳しいという方は、以下の目次の1,2,4を最初に読んでいただければコインチェックの基本情報や魅力は伝わるかと思います)

    目次

  1. コインチェックってどんな仮想通貨取引所?
    1. 1-1 マネックスポイントをコインチェックで仮想通貨に交換
    2. 1-2 取扱い銘柄など基本情報
    3. 1-3 アプリの画面
  2. コインチェックのメリット/デメリット
    1. 2-1 コインチェックの3つのメリット
    2. 2-2 コインチェックのデメリット
  3. コインチェックのセキュリティレベルは?
  4. コインチェックの仮想通貨サービス(リワード・電気&ガス・積み立て・レンディング)
    1. 4-1 無料でビットコインがもらえる「コインチェックリワード」
    2. 4-2 ビットコインがもらえる「コインチェックでんき・ガス」
    3. 4-3 積み立てサービス
    4. 4-4 レンディングサービス
  5. コインチェックIEO
    1. 5-1 コインチェックIEO第1弾「パレットトークン(PLT)」
    2. 5-2 コインチェックIEO第2弾「フィナンシェトークン(FNCT)」
    3. 5-3 コインチェックIEO第3弾「ブリリアンクリプトトークン(BRIL)」
    4. 5-4 株式会社Fanplaが発行するトークン(名称未定)
  6. コインチェックNFT・INO
  7. コインチェックのメタバースプロジェクト「Oasis」
    1. 7-1 Oasis TOKYO
    2. 7-2 Oasis KYOTO
    3. 7-3 Oasis MARS
  8. コインチェックまとめ

仮想通貨取引所おすすめ15社ランキング|元業界関係者が選び方を直伝

1.コインチェックってどんな仮想通貨取引所?

コインチェックは、コインチェック株式会社が運営する大手仮想通貨取引所です。

コインチェック社は2012年に設立された国内で最も歴史ある仮想通貨交換業者。そのノウハウをいかしたアプリのわかりやすいUI(ユーザーインターフェース)・UX(ユーザー体験)は初心者が利用するのに最適と言えるでしょう。アプリの使いやすさが好評を博し、ダウンロード数は国内取引所で最多を誇ります(※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak)。

2018年1月にはサイバー攻撃による顧客からの預かり資産の流出事件に見舞われますが、同年、東証1部(現:東証プライム)上場企業マネックスグループの傘下に入ります。これにより、マネックスグループの資金力や金融ノウハウといった恩恵を享受し、セキュリティやガバナンス体制は当時より大幅に強化されたと言えるでしょう。

1-1 マネックスポイントをコインチェックで仮想通貨に交換

出典:マネックス証券

マネックス証券は、「マネックスポイント」と呼ばれるポイントを活用した経済圏を形成しており、コインチェックとのシナジーもあります。

マネックスポイントは、投資信託の残高に応じてユーザーの口座に毎月付与されるほか、マネックスカードでの買い物や投資で貯めることができます。ポイントは、投資信託の購入、「dポイント」などのポイントへの交換などに加えて、コインチェックでの仮想通貨への交換にも使用できます。

交換できる仮想通貨は、BTC・ETH・XRPが対象です。積立NISAなどで投資信託を購入している方などは、仮想通貨を実質無料で手に入れられることになるため、覚えておきましょう。

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1-2 取扱い銘柄など基本情報

コインチェックの取扱い銘柄や各種手数料など基本情報は以下の通りです。

基本情報 取引所 販売所
取扱い銘柄(24年10月時点)
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • XRP(リップル)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • リスク(LSK)
  • モナコイン(MONA)
  • パレットトークン(PLT)
  • フィナンシェトークン(FNCT)
  • ラップドビットコイン(BTC)
  • ダイ(DAI)
  • ブリリアンクリプトトークン(BRIL)
  • シバイヌ(SHIB)
  • ネム(XEM)
  • アイオーエストークン(IOST)
  • エンジンコイン(ENJ)
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • XRP(リップル)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • ネム(XEM)
  • リスク(LISK)
  • モナコイン(MONA)
  • ライトコイン(LTC)
  • ステラルーメン(XLM)
  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • クアンタム(QTUM)
  • エンジンコイン(ENJ)
  • アイオーエストークン(IOST)
  • ザ・サンドボックス(SAND)
  • ポルカドット(DOT)
  • チリーズ(CHZ)
  • チェーンリンク(LINK)
  • シバイヌ(SHIB)
  • アバランチ(AVAX)
  • ポリゴン(MATIC)
  • イミュータブルエックス(IMX)
  • メイカー(MKR)
  • アクシー・インフィニティ(AXS)
  • ラップドビットコイン(WBTC)
  • エイプコイン(APE)
  • フィナンシェトークン(FNCT)
  • ブリリアンクリプトトークン(BRIL)
  • 最小取引単位(BTC)
  • BTC:0.005BTC以上かつ500円(相当額)以上
  • BTC:500円相当額
  • 最大取引単位(BTC)
  • 市況などにより変わる。
  • 市況などにより変わる。
  • 取引手数料/スプレッド
  • Maker(売り側):無料
  • Taker(買い側):無料
  • スプレッド有り
  • 出金手数料
  • 日本円:407 円
  • BTC:0.0005BTC(ガス代の変動により変わる)
  • レバレッジ取引 ×
    スマホアプリ
    関連サービス 積み立て/レンディング/NFT/IEO/電気&ガス/コインチェックリワード

    なお、コインチェックは2024年2月、米Circle社との協業および同社が発行するステーブルコイン「USDC」の上場を目指す方針を発表しています。

    USDCは、現金および現金同等資産に100%裏付けられており、米ドルと1対1で交換できるステーブルコイン。時価総額は、約270億ドル(約4兆円)で、うち240億ドル(3.6兆円)が市場に流通しています。

    【対談】JPYC岡部CEO、ひろゆき氏らとステーブルコインを巡り激論

    1-3 アプリの画面

    以下は、コインチェックアプリの騰落率の画面です。販売所の全取扱い銘柄の価格と騰落率が一目でわかる仕様で、多くのトレーダーから好評を博しています。なお、アプリには板取引の機能は実装されていません。

    出典:コインチェックアプリ

    2.コインチェックのメリット/デメリット

    コインチェックのメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

    2-1 コインチェックの3つのメリット

    出典:コインチェック公式サイト

    まずはコインチェックのメリットを3点紹介します。

    2-1-1 国内屈指の取引量と流動性

    国内最大手取引所の一つで、アプリダウンロード数No.1(※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak)を誇り多数の利用者を抱えるコインチェックは、仮想通貨の取引量と流動性も最高水準です。

    取引量と流動性が高いということは、それだけ利用者によって盛んに取引されているため板取引で注文が約定しやすいです。つまり、購入したいときに購入でき、売却したいときに売却できる取引環境と言えます。

    これは、トレーダーにとっては非常に重要で、例えば相場の急落時に自身が狙ったタイミングで売却できなければ資産を大きく減らしてしまいかねず、リスクを伴います。トレーダーにとって快適な取引環境であるのは大きな強みです。

    また、取扱い銘柄も30種類と豊富で、国内では取扱いの少ないラップドビットコイン(WBTC)やIEOを経て上場させたパレットトークン(PLT)・フィナンシェトークン(FNCT)・ブリリアンクリプトトークン(BRIL)など多様な銘柄に投資できます。

    2-1-2 初心者に最適なアプリのUI

    出典:コインチェックブログ

    コインチェックはアプリの使い勝手の良さやわかりやすいデザイン(上記の「1-2 アプリの画面」参照)が好評で多くの利用者を獲得しています。

    上記で添付したアプリの販売所の画面では、売買したい銘柄を選択、「購入」か「売却」いずれかを選択、金額を入力すれば取引が完了するシンプルな仕様で、仮想通貨初心者でも直感的に操作できます。

    また、500円という少額から取引できるのも、慣れていない初心者に優しい設計と言えます。

    2-1-3 多様な仮想通貨関連サービス

    出典:Zaif公式サイト

    コインチェックでは以下のように仮想通貨取引サービス以外にも様々な関連サービスを提供しています。

    • 電気&ガス
    • コインチェックリワード
    • 積み立て
    • レンディング
    • ステーキング※現在停止中
    • NFTマーケットプレイス
    • IEO

    毎月設定した額の仮想通貨を自動的に売買して積み立てられるサービスや、保有している仮想通貨を増やせるレンディングサービスの他、コインチェック独自の電気・ガス支払いサービス、無料でビットコインがもらえる「コインチェックリワード」、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスなど多岐にわたります。それぞれのサービスの詳細については後述します。

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    2-2 コインチェックのデメリット

    コインチェックのデメリットとして挙げられるのは以下の2点です。

    2-2-1 取引所サービス(板取引)の取扱い銘柄が少ない

    コインチェックは、販売所サービスの取扱い銘柄数が28種類あるのに対して、取引所サービス(板取引)の取扱い銘柄数は15種類とやや物足りなさがあります。

    アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)で最大の時価総額を誇るイーサリアムも販売所サービスのみの取扱いです。

    また、アプリでは販売所サービスのみ提供されており、板取引をするにはブラウザ版にアクセスしなければならない点も不便です。

    2-2-2 販売所サービスのスプレッドが広い

    コインチェックは販売所サービスのスプレッドが比較的広い仮想通貨取引所です。

    スプレッドとは売買価格の差のことで、例えば、1BTC=1000万円の時に1BTCを販売所で売買しようとした際に買値が1050万円、売値が950万円と提示された場合は、その差額の100万円がスプレッドです。

    この「買値(Ask)-売値(Bid)」で算出されるスプレッドが広いほど投資で得られる利益が減少することになることは覚えておく必要があります。

    大手の取引所として販売所サービスを主な収益基盤とすることで、ユーザーが安心して利用できるようにセキュリティなどへの投資に充てていると考えられます。

    3.コインチェックのセキュリティレベルは?

    前述の通り、コインチェックでは2018年1月に、ハッキングにより顧客からの預かり資産が流出する事件が発生しています。しかし、その後東証一部(現:東証プライム)上場マネックスグループの子会社となり、セキュリティおよびガバナンス体制を立て直しました。

    以来、顧客が安心して利用できるような堅牢なセキュリティ体制を敷いています。以下、具体的な施策を紹介します。

    3-1 資産の分別管理

    コインチェックは、同社の保有資産と顧客からの法定通貨や仮想通貨といった預かり資産とを完全に分離して管理しています。

    そのため、預かり金が同社の運営に利用される心配はないとしています。

    3-2 コールドウォレット管理

    コインチェックは、仮想通貨をインターネットから切り離された(オフラインの)コールドウォレットで管理しています。

    インターネットに接続されたホットウォレットは、仮想通貨の売買や送金をスピーディに行えるメリットがありますが、ハッキングのリスクを孕んでいます。その点、コールドウォレットはそのようなリスクが最小限に抑えることができるため安全です。

    3-3 マルチシグ対応

    マルチシグとは送金の際に複数の秘密鍵を必要とする方式のこと。複数用意した秘密鍵をそれぞれ異なる場所に保管することで、ハッキングを試みてもすべての秘密鍵を入手しないと成功しないようにします。

    コインチェックでは、このマルチシグを導入することによりご送金やハッキングのリスクを低減しています。

    3-4 SSL暗号化通信

    コインチェックは、通信の際にSSL(ソーシャル・ソケッツ・レイヤー)という通信技術を採用しています。

    SSLは、通信データを暗号化するためのプロトコル(通信方式)のことで、取引データや個人情報の傍受を防ぎます。

    4.コインチェックの仮想通貨サービス(リワード・電気&ガス・積み立て・レンディング)

    コインチェックが提供する仮想通貨関連サービスをそれぞれ紹介します。

    4-1 無料でビットコインがもらえる「コインチェックリワード」

    出典:コインチェック

    2024年2月から提供開始された「コインチェックリワード」は、コインチェックアプリで特定のミッションをクリアすることでビットコインがもらえるサービスです。コインチェックで口座開設している人がであれば利用可能です。

    アプリ右下の「ディスカバー」内にある「ビットコインが無料でもらえる」をタップし、掲載されたミッション条件を達成するとビットコインがもらえます。

    ミッションには、買い物、アンケートへの回答や所定のアプリのインストールなど簡単に達成できるもの、所定のアプリのインストール後にゲームを進めることでクリアなど時間を要するものも含まれます。難度の高いものや達成に時間を要するものほどもらえるビットコインの量も増えます。

    掲載されるミッションは毎日更新されるため、利用する人は定期的に確認することをおすすめします。

    なお、iOSアプリからコインチェックリワードを利用するためには、トラッキングの許可が必要です(以下の画像参照)。「Appにトラッキングしないように要求」を選択すると同サービスは利用できないため注意しましょう。

    出典:コインチェック

    「コインチェックリワード」とは|ミッション達成で無料でビットコイン獲得

    4-2 Coincheckでんき・ガス

    コインチェックは、他の国内取引所にはないユニークなサービスを提供しています。それが、「Coincheckでんき」と「Coincheckガス」です。

    「電気・ガス代支払いでビットコイン付与」コインチェックの独自サービスを解説

    4-2-1 Coincheckでんき

    出典:コインチェック公式サイト

    「Coincheckでんき」は、コインチェックを通して電気料金を支払うとビットコインが付与される、もしくは電気料金をビットコインで支払うと割引が適用されるサービスです。

    前者の「ビットコイン付与プラン」では、毎月、電気料金の1~7%分のビットコインがコインチェックのウォレットに付与され、後者の「ビットコイン決済プラン」は、コインチェックを通して電気料金をビットコインで支払うと通常の電気料金から1~7%割引されます。

    電気を供給するのは、株式会社イーネットワークシステムズ(ENS)。同社は国内外で実績のある丸紅グループの電力会社「丸紅新電力」と提携しており、安定した電気を供給可能であると説明しています。

    4-2-2 Coincheckガス

    出典:コインチェック公式サイト

    「Coincheckガス」も「Coincheckでんき」と同様、コインチェックを通じてガス料金を支払うと、ビットコインが付与されるか料金の割引を受けられるサービスです。東京電力グループのガス小売事業者である株式会社ファミリーネット・ジャパンがガスを供給します。

    ビットコイン付与プランでは、毎月支払ったガス料金の3%分のビットコインがコインチェックのウォレットに付与されます。ガス料金は東京ガスと同じ。ビットコイン決済プランでは、ガス料金をビットコインで支払うことで、東京ガスのガス料金が3%割引されます。

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    「電気・ガス代支払いでビットコイン付与」コインチェックの独自サービスを解説

    4-3 Coincheckつみたて

    出典:コインチェック公式サイト

    「Coincheckつみたて」は、毎月もしくは毎日、設定した額の仮想通貨を自動で購入できるサービスです。

    月々1万円から自動積立可能で(毎日の場合は、事前にひと月分の金額を指定し、月の日数で割った金額を自動で積み立てる)、途中から設定金額を変更することもできます。

    積み立てサービスは購入タイミングを分散させることで仮想通貨の激しい価格変動の煽りを最小限に抑えることができるため特に初心者におすすめです。ただし、購入の際にはスプレッドが存在するので留意しておきましょう。サービスの詳細は以下の通りです。

    出典:コインチェック公式サイト

    4-4 Coincheck貸暗号資産

    出典:コインチェック公式サイト

    「Coincheck貸暗号資産」は、保有する仮想通貨を一定期間コインチェックに貸し付けることにより、契約期間満了後にその仮想通貨で利用料(最大年率5%)を得ることができるサービスです。コインチェックの全取り扱い銘柄に加え、シンボル(XYM)が同サービスの対象です。

    同サービスを利用すれば、しばらく売却するつもりのない通貨を単に口座に眠らせておくのではなく、有効利用することができます。

    一般的に、貸暗号資産サービスでは、取引所が破綻してしまえば貸し付けた仮想通貨が返還されない可能性があります。しかし、マネックスグループ傘下であるコインチェックの資金力や運営基盤を考えればそのようなリスクは考えにくいでしょう。

    ただし、一度貸し付けると契約期間が満了するまで当該銘柄の売却・送金はできなくなるため注意が必要です。レンディングサービスの概要とおすすめサービスについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。

    おすすめ仮想通貨レンディングサービス6選|高利回りで新時代の資産運用を

    関連記事:「HashHubレンディング」で仮想通貨による資産形成のすすめ|メリットや始め方も徹底解説

    4-5 ステーキングサービス※現在停止中

    出典:コインチェック公式サイト

    コインチェックは仮想通貨リスク(LISK)のステーキングサービスを提供しています。運営が利用者に代わってLISKのステーキングを行い、報酬が入れば手数料を差し引いた額が利用者に支払われるという仕組みです。

    コインチェックの口座に10LISK以上保有する人がサービスの対象となり、毎週水曜になるとLISKが付与されます(付与されないこともあります)。

    ステーキングは、保有する仮想通貨を増やす運用方法の一つとして有力ですが、自身でやろうとするとPCのセットアップ、専門知識、高度なネットワーク環境を要するため初心者には難しいです。

    コインチェックのステーキングサービスは知識や高度なインフラを必要とせず、口座に10LISK以上保有しているだけで特別な手続きもなく手軽にステーキングに参加可能です。ステーキングの概要とおすすめサービスについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。

    仮想通貨を買わずに増やせる「ステーキング」とは|国内取引所のおすすめサービスも紹介

    なお、レンディングやステーキングで得られた報酬は雑所得扱いとされ、課税対象となるため注意しましょう。仮想通貨の税金計算は、完全無料の仮想通貨税金計算サービス【CRYPTACT(クリプタクト)】がおすすめです。

    「クリプタクト」で仮想通貨の確定申告を簡単に|自動損益計算ツールを徹底解説

    5.コインチェックIEO

    出典:コインチェック公式サイト

    コインチェックは2021年、国内取引所で初めてIEO(Initial Exchange Offering)事業に参入し、「Coincheck IEO」サービスを発表しました。

    IEOとは、仮想通貨交換業者が主導し企業が仮想通貨を用いた資金調達をサポートする仕組みのこと。プロジェクトのマーケティングや、上場、トークン販売まで一気通貫で仮想通貨交換業者が担います。取引所を介して上場するという点で、信頼性も担保されやすいため買い手にとってもメリットとなります。

    以下に紹介するように、コインチェックはすでに3銘柄のIEOを実施済みで他1銘柄のIEOを検討中です。

    5-1 コインチェックIEO第1弾「パレットトークン(PLT)」

    コインチェックのIEO第一弾プロジェクトは、Hashpalette社が開発するNFT特化型のブロックチェーン「パレットチェーン」で発行される「パレットトークン(PLT)」。同年7月、上場前のトークンセールを実施すると開始後わずか6分で目標金額の約9億円に到達。その後、コインチェックやその他複数の取引所に上場しました。

    PLTは独自NFTマーケットプレイス「PLT Place」における決済手段や、複数のパレットチェーン基盤の「Play-to-Earn」モデルのブロックチェーンゲームのゲーム内通貨として利用されるなどユースケースが拡大。プレセールや上場後の展開も含め、PLTのIEOは成功を収めたと言えます。

    コインチェックIEO第1弾「パレットトークン(PLT)」とは|NFT特化型チェーンの将来性

    5-2 コインチェックIEO第2弾「フィナンシェトークン(FNCT)」

    出典:FNCTホワイトペーパー

    コインチェックは2023年2月にIEO第2弾となる「フィナンシェトークン(FNCT)」の購入申し込みを受付開始しました。第1弾のPLT以来、約1年7か月ぶりのIEO実施です。

    開始後わずか60分で目標調達金額の10億6600万円に達し、最終的な申し込み金額は合計200億円を突破。約25000人が抽選申し込みに参加し、倍率は18.78倍を記録しました。

    FNCTは、ブロックチェーン活用のトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を利用して発行されるトークン。FNCTは、FiNANCiEで発行されるトークン同士を繋ぎ、トークンの価値を長期的に向上させるためのプラットフォームトークンとしての役割を担います。

    具体的なユースケースとしては、FiNANCiEユーザーへの報酬や、FiNANCiE上のコミュニティが継続的に成長するためのインセンティブとしての活用などが挙げられています。

    詳しくは、FNCTやFiNANCiEのプロジェクト詳細、上場後の価格動向などをまとめた以下の記事をご覧ください。

    コインチェックIEO第2弾「フィナンシェトークン(FNCT)」とは|次世代クラファンの仮想通貨

    5-3 コインチェックIEO第3弾「ブリリアンクリプトトークン(BRIL)」

    2024年5月には、同取引所IEO第3弾となるブリリアンクリプトトークン(BRIL)の購入申し込み受付を開始しました。

    申込み受付開始後わずか13分で調達目標金額の15億1200万円を突破。合計申込み金額は333億円、申し込み人数は7.94万人と、これまでのコインチェックIEOで最高申込み金額および最多申し込み人数を記録しました。

    BRILを発行するのは、Brilliantcryptoは、東証プライム上場企業である株式会社コロプラの特定子会社で、ブロックチェーンゲーム開発を行う企業。BRILは同社が開発する日本発のブロックチェーンゲーム『Brilliantcrypto』のゲーム内トークンです。

    同タイトルは、ユーザーが採掘者となり、鉱山を採掘することで宝石やトークンの獲得を目指すブロックチェーンゲーム。ゲーム内マーケットでつるはしを購入し、探知機などのアイテムを活用して採掘することで宝石やトークンを入手できます。

    また、宝石はNFT化して様々なメタバースに持ち込めるほか、売買することも可能です。詳しくは、BRILや『Brilliantcrypto』の詳細、上場後の価格動向などをまとめた以下の記事をご覧ください。

    コインチェックIEO第3弾「BRIL」とは|コロプラG開発『ブリリアンクリプト』の仮想通貨

    5-4 株式会社Fanplaが発行するトークン(名称未定)

    2024年3月にはコインチェックと株式会社FanplaがIEOに向けた契約締結を発表しました。

    東証プライム上場の株式会社エムアップホールディングスの100%子会社である株式会社Fanplusより、Fanpla社が新規仮想通貨の発行と販売業務を受託し、Fanpla社を発行体として進められます。Fanplus社が運営するファンクラブにて流通するトークンの発行を目指すといいます。

    Fanplusは、あいみょん、UVERworld、コブクロなど300を超えるアーティストのファンクラブおよびファンサイトを運営しており、250万人超の有料会員がいます。

    発行を目指す新規仮想通貨は、Fanplusがファンクラブ運営を担うアーティストやタレントのファン体験の媒介手段として活用される予定です。

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    以下は、国内取引所のIEO銘柄を実施予定のものも含めてすべて網羅した記事です。併せてご覧ください。

    国内取引所のIEO予定銘柄まとめ、躍進する仮想通貨はどれ?

    6.コインチェックNFT・INO

    出典:コインチェック公式サイト

    コインチェックが提供するNFTマーケットプレイス「コインチェックNFT」は、様々なプロジェクトが発行するNFTの売買ができるサービスです。コインチェック口座を開設している人であれば利用可能で、口座で保有している仮想通貨で決済できます。

    「コインチェックNFT」とは|メリットや注目の取扱い商品など徹底解説

    同サービスではオフチェーン(ブロックチェーンの外)でNFTが取引されるため、ガス代(ネットワーク手数料)は発生せずスピーディに取引可能。イーサリアチェーンのエコシステムで発生しているガス代の高騰やトランザクション処理の遅滞といった問題を解決しています。仮想通貨ウォレット「MetaMask(メタマスク)」を接続することで、NFTの入出庫もできます。

    2022年4月時点で利用者数は10万人を超えており、これまでに数多くのプロジェクトとの提携およびNFT販売を実現させています。以下に主な提携事例を紹介します。

    6-1 仮想通貨プロジェクト

    • Chiliz(チリーズ)──スポーツクラブとファンを繋ぐプロジェクト:Chiliz提供の「Socios.com」で利用できるNFTのコインチェックNFTでの取扱いを検討
    • Enjin(エンジン)──NFTプラットフォームの提供およびENJの発行企業:NFTマーケットプレイス事業で提携

    6-2 ブロックチェーンゲーム・NFTプロジェクト

    • Cryptospells(クリプトスペルズ)──国産ブロックチェーンカードゲーム:同タイトル内で使用できるNFTカードを販売
    • Sorare(ソラーレ)──ブロックチェーンゲーム:同タイトルで使用できるフットボールのスター選手のNFTカードを販売
    • The Sandbox(ザ・サンドボックス)──メタバースゲーム:同タイトル内の仮想土地「LAND」の販売
    • Decentraland(ディセントラランド)──メタバースゲーム:同タイトル内の仮想土地「LAND」の販売
    • Otherside──メタバースゲーム:同タイトル内の仮想土地「Otherdeed(NFT)」を販売予定

    6-3 その他

    • KIRIYA PICTURES──映画監督の紀里谷和明氏が代表を務める団体:最新作『新世界』のNFT化を検討
    • CyberZ──サイバーエージェントの子会社:NFT事業で連携、コインチェックNFTでの販売も視野
    • テレビ朝日メディアプレックス──テレビ朝日の関連企業:NFT事業で連携、コインチェックNFTでの販売も視野

    2023年には、販売元がNFTコレクションを「コインチェックNFT」で初めて販売する、NFTコレクションの一次販売に特化したサービス「コインチェックINO」を提供開始しました。

    INO(イニシャル・NFT・オファリング)はNFTの先行販売を行う販売手法のひとつ。将来性が期待されるNFTを一早く購入できるため、投資家の注目を集めています。

    コインチェックINOの申込みには、コインチェックの口座開設およびコインチェックNFTのユーザー登録が必要です。

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    7.コインチェックのメタバースプロジェクト「Oasis」

    出典:コインチェック

    コインチェックはブロックチェーン技術を活用したメタバース上に都市開発を行うプロジェクト「Oasis」を展開中です。同プロジェクトで建設中の3つのメタバース都市「Oasis TOKYO」「Oasis KYOTO」「Oasis MARS」について解説します。

    追記:2023年10月にコインチェックはメタバース事業を兄弟会社のマネックスクリプトバンク株式会社に譲渡しました。

    7-1 Oasis TOKYO

    出典:コインチェック

    コインチェックは2022年1月、メタバースゲーム「The Sandbox」上の同社保有分の仮想土地「LAND」に近未来都市「Oasis TOKYO」を建設するプロジェクトを開始したことを発表しました。

    同プロジェクトは、2022年春に一般公開予定で「2035年の近未来都市」をコンセプトとするメタバース・NFTのコミュニティ拠点と説明。日本をイメージした街並みの中に、美術館やステージなどのイベント施設を設置し、様々な分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場としての機能を持たせるとしました。

    同プロジェクト開始の布石として、同社は2020年9月にThe Sandboxとパートナーシップ契約を締結。その後、前述のコインチェックNFTにてLANDを販売していました。

    7-2 Oasis KYOTO

    出典:コインチェック

    2022年3月には、メタバースゲーム「Decentraland」上の土地「LAND」に、2035年の近未来都市「Oasis KYOTO」を建設するプロジェクトを開始。2022年に一般公開を予定としています。

    日本の古都をイメージした街並みに神社仏閣を建設し、ファッションや音楽、アートを中心とした多彩なイベント施設を設置。「Oasis TOKYO」と同様、アーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成としての利用を想定していると説明しました。

    コインチェックは、同プロジェクトの発表に先駆け、コインチェックNFTにてDecentralandのLANDの販売を開始しています。

    「Oasis TOKYO」と「Oasis KYOTO」については、国際オリンピック委員を務めるフェンシングの五輪銀メダリスト太田雄貴氏やモデル・女優として活躍する水原希子氏とのコラボや様々なプロジェクトとの提携が発表されており、空間やアバターのデザインが洗練されスポーツ分野での協業が加速していくことが見込まれます。

    7-3 Oasis MARS

    出典:コインチェック

    2022年7月に同プロジェクト第3弾として、「Otherside」にメタバース都市「Oasis MARS」を制作するプロジェクトを開始しました。

    「Otherside」は、「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」などのNFTコレクションを手掛けるYuga Labsと、メタバース系NFTゲーム「The Sandbox」の開発などで知られるAnimoca Brandsがプロデュースするメタバースです。

    Oasis TOKYOやOasis KYOTOと同様、Oasis MARSにおいても様々ななクリエイターやアーティストなどとコラボしてプロジェクトを推進することにより、メタバース×NFTの新たな可能性を追求する考えを示しています。

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    8.コインチェックまとめ

    コインチェックの基本情報から特徴、関連サービスやメタバース展開などを解説しました。

    重要ポイントは以下の通りです。

    • コインチェックは、コインチェック株式会社が運営する国内最大手仮想通貨取引所
    • アプリの使い勝手の良さは初心者に最適
    • 国内屈指の取引量と流動性
    • マネックスグループ傘下に入りセキュリティは大幅強化
    • 電気&ガスをはじめ、仮想通貨関連サービスが充実
    • コインチェック口座を開設していればコインチェックNFTやコインチェックINOを利用可能
    • メタバースに注力、関連商品・サービスの展開に期待

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    coindog編集長
    仮想通貨ブロガー/投資家
    早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り

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