「とちあいか」の果肉の中を再現

栃木県の新聞社である株式会社下野新聞社は23日、県のイチゴの主力品種「とちあいか」の果肉の中を永遠に歩いて進めるメタバース「イチメタバース」を開発したことを発表した。

「とちあいか」は、2018年に誕生したハート形の断面や甘みの強さなどを特徴とする品種で、東日本を中心に広範囲で生産されている。今回の発表は、2022年11月に、県が指定する主力品種が「とちおとめ」から「とちあいか」に変更されたというニュースを県内外に周知させることを目的としている。

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ASMRの効果音付きの「360度果肉空間」

「イチメタバース」では、断面がハートの形の「とちあいか」の果肉が再現されており、その中をアバターを使って進んでいくことができる。周囲を見渡すなど、前に進む以外の動作はできないが、「360度果肉」の空間とASMRの効果音を楽しむことができる。

また同社はキャンペーンの一環として同日付の下野新聞朝刊で、大量の「とちあいか」が印刷された見開きページを制作。「それを頭にかぶり、端をホッチキスで止め、外からスマホのライトで照らすことで、360度『とちあいか』だらけの夢の空間『新聞版イチメタバース』が体験できる」とした。

出典:プレスリリース

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参考:公式発表

参考:キャンペーンサイト

参考:イチメタバース

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