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コインチェックIEO第4段「ファンプラ(FPL)」

暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するコインチェックは14日、株式会社Fanplaが発行する仮想通貨「ファンプラ(FPL)」の購入申込み受付を、10月21日より開始することを発表した。

IEOとは、企業やプロジェクトが仮想通貨を活用した資金調達を行うことを目的とし、発行したトークンの販売を仮想通貨交換業者に委託する仕組みのこと。仮想通貨交換業者が主導しトークン販売や上場を実施する。

コインチェックによるIEO実施は、パレットトークン(PLT)・フィナンシェトークン(FNCT)・ブリリアンクリプトトークン(BRIL)に続いて4回目。

FPLは、音楽業界でアーティストとファンを直接繋げ、新たなエンターテインメント体験を提供するプラットフォーム「Fanplaシステム」の主要サービスで活用される。

なお、今回のIEOは東証プライム市場に上場する株式会社エムアップホールディングスの100%子会社であるFanplusとの協業により推進する。Fanplusは、音楽アーティストのファンサイト運営を手掛け、国内最大級の700組以上の音楽アーティストのネットワークと400万⼈を超える有料会員を有する。

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出典:プレスリリース

「Fanpla経済圏」を支える「ファンプラ(FPL)」とは

Fanplaが発行するFPLは、同社が構想する「Fanplaプロジェクト」において重要な役割を担う。

同プロジェクトでは、アーティストとファンの関係性や体験価値をアップデートするべく、独自の経済圏創出を目指しており、次の4つの主要なサービスを提供する計画だ。

  • マーケットプレイス:プレミアムなライブチケットやオリジナルグッズ、体験型コンテンツやメタバース空間におけるアバターアイテムなどを販売。アーティストに収益が還元される二次流通市場も整備
  • アーティスト・トレジャリー:ファンの購入金の一部を積立用ウォレットに蓄積し、投票で使途を決定。楽曲制作、企画などを共創
  • ステーキング:FPLを一定期間預けることで特典や報酬を獲得可能。長期的な参加を促し、トークン価値安定を図る
  • ミュージックアワード:ブロックチェーンを活用した透明性の高い投票で「最も熱量の高いアーティスト」を選出。投票による収益をアーティスト支援に活用

ただし、9月時点の計画であり、IEO後に段階的にリリースするという。詳細が決まった時点でその内容・機能について告知予定とした。また、FPLの価値の持続的成長を支える次のような仕組みがある。

  • 既に市場が存在する:国内最大規模となる700組以上の音楽アーティストネットワークと400万⼈を超える有料会員を有するFanplus社の協力
  • 豊富なユーティリティ:FPLを通してアーティストとファンがよりダイレクトに繋がることができる場面を増やし、需要を喚起
  • 経済圏参加メリットの設計:アーティストはより多様な挑戦ができ、ファンは豊かな体験や価値が得られる
  • ミュージックアワード:ブロックチェーンを活用した透明性の高い投票で「最も熱量の高いアーティスト」を選出。投票による収益をアーティスト支援に活用

ロードマップによれば、NFTマーケットプレイス・ステーキングのサービスローンチおよびアーティストトレジャリー・ミュージックアワードの実施は2026年中を目処としている。

そのほか、FPLの海外取引所への上場などを2027年~2028年に、グローバル市場への進出を2029年以降に目指している。

出典:ホワイトペーパー

同社は、Fanplusとの協業して行う点について「既に確立された大規模会員基盤を背景に、サービス開始直後からの市場への浸透が期待され、ファンプラ(FPL)の価値を支える強固な基盤となります」と優位性を強調した。

また、プロジェクトに賛同する複数の音楽事務所が初期パートナーとして参画し、ファンとアーティストのための持続可能な経済圏創出に向け協業するという。

ファンプラ(FPL)のIEO概要

FPLおよびFanplaシステム上のNFT(非代替性トークン)は、イーサリアム(ETH)のレイヤー2ソリューションである「Polygon PoS(POL)」上で発行される。

発行上限は100億枚、IEOでの販売は総発行量の10%である10億枚。販売価格は1.0円、申込単位は1万枚。

IEOにより調達した資金の使途およびアロケーションは、以下の図の通り。

出典:ホワイトペーパー
出典:ホワイトペーパー

FPLのアロケーションには、それぞれロックアップ期間とベスティング期間が設定される。ロックアップ期間中は、FPLの売却が制限され、ベスティング期間中は段階的にFPLがロックアップから解放される。

出典:ホワイトペーパー

なお、これらの期間は市場状況などに応じて再ロックアップを含む変更がなされる可能性があると付記している。

ファンプラ(FPL)IEOスケジュール

FPLのIEO実施スケジュールは以下の通り。

出典:プレスリリース

11月11日11時30分(予定)から板寄せ方式により注文受付を開始し、正午(12時)に板寄せを行いザラバへ移行。販売所における取扱いは、取引所(板取引)に十分な流動性があることを確認できた後に開始予定とした。

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参考:公式発表

参考:ホワイトペーパー

coindog編集長
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り

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