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OMG上場廃止、XEMも一部サービス終了へ
暗号資産(仮想通貨)コインチェックとGMOコインは20日、両サービスの取扱い銘柄であるオーエムジー(OMG)を取扱い廃止することを発表した。また、GMOコインは、ネム(XEM)の一部サービスを終了する旨も告知した。
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OMG・XEMの上場廃止スケジュール
OMGの上場廃止理由について、コインチェックは「OMG Network」のプロジェクトの継続性など総合的に検討し、安定したサービス提供が難しいと判断したと説明。GMOコインは、グローバルでの流動性不足による同社でのカバー取引やプライス生成の継続が困難な点を理由に挙げた。
OMGネットワーク(旧OmiseGo)は、イーサリアムのレイヤー2ソリューションの一つ。2021年のBOBAネットワーク(BOBA)へのサービス移行に伴い、事実上開発が休止している(BOBAは、国内ではbitbankとBitTradeに上場している)。
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コインチェックとGMOコインの上場廃止スケジュールは以下の通り。
- 7月20日14:00:販売所における取扱い停止
- 7月24日14:00:取引所における取扱い停止
- 7月25日14:00:外部への送金停止
コインチェック
- 7月22日定期メンテナンス以降:「暗号資産FX」のOMGおよびXEMの新規注文の受付終了
- 7月29日定期メンテナンス以降:販売所のOMGおよびXEMのサービス終了、取引所のOMGのサービス終了、暗号資産FXのOMGおよびXEMのサービス終了
GMOコイン
両社とも、取扱い停止日時までのOMGおよびXEMの売却か外部への送金をユーザーに要請している。
コインチェックでは、7月25日14:00以降にコインチェックアカウントにてOMGを保有している場合は同社が適当と判断した日時にOMGを売却し、日本円に換金したうえで日本円残高に反映すると説明。一方、GMOコインは、現物の「暗号資産FX」のOMGおよびXEMの保有建玉は同社にて順次決済するが、現物のOMGは同社にて売却は実施しないため、7月29日のメンテナンス時間までに売却か外部に送金する必要がある。
ただし、仮想通貨を送金する際、6月より開始された取引所間の送金ルールなどを定めるトラベルルールにより、同じ送金プロトコルを採用する取引所同士でしか送金ができない点に注意が必要だ。
国内取引所はトラベルルールに準拠するよう設計されたプロトコルである「TRUST」か「Sygna Alliance」のどちらかを採用している。
- bitFlyer
- コインチェック
- クリプトガレージ
TRUSTを採用する国内企業
- GMOコイン
- bitbank
- DMMビットコイン
- SBI VCトレード
- 楽天ウォレット
- LINE BITMAX
- BTCBOX
Sygna Allianceを採用する国内企業
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参考:コインチェック発表
参考:GMOコイン発表