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スイ(SUI)など3銘柄上場へ
暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスジャパンは27日、ラップドビットコイン(WBTC)・ファイルコイン(FIL)・スイ(SUI)を3月5日より取扱い開始することを発表した。販売所サービスと取引所サービス(板取引)で取引できる。
なお、同取引所の板取引は日本円建の取引が提供されていない点には注意が必要だ。上記3銘柄が上場すれば、バイナンスジャパンの取扱い銘柄数は50種類に拡大する。
2023年11月には13銘柄を同時上場させていた。
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銘柄解説
ラップドビットコイン(WBTC)は、ビットコイン(BTC)価格との連動(1BTC=1WBTCとなること)を目指して設計されている仮想通貨。
イーサリアム(ETH)チェーンの規格である「ERC-20」が採用されているため、イーサリアム上で流通する。ビットコインとイーサリアムではチェーンが異なるため、BTCをイーサリアムチェーンに移動することはできないが、WBTCは両チェーンとの間で互換性を有する。
ファイルコイン(FIL)は、分散型ストレージサービスを提供するプロジェクト。「IPFS(InterPlanetary File System)」というデータを分散化して保存するプロトコルを採用し、情報漏洩や改ざんなどのリスクを低減する。
保存データを指定してFILを支払うことで分散化した状態で安全にデータを保存できる仕組み。
SUIは、Mysten Labsが開発するレイヤー1ブロックチェーン「スイネットワーク」のネイティブトークン。
Mysten Labsは、メタ(旧フェイスブック)が開発するステーブルコイン「ディエム(旧リブラ)」のメンバーが創設した団体であることから、スイネットワークはプログラミング言語などの面でディエムの技術を継承している。同チェーンは処理能力に優れており、秒間約30万件のトランザクションを処理できるとされる。