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パレットチェーンがアプトスネットワークに移行へ

株式会社HashPaletteとAptos LabsことMatonee Inc.は3日、パレットチェーン(PLT)のアプトスネットワーク(APT)への移行を目指し、HashPaletteの株式をHashPortからAptos Labsに譲渡することによりHashPaletteがAptosの完全子会社に移行する株式譲渡契約締結を発表した。

HashPaletteはパレットチェーンの開発企業で、同チェーン上で流通するパレットトークン(PLT)や同社開発のNFT(非代替性トークン)ゲーム『THE LAND エルフの森』内で流通し、パレットチェーン上で発行されるエルフトークン(ELF)の発行体でもある。

パレットチェーンは、2025年4月から開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)におけるEXPO2025デジタルウォレットにも活用されている。

アプトス(APT)は、Meta(旧:Facebook)のDiemブロックチェーンエンジニアが開発した「Move」言語を用いたレイヤー1ブロックチェーン。並列処理、パイプライン、モジュラー技術により安全かつ効率的なトランザクションの実行を可能としている。

パレットチェーンのガバナンストークンであるパレットトークン(PLT)については、11月下旬より一定の交換期間を設けたうえで、アプトスネットワークのネイティブトークンであるアプトス(APT)への引き換えが行われる予定とした。

引き換え時のレートは、1PLTにつき0.00339139APTとなる予定。なお、引き換えにより取得したAPTは1年間の売却禁止期間が設けられる可能性がある。引き換えについては、各交換業者にて実施される。

各仮想通貨取引所の対応は

2日には両銘柄を取扱うbitFlyerが、HashPaletteから上記の内容の通知を受領し、今後HashPaletteの対応によってはPLT・ELFの取り扱いを継続できないリスクがあることを発表。

主要株主の異動によりPLT及びELFの取扱いに影響が出ないよう対応を求めているが、現時点で明確な対応策が示されていないと述べた。

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【速報】bitFlyer、PLT・ELFの取扱い停止のリスクを告知 HashPaletteの株主変更に伴い

3日にはPLTを取り扱うコインチェックとOKJが対応方針を発表。

コインチェックは、今後のPLTの取扱い方針は現在検討中で、APTへの引き換えについては対応するか否かは現時点で未定とした。「利用者保護を最優先に考えた対応方針」を検討しているという。

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PLTとAPTを取扱うOKJは、交換などについて全面的にサポートするとし、交換レートや条件に関する詳細は、決定次第通知するとした。

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パレットチェーン上のコンテンツの取扱いについて

アプトスネットワークへの移行に伴い、パレットチェーン上で流通するトークンやコンテンツも移行される。

同チェーン上で発行されるパレットトークン(PLT)・エルフトークン(ELF)や流通するNFT、メタバース型ファーミングNFTゲーム『THE LAND エルフの森』などが対象となる。エルフの森については今後アプトスのゲームエコシステムとも連携していく予定とした。

また、EXPO2025デジタルウォレットに関連してパレットチェーン上で発行されているNFTについても順次移行が予定されている。完全移行後は、アプトスネットワークがEXPO2025デジタルウォレットの唯一のブロックチェーンとなる見込み。

アプトスネットワークに移行する理由

HashPaletteは、パレットチェーンのアプトスへの移行の理由について、パレットチェーンが抱える多くの課題解決においてアプトスへの移行が最適解であるとの結論に至ったと説明。

チェーンの移行により、パレットチェーンで構築されるサービスがより高いスケーラビリティとユーザビリティを実現し、グローバルのWeb3市場によりスムーズにアクセス出来るようになるとの観測を示した。

発表に伴い、HashPalette創業者吉田世博氏とAptos CEO兼共同創設 Mo Shaikh氏は以下のようにコメントした。

L1/L2ブロックチェーンが莫大な先行投資が求められる成熟市場に移行しつつあることを踏まえ、グローバルトップクラスのブロックチェーンであるAptos Networkへの移行は私たちのWeb3の社会実装の目標を実現させる最善の打ち手であると考えております。

今後もHashPortは、Aptos Labsと深く連携してチェーン領域での社会実装を推進して参ります。

同時に、来年4月から始まる大阪・関西万博で提供されるEXPO2025デジタルウォレットの成長と、その基盤技術であるHashWallet基盤の普及に経営資源を集中させ、Web3ウォレット領域における社会実装に注力して参ります。

日本市場はAptos Labsにとって重要な市場であり、Palette ChainのAptos Networkへの移行は重要な第一歩です。

Aptosの拡張可能なインフラと世界トップクラスのチームを組み合わせることで、日本のユーザーと開発者はエンターテインメントとデジタル分野における新たな可能性を切り開くことができるでしょう。

私たちは、HashPortとともにWeb3の日本での普及を推進できることを楽しみにしています。

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参考:公式発表

参考:コインチェック

参考:OKJ

coindog編集長
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り

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