「北斗の拳」、初のメタバース展開
株式会社Mintoと株式会社コアミックスは19日、両社で協業しメタバース系ブロックチェーンゲーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」上で「世紀末LAND」のプロデュースを行うことを発表した。今回の取り組みにより、「北斗の拳」として初めてメタバース展開を果たすことになる。
お前はもうメタバースにいる…
ケンシロウがThe Sandboxでも大暴れ 👊
✅ 北斗の拳がThe Sandboxと提携🤝
✅『世紀末LAND』を開発中🏗️
✅ アバターや装備品のNFTの計画詳細はコイツを見ろ!ほあたたたたーっ!https://t.co/tNvVqFiJ11@coamix_official #TheSandbox #北斗の拳 #メタバース pic.twitter.com/hLeHgWQKUq
— 【公式】The Sandbox (ザ・サンドボックス) (@TheSandboxJP) January 19, 2023
「北斗の拳」は、1983年~1988年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載された、原作:武論尊氏・漫画:原哲夫氏による人気漫画。核戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿が描かれる。
全世界累計発行部数は1億部を突破、2023年9月に40周年を迎える。
今後の展望は
The Sandbox内に建設予定の仮想土地「世紀末LAND」は、「圧倒的なディストピアを体験できる空間を目指し、世界中のプレイヤーに『北斗の拳』の世紀末的な世界観を感じてもらえるようなアトラクションやイベントを準備していく予定」とした。
また、LANDでの体験に没入できるように趣向を凝らしたNFT(非代替性トークン)の制作および販売も実施される。
Mint社はブロックチェーンゲーム「CryptoCrystal」や「The Sandbox」上で自社キャラクターなどのNFT展開を手掛けるなど様々なIPホルダーのNFT/メタバース展開をプロデュースしている企業。The Sandboxでの制作ノウハウを有することから今回の提携が実現した。
コアミックス社は「北斗の拳」や「シティーハンター」をはじめとした漫画作品の出版事業および著作権管理事業などを行う企業。2021年に「⽉刊コミックゼノン」をはじめとした出版事業などを行う株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズと合併した。
The Sandboxとは
The Sandboxは香港を拠点とするブロックチェーン開発企業アニモカ・ブランズが開発するメタバース世界を舞台としたブロックチェーンゲーム。ゲーム内通貨のSANDは、ゲーム内でNFT化された仮想土地やアイテムの売買などに使用される。
なお、SANDは現在国内取引所ではコインチェックで取り扱われており、20日にはbitbankも取扱い予定を発表した。
関連記事:bitbank、ザ・サンドボックス(SAND)上場へ
参考:公式発表1
参考:公式発表2