『キャプテン翼』のBCGがリリース

株式会社Thirdverseと、KLab株式会社の子会社でWeb3関連事業を行う株式会社BLOCKSMITH&Co.は12日、サッカー漫画『キャプテン翼』のIPを活用したブロックチェーンゲーム『キャプテン翼 -RIVALS-』のサービス開始を発表した。

『キャプテン翼』は、高橋陽一氏にが描くサッカー漫画。1981年より集英社「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタートした。国内のみならず、世界20言語に翻訳され、海外でも数多く出版されている人気作品だ。

國光宏尚氏率いるThirdverse社を中心とする企業グループは、世界で通用する「VR×メタバース」の実現をビジョンに掲げており、日米にスタジオを持ち、VRゲーム開発を進めている。

また、同グループは2022年4月にBLOCKSMITH&Co.とWeb3及びブロックチェーンゲームの開発・運営に関する基本合意契約を締結。東証一部上場企業のKLab株式会社は、ラブライブやBLEACHなどの人気ソーシャルゲームを開発する企業だ。

ゲーム内容

出典:株式会社Thirdverse

『キャプテン翼 -RIVALS-』は、原作『キャプテン翼』に実際に登場する選手達をNFT(非代替性トークン)で育成し、他のプレイヤーと対戦できるブロックチェーンゲーム。原作を完全再現した「ライバルモード」および、選手やサポートキャラクターでオンライン対戦ができる「PvPモード」の2つのゲームモードがある。

各選手のNFTには、ゲーム内で再生される必殺技3D動画と音楽家の大沢伸一氏が手掛けるジェネラティブBGMが付属する。

同プロジェクトはPolygon、OKX、YGGなどのブロックチェーン企業や同タイトルの主人公「大空翼」が所属するチームと同名の社会人サッカークラブ南葛SCとパートナーシップを締結。公式アンバサダーには、プロサッカー選手の長友佑都氏、アンドレス・イニエスタ氏が就任している。

今回の発表に際し、『キャプテン翼 -RIVALS-』プロデューサー藤好俊氏がコメントを寄せている。

『キャプテン翼 -RIVALS-』プロデューサーの藤好です。『キャプテン翼 -RIVALS-』は、ブロックチェーンゲームに遊び慣れている方にも、初めて遊ぶ方にも楽しんでいただけるよう、できる限り簡単に遊べること、そしてプレイ時間がかかりすぎないことを考えてシンプルな設計にしています。

キャラクターを育成したり、組み合わせてチームにすることによって、シンプルだけど、工夫によっては深くなる、そんなゲーム体験を目指しています!!よろしくお願いいたします。

ゲームの始め方

『キャプテン翼 -RIVALS-』は招待制のため、ゲームを始めるためには招待コードと、少なくとも1つの選手NFTが必要となる。

招待コードは、すでにゲームに参加してる人から直接招待コードをもらうか、公式Discordの招待コード共有チャンネルにて招待コードを獲得するかの2通りの入手方法がある。選手NFTは、ゲーム内のマーケットプレイスで購入可能。

2022年10月18日のサービス発表以降、65,000人以上のコミュニティメンバーが存在するが、その中から選ばれた応募者に初期招待枠とゲームプレイ用NFTがプレゼントされた。

その初期ゲームプレイヤーを対象とした、ゲームを有利に進めることができるキャンペーン実施も併せて発表された。詳細はこちら

  1. Rival Scout Race
  2. 【期間限定】Minting Item Giveaway Event
  3. #KickoffTsubasaRivalsキャンペーン

ロードマップ

公式サイトに掲載されているロードマップによれば、2023年第一四半期にガバナンストークンのIEOを、第二四半期には新モードの実装およびマルチチェーン対応を目指している。

出典:公式サイト

関連記事:スクエニの年頭所感、今年中に複数のブロックチェーンゲームを発表か

参考:公式発表

参考:CoinPost

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