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エルフトークン(ELF)活用の『THE LAND エルフの森』に不具合
株式会社HashPaletteと株式会社bitFlyerは25日、2月にbitFlyer IEOにて販売を実施したエルフトークン(ELF)について、同トークンが活用されるNFT(非代替性トークン)ゲーム『THE LAND エルフの森』にて不具合が発生していたことを発表した。
2月26日にローンチされた同タイトルでは、同日よりゲームにログインできない、ゲームで使用できる NFT(ランドNFT)とゲームとの接続が解除されるなどの不具合が発生していた。
X(旧Twitter)では、同日よりログインできないなどの重大な不具合が発生していることについて多くのユーザーより不満の声が上がっていることが確認された。また、ローンチからしばらく経過した数日前においてもゲームにログインできないなどの声が多数見られた。
HashPaletteは、こうした不具合はサーバーへの同時接続が想定以上であったこと、サーバー負荷分散が正常に機能しなかったこと、NFTの認証機能が正常に機能しなかったことに起因していたと説明。本日時点で、これらの重大な不具合は改修済みであると報告している。
対象事業の業績への影響については現在精査中であり、今後、公表すべき事項が生じた場合には、速やかに報告すると付け加えた。
なお、IEOを実施したエルフトークン(ELF)について、3月31日までにbitFlyerの取引所サービス(板取引)にて取り扱い予定とされているが、現時点で具体的な上場日程は発表されていない。
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エルフトークン(ELF)上場前にくすぶる火種
bitFlyer初のIEOでは、2月20日に申し込み受付終了した後、21日に抽選・トークン付与が行われる予定だった。しかし、21日夜に「協議中の事項があるため」として急遽抽選の延期が発表され投資家から批判の声が上がった。
その後、22日夜に同日より抽選および当選者へのトークン付与を順次実施する旨と、事前発表では記載のなかったロックアップ条件を設けたことが発表された。
発表によれば、bitFlyerが保有する4千万ELF(総発行数の4%)を、A・B・C・Dに4等分し、それぞれ売却制限の条件を設定。また、トークンの発行体であるHashPortやグループ会社、関連会社が保有する1.6億ELF(総発行数の16%)などについても売却制限が設けられた。
ロックアップの設定によりELFトークンの売り圧低下が期待されるところであるが、IEOの申し込み受付終了後に預けた資産がロックされた状態でトークン付与の延期を急遽発表したことが、プロジェクトや運営に対する心象を損ねた事実は否めないだろう。
今回発表されたゲームの不具合発生の報告も合わせて、投資家は総合的に投資判断する必要がありそうだ。
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参考:bitFlyer公式発表