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GMOコインのIEO第2弾NACを解説

大手国内暗号資産(仮想通貨)取引所を中心に、IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)の事例が蓄積されつつある中、GMOコインが2024年12月に2度目のIEOを実施しました。

IEOとは、企業やプロジェクト暗号資産を活用した資金調達を行うことを目的とし、発行したトークンの販売を暗号資産交換業者に委託する仕組みのこと。交換業者が主導しトークン販売や上場を実施します。

GMOコインによるIEO第2弾の対象となったのは、NOT A HOTEL DAO株式会社が発行する「NOT A HOTEL COIN(NAC)」

同社の親会社であるNOT A HOTEL社が手掛けるハイエンドな別荘「NOT A HOTEL」やDAOの運営などに活用されるトークンです。国内IEOでは初となるRWA(現実資産)銘柄でもあります。

本記事では、GMOコインによるIEOの概要、第2弾NACのIEO結果、プロジェクト詳細について解説します。

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以下は、国内取引所のIEO銘柄を実施予定のものを含め網羅した記事です。併せてご覧ください。

国内取引所のIEO予定銘柄まとめ、躍進する仮想通貨はどれ?

    目次

  1. NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEOを行うGMOコイン
    1. 1-1 NOT A HOTEL COIN(NAC)発行体のNOT A HOTEL DAOとは
    2. 1-2 NACで宿泊できるNOT A HOTELとは
  2. GMOコインIEO第2弾:NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEO結果
    1. 2-1 NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEOの注意点
  3. GMOコインIEO第2弾:NOT A HOTEL COIN(NAC)とは
    1. 3-1 NACのレンディングでNOT A HOTELに宿泊
    2. 3-2 NACの割り当て
    3. 3-3 運営によるNACのバイバック(買戻し)
  4. NOT A HOTEL COIN(NAC)を活用するNOT A HOTEL DAOとは
    1. 4-1 NOT A HOTEL DAOの始め方
    2. 4-2 NOT A HOTEL DAOのロードマップ
  5. GMOコインIEO第2弾:NOT A HOTEL COIN(NAC)まとめ

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1.NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEOを行うGMOコイン

出典:GMOフィナンシャルホールディングス株式会社

GMOコインは、東証プライム上場のGMOインターネットグループ傘下の企業です。

ネット証券・ネット銀行などを運営するグループ企業群を傘下に置くGMOフィナンシャルホールディングスで培われた金融サービスのノウハウが活かされており、ユーザー数やサービスの質において国内屈指の暗号資産取引所と言えます。

IEOへの参加の流れとしては、アプリや公式サイト上から申し込みを行い、申込受付終了後に資金拘束、抽選を実施し、当選者にトークンの割当てが行われます。ただし、NACのIEOでは、購入分の90%はロックアップ(売却と外部への送金の制限)され、段階的に解放されるため注意しましょう(詳細は後述)

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1-1 NOT A HOTEL COIN(NAC)発行体のNOT A HOTEL DAOとは

出典:NOT A HOTEL DAO株式会社

NOT A HOTEL DAO株式会社は、NOT A HOTEL社の完全子会社として2023年7月に設立された企業です。

同社が手掛ける「NOT A HOTEL DAO」は、ユーザーがNACの保有を通じてDAO(自律分散型組織)に参加し、既存のNOT A HOTELや開発用の土地を保有・運用するプロジェクト。「NOT A HOTELをみんなで保有して、みんなで利用できる仕組み」の構築を目指しています。

親会社のNOT A HOTEL社は、世界的な建築が手掛けるデザイン性と快適性を追求したハイエンドな別荘「NOT A HOTEL」を提供する企業として、2020年4月に設立されました。

2024年1月にはNOT A HOTELのセカンダリー取引プラットフォームを提供を予定する新会社NOT A HOTEL2nd株式会社(旧:株式会社ロケットメイカーズ)の設立を発表しています。

1-2 NACで宿泊できるNOT A HOTELとは

出典:NOT A HOTEL株式会社

「NOT A HOTEL」は、世界的な建築家やクリエイターが手がけるデザイン性と、IoTなどテクノロジーによる快適性を両立した高級志向の別荘。

ホテルとしても運用できる住宅で、現状は「メンバーシップNFT」というNFTの保有者が利用できます。物件を自宅や別荘として利用するかホテルとして貸し出すかをアプリ上から切り替えられます。

出典:ホワイトペーパー

以下は販売中の拠点や今後販売予定とされる拠点の分布です。東京・神奈川・北海道などへの新拠点の設立予定が明かされています。

出典:NOT A HOTEL株式会社

2.GMOコインIEO第2弾:NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEO結果

出典:NOT A HOTEL株式会社

GMOコインは2022年5月に、サッカーJ2リーグに加盟するFC琉球が発行するFCRコイン(FCR)のIEOを実施。同取引所のIEO第二弾はNOT A HOTEL DAOが発行する「NOT A HOTEL COIN(NAC)」です。

2024年10月~12月に申し込み受付が行われたNACのIEOでは、目標調達額の20億円を超える20.7億円の申込みがありました。20億円の調達は国内IEOでは最高額です。ただし、200~300億円の申込みがあった国内大手取引所コインチェックのIEOと比較すると見劣りすることは否めません。

NACのIEOの申し込み総額が目標額と大差がなかった要因としては、IEOによる抽選販売分のNACにロックアップが設けられていたためと考えられます。

GMOコインに上場後は急騰し、一時は公募価格1000円の3倍となる3000円を超えました。執筆時点では2000円付近を推移しています。

出典:GMOコイン

NACの上場後にローンチしたNACのレンディングにより別荘の宿泊権が得られる「NOT A HOTEL DAO」では、初回募集分の宿泊権がすぐに完売しており、価格形成とサービス利用の両面で一定の成功を収めたと言えるでしょう。

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2-1 NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEOの注意点

なお、IEO参加者が購入したNACは、購入数量に関わらず一律で90%がロックアップ(売却と外部への送金の制限)されます。

ロックアップ期間もレンディングとNOT A HOTEL DAOを通じた支払いは可能。ロックアップされた先行購入者のNACは、IEO実施の翌々月から毎月15%ずつ6カ月かけて段階的に解放されます

また、NACは発行上限がなく、2025年夏を目途に計画されている2度目のIEO実施時に新規発行される可能性がある点にも留意する必要があります。

以下はNACのIEOとトークンの価格形成に関して、有識者がX(旧:Twitter)で分析した投稿です。

3.GMOコインIEO第2弾:NOT A HOTEL COIN(NAC)とは

出典:NOT A HOTEL DAO公式サイト

NOT A HOTEL DAOのプロジェクトに使用されるNACは、イーサリアム(ETH)チェーン上で発行される暗号資産で、NOT A HOTELにおける宿泊費の支払い、レンディングなどの用途があります。

また、NACの保有者は下記の特典やサービスを利用できるようになります。

  • メンバーシップの獲得:NOT A HOTEL DAOのメンバーになれる
  • 宿泊の権利:一定数量のNACをレンディングする(預ける)ことで、NOT A HOTELに宿泊する権利が得られる。NACの消費で宿泊の権利の購入も可能
  • 支払いに利用:NOT A HOTEL内での付帯費や管理費などの支払いにも利用可能
  • 特典と機能:定期的にNACの保有状況に応じて宿泊権が当たるキャンペーンや、投票機能など特典が提供される

NOT A HOTELは当初、共有持分を所有し毎年30泊できるシェア購入という形でサービスを提供していましたが、2022年に毎年1泊の利用権が得られる「メンバーシップNFT」を販売し利用権の分割と流動性向上を図りました。

出典:ホワイトペーパー

メンバーシップNFTはコインチェックが運営するNFTマーケットプレイス「コインチェックNFT」で取引できます。コインチェックNFTの利用にはコインチェックでの口座開設が必要です。

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今回、NACを発行し宿泊費の支払いに活用することで権利をさらに分割し1泊単位の利用が可能になります。今後ユーティリティを拡大し、NOT A HOTEL利用時の食事代や、各拠点間の移動に使用されるレンタカーやヘリ、クルーズの利用料などにも使用できるようになるといいます。

なお、NACのIEOでの販売価格は1NAC=1000円ですが、取引所での価格が1000円を下回った場合でも、実質1000円相当での支払いが可能となる特別割引施策や、保有数と保有期間に応じて宿泊権が当たるキャンペーンの実施も予定されています。

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3-1 NACのレンディングでNOT A HOTELに宿泊

出典:NOT A HOTEL DAO公式サイト

NACをNOT A HOTEL DAOに一定枚数以上レンディングする(預け入れる)とNOT A HOTELの宿泊券が付与されます。預けたNACは1年後に返還されるため、毎年、実質無料で泊まることができます

以下は宿伯できる別荘の一部とそれぞれの別荘での宿泊に必要とされるNACのレンディング枚数です。IEO実施を記念し、12月31日まで35%以上お得な価格になっています。

出典:NOT A HOTEL DAO公式サイト

3-2 NACの割り当て

出典:ホワイトペーパー

NACの初期分布はIEOに参加したユーザーが80%を占め、プロジェクト運営のための保有分を除き社内外関係者への事前販売や配布は行われません。

過去のトークンセールの事例と比較しても、ユーザーへの割り当てが多いため公平性が保たれているといえるでしょう。

3-3 運営によるNACのバイバック(買戻し)

出典:ホワイトペーパー

NOT A HOTEL DAOは、所有するNOT A HOTELの運用収益などを原資とし、市場に流通するNACをバイバックしたうえでバーン(焼却)します。

バーンすることによりNACの流通量が減少し、希少性が高まりやすくなるメリットがあります。

バイバックの実施率は、現時点では未定ですが毎年方針を開示するとしています。

4.NOT A HOTEL COIN(NAC)を活用するNOT A HOTEL DAOとは

出典:NOT A HOTEL DAOホワイトペーパー

NOT A HOTEL DAOは、「みんなでNOT A HOTELを保有し、みんなで利用できる仕組み」を提供するWeb3プロジェクト。

同社はユーザーから集めた資金でNOT A HOTELの所有権を取得し、ユーザーはNACの保有を通じてDAOに参加することで現実世界の資産(RWA)であるNOT A HOTELを利用できるようになります。

集まった資金は物件購入だけでなく、新たなNOT A HOTELの拠点となる土地の購入にも充てられます。そこで生まれる開発収益は、NOT A HOTEL DAOが保有する物件の管理やレンディングの利息、サービスの運営の資金として運用されます。

4-1 NOT A HOTEL DAOの始め方

NOT A HOTEL DAOに参加するには、以下の2つの手順を踏む必要があります。NOT A HOTEL DAOプロジェクトのローンチは2024年12月13日に予定されています。

出典:NOT A HOTEL DAO公式サイト

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4-2 NOT A HOTEL DAOのロードマップ

プロジェクトのロードマップは以下の通りです。

出典:ホワイトペーパー

5.GMOコインIEO第2弾:NOT A HOTEL COIN(NAC)まとめ

GMOコインのIEO第2弾プロジェクト「NOT A HOTEL COIN(NAC)」について、IEOスケジュールやトークンの特徴、NOT A HOTELおよびNOT A HOTEL DAOのプロジェクト概要などを解説しました。

重要ポイントをまとめると、以下の通りです。

  • GMOコインが2024年12月に2回目となるIEO対象に選んだ暗号資産は「NOT A HOTEL COIN(NAC)」
  • IEOの抽選申し込みに参加するには、GMOコインでの口座開設が必要
  • NACのIEOの目標調達額は20億円、申し込み受け付けは開始されており12月7日に抽選実施
  • IEO参加者が購入したNACは、購入数量に関わらず一律で90%がロックアップされる点などに注意
  • NACは、NOT A HOTEL DAOに活用される暗号資産であり、「NOT A HOTEL」の宿泊費の支払いなどの用途がある
  • NOT A HOTEL DAOは、「みんなでNOT A HOTELを保有し、みんなで利用できる仕組み」の構築を目指すWeb3プロジェクト

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参考:公式発表

参考:NOT A HOTEL DAOホワイトペーパー

coindog編集長
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り

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