DMMグループがステーブルコイン発行へ
株式会社DMM Crypto、合同会社DMM.com、Progmat, Inc.は23日、ステーブルコイン(以下、SC)の発行・管理基盤「Progmat Coin(プログマコイン)」基盤を活用し、改正資金決済法に準拠した新たなSCの発行に向けた共同検討開始を発表した。
DMMグループ×Progmatの「エンタメ経済圏×ステーブルコイン(SC)」協業について、
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— 齊藤達哉|Progmat(プログマ) (@tatsu_s1203) August 23, 2024
共同検討を通じて発行するSCは、DMMグループが推進するブロックチェーンプロジェクト「Seamoon Protocol」で発行される暗号資産(仮想通貨)「SMP」と合わせて一体的に活用することで、トークン経済圏拡大およびSMPの価値上昇に寄与することを目指すとしている。
Progmat Coinを活用することで、国内規制に基づき、より利用者保護が図ることが可能な方式でSCを発行できるという。独自SCの発行は2024年度内を目標とし、テストネット上で発行・検証を開始するとした。
ステーブルコイン発行の目的と構想
DMMグループは、ブロックチェーンゲーム、NFT(非代替性トークン)プロジェクトなどのweb3事業展開を目的とし、2023年1月にDM2C Studio(現:株式会社DMM Crypto)を設立、同年12月にはweb3プロジェクト「Seamoon Protocol」のホワイトペーパーを公開している。
Seamoon Protocolは、DMM Cryptoが提供する独自のトークンを含む異なる種類の通貨・アセットを組み合わせたマルチチェーン上のデジタル経済圏構想。DMMグループの特長である広範なエンタメサービス群を擁するプラットフォームとして、経済圏内の決済手段であるトークン「SMP」の段階的なユースケース拡張を想定している。
一般的に、仮想通貨は柔軟な発行や流通が可能である一方、価値の安定が難しいという特性がある。Seamoon Protocolでは、共同検討を通じてこの安定性をカバーし、経済圏の発展と安定を同時に実現することを目指す。
同プロジェクトでは、「SMP」の価格安定化施策を3つのフェーズに分けて実施予定。フェーズ1では、発行体であるDMM Cryptoの事業収益の一部を、「Progmat Coin」基盤を用いて発行したSCに換金して、ブロックチェーン上にプールする。
フェーズ2では、DMM Cryptoに加えてDMMグループ企業間の決済手段としての活用、DMM Cryptoと取引先企業間の決済手段としての活用、DMM Cryptoから取引先企業への「SMP」貸与の返済手段としての活用などにより、利用シーン拡大を図る。
フェーズ3では、ホワイトリスト登録済みの取引先企業間の決済手段としての活用や、ゲームプレイヤーなど本人確認済みのユーザーによる決済手段(クレジットカード決済の代替)としての活用などにより、決済手段としての普及を視野に入れる。
新ステーブルコインのスキーム
DMMグループが想定する具体的なスキームは以下の通り。
- 電子決済手段類型:3号電子決済手段(特定信託受益権)
- 発行依頼者(委託者):DMM Crypto
- 発行者(受託者):別途公表
- 裏付資産(預金)運用先:任意の金融機関
- 裏付通貨種類:円貨建てステーブルコイン及び外貨建てステーブルコイン
- 接続ブロックチェーン:イーサリアム(ETH)のほか、複数チェーンへの拡張を想定
参考:公式発表
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り