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四国全域でWeb3イベント「NEO四国88祭」開催へ

共創DAO合同会社は31日、四国各地の企業や行政機関などと連携し、ブロックチェーンをはじめとするWeb3技術を活用した地域創生を目的とする大規模イベント「NEO四国88祭」の開催予定を発表した。11月30~12月31日の期間に開催される。

第一弾となる今回は「プレイベント」という位置づけで、2025年初夏の開催を予定する本イベントに向け試験的に開催。同イベントではカルダノブロックチェーンおよびカルダノ上で発行される暗号資産(仮想通貨)が使用される

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NEO四国88祭とは

「NEO四国88祭」は、四国4県の地域リーダーたちが集結し、「それぞれの地域の魅力を最大限に活かした体験型プログラム」を提供するイベント。

参加者は四国全土に広がる27種類の体験から好きなものを選び四国の旅を楽しむことができるという。プログラムは、小豆島のオリーブ農園「オリーヴの森」におけるオリーブの果実の収穫体験、高松市で開催される盆栽×Web3×地方創生をテーマとするトークイベントなど多様なジャンルが用意されている。

出典:「NEO四国88祭」公式パンフレット

イベント名にある「88祭」は、四国にある弘法大師(空海)ゆかりの88か所の霊場を巡礼する旅である「八十八ヶ所巡り」が由来となっている。コロナウィルスがもたらした世界的なパンデミックが去った今、今一度四国の持つ魅力を多くの人に伝えることを趣旨としている。

2024年夏に開催予定の同イベントの本開催ではカルダノブロックチェーンの活用が予定されるが、今回の開催でも地域トークンシステムの実証実験を行うという。

イベントの開催に伴い、共創DAOは行政、企業、地域住民を巻き込んだDAO型の新たな共創関係の構築を図る考えだ。すでにNTT西日本香川支社を含む民間企業、香川県高松市・徳島県吉野川市などの行政機関と連携およびDAOによる共創関係を開始しているという。

将来的には、88名を超える地域リーダーと連携しより多くのステークホルダーを巻き込み、DAOによる意思決定のもと、四国全体の活性化に貢献できる持続可能なイベント運営を目指すとした。

カルダノチェーン採用の背景

共創DAOは、同プロジェクトの実現に向け、カルダノチェーンを運営するCardano財団が設ける助成金制度に応募し採択された。

FCバルセロナなどを抑えての採択および助成金約1.4億円の獲得により、国内外で話題となった。

カルダノは、イーサリアム(ETH)の共同創設者チャールズ・ホスキンソン氏が考案したブロックチェーン。ブロックチェーンの課題とされるスケーラビリティ(処理速度)、相互運用性、サステナビリティ(持続可能性)の解決を目的とする。

コンセンサスアルゴリズムにPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しているほか、学術的なアプローチに基づく設計と外部機関による監査による信頼性の担保などを特徴とする。カルダノ上では仮想通貨エイダ(ADA)が使用される。

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参考:公式発表

参考:NEO四国88祭公式サイト

coindog編集長
仮想通貨ブロガー/投資家
早稲田大学卒|元業界関係者で現coindog編集長🐶|2020年から仮想通貨投資を開始|大手メディア3社で編集者・キュレーターとして従事→独立|趣味は投資・筋トレ・音楽鑑賞・ラップバトル観戦・コーヒー屋さん巡り

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