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コインチェック、USDC発行の米Circle社と提携
暗号資産（仮想通貨）取引所を運営するコインチェック株式会社は27日、USDCを発行するCircle Internet Financial, LLC（以下、Circle）と日本市場におけるUSDCへのアクセス拡大を目的とした提携を行うことを発表した。
USDCは、現金および現金同等資産に100％裏付けられており、米ドルと1対1で交換できるステーブルコイン。時価総額は、約270億ドル（約4兆円）で、うち240億ドル（3.6兆円）が市場に流通している。
2023年6月3日に改正された改正資金決済法により、日本では世界に先駆けステーブルコインの規制が定められており、ステーブルコイン普及の土壌が整備された。
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コインチェックでのUSDC取扱いは
コインチェックによるUSDCの取扱いは、資金決済法に基づき電子決済手段等取引業の登録を取得することが条件となる。
同社は「国内No.1ユーザー数の暗号資産取引サービスが誇る使いやすいUI・UXやプロダクトの設計思想を、USDCの取扱いにも生かしてゆく」と述べ、「コインチェックによるUSDCの取扱いが、今後のクリプト関連業界のさらなる発展に資するよう、スピード感をもって、プロダクトのUI・UXのすべてにおいて高い水準で実現することにこだわりながら、このプロジェクトを推進していく」とし、USDC上場について早急な実現を目指す方針を示した。
2023年11月、コインチェックに先駆け、SBIホールディングス株式会社はCircleと包括的業務提携に向けた基本合意書締結を発表している。業務提携により、両社は日本国内におけるステーブルコインUSDCの流通、Circle社の銀行口座開設、Circle社のWeb3関連サービスの普及を目指すとしていた。
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参考：公式発表