「Oasis」の独自NFT
コインチェック株式会社は9日、同社が運営するNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」にて、メタバースプロジェクト「Oasis」が発行するNFTを2023年春に販売することを発表した。
Oasisはコインチェックが開発する「2035年の近未来都市」をコンセプトにしたメタバース×NFTのコミュニティ拠点。メタバース都市「Oasis TOKYO」「Oasis KYOTO」「Oasis MARS」をそれぞれ「The Sandbox」「Decentraland」「Otherside」の仮想土地上に建設している。
同NFTは第一弾のユーティリティとして「Oasisコミュニティ」へのアクセス権が付与される。時期や価格などの販売情報の詳細や今後付与されるユーティリティについての情報はOasis公式Twitterにてアナウンスされる。
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Oasisの3つのプロジェクトについて
「Oasis TOKYO」はコインチェックが2022年1月に発表した、メタバースゲーム「The Sandbox」上の同社保有分の仮想土地「LAND」にメタバース都市を建設するプロジェクト。
「2035年の近未来都市」をコンセプトとし、日本をイメージした街並みの中に、美術館やステージなどのイベント施設を設置。アーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場としての機能を持たせると説明していた。
「Oasis KYOTO」は、同社が2022年3月に発表した、メタバースゲーム「Decentraland」上の同社保有分の仮想土地「LAND」にメタバース都市を建設するプロジェクト。
「2035年の近未来都市」をコンセプトとし、日本の古都をイメージした街並みに神社仏閣を建設し、ファッションや音楽、アートを中心とした多彩なイベント施設を設置。「Oasis TOKYO」と同様、アーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成としての利用を想定していると説明する。
「Oasis MARS」は、Yuga LabsとAnimoca Brandsがプロデュースするメタバース「Othsrside」上の同社保有分の仮想土地「Otherdeed」にメタバース都市を建設するプロジェクト。
同社はそれぞれの仮想土地のNFTを「Coincheck NFT(β版)」にて販売している。
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参考:公式発表